2008/11/28(金)10:01
帯広 COFFEE 淡々
私がコーヒー好きになったのはあるFCの店長をやっていて、
色々学んでいる内に魅力に嵌ったのがきっかけ^^
そして帯広である喫茶店に入り、そこのマンデリンを頂いて、
更にコーヒーの奥深さを知ったのです。
そんな私の思い出の喫茶店がここ淡々さんです。
久々ですわw
もうですねーこの看板は、
私が初訪した約10年前からそのまんま(笑)
道端のプランターやなんかはママさんの趣味でやられている。
いつも華やかで彩色豊かな店前で、道行く人の癒しになっているのでは?
入ると、そこは昭和の匂い。
廻りが劇的に変化した時代にも変わらず、だ。
カウンターには少し年取ったママさん。
娘さんも時々顔を現すのを何度かみた事がある。
「汚くてごめんなさいね(汗)」と恐縮するママさんだけど、
私はこの薄汚れた(失礼)雑多なところが落ち着くのです。
コーヒーチケットの棚やメニューも
共に歳をとっているのだな。
食事や軽食メニューも存在するが、
私は正直その現物を一度も拝見したことがない。
きっとあるんだろうな、気になってきた(笑)
そして一際年季の入ったカウンターの端上にあるコレ。
「これバスの中吊りだったのよ^^ほんと最初の頃に出していたのね~」
そしてテーブルゲーム。
といっても現役なのは一台だけだったかな?
カウンター横の奥の席が現役だったはず。
あとは普通のテーブルとして再利用?されている^^
私はカウンターに座る。
大体は私、ここでは窓際のテーブル席で
文庫片手にのんびりしているのだけれど。
もうどれも古惚けているでしょww?
いいのいいのココは。
そしていつものマンデリン。
正直云うと最初の頃の味の驚きはない。
その後私も色々コーヒーを嗜んできたし、
ここより好みのマンデリンも当然ある。
でもね、やはりここではマンデリンなのです。
それは揺るがないんだなー。原点だから。
そして現役を退いた水出し抽出器。
初訪の時はコレをみた時「おー!」と心躍ったものだ。
しかしその当時から"飾り"として鎮座していた。
残念だなー(泣)これ私に譲ってくれないかしら(笑)?
ここではお客さんそれぞれ好きな過ごし方をする。
窓際のテーブルで将棋を指すご老体達。
仕事の書類を捲るサラリーマン。
ママさんと談笑する常連さん達。
一人小説の世界に浸る私のように。
ここ淡々で心のリセットする方々も少なくないだろう。
開業してから約30年、窓際の景色も全然変ったという。
「昔(鉄南)は喫茶店も多くあったのよ」とママさん。
今年も市内の喫茶店と呼ばれるお店の閉店が相次いでいる。
これも時代の流れというものなのか。でもね。
ママさん出来る限り続けて下さいネ♪
もう建物自体はご老体ですけどww
貴方にもそんな思い出の喫茶店ございませんか^^?