リノベーションの設計で最も重要な「風」のコントロール
今日はリノベーションの話。以前住んでいたのは、いわゆる田の字型のマンションでした。北側の中心に玄関があり、廊下の左右に個室。個室の窓を開けていても風の通りが悪く、玄関を開けた瞬間にビューっと風が通るので、すごくもったいないなあとずーーーっと思っていました。風って、90度の角度を曲がるのはあんまり得意じゃないんですね。で、リノベーションする時は、風が通り抜け、空気が澱むところがない家を目指しました。寝室の窓から・・・リビングの窓まで一直線。・・・っていうところまでは、前にも書いたことがあったと思いますが。。。寝室から見て、向かって左側の洗面所、の、上の部分。抜けてるのが分かるでしょうか??20センチほど開いてまして、お風呂上りにドライヤーかけたりした時に湿気がこもらないようにしています。なので、お風呂上りも洗面所のガラスが曇ることはほとんどありません。夜はこんな感じ。で、洗面所の奥はバスルーム。ここも、まっすぐ風が抜けるように、リビング側にインナーサッシをつける設計にしています。お風呂場には、二ヶ所の窓があるので、リビングに湿気を入れたくない時は、こちらを全開に。風のない日は、サーキュレーターで強制換気。あっという間に乾きます。サーキュレーターをつけていなくても、カーテンがそよぐくらい風が通ります。風が通り抜けない唯一の部屋が、キッチン脇のゲストルーム。こちらも空気がこもらないように、開閉できる窓を4つ設置しました。風通しを計算して作ったこの家は、夏本当に涼しくて、今年の夏は夜エアコンつけて寝たのはほんの数日でした。しかし窓が多く、屋上への吹き抜けもある我が家。これからの季節は寒さとの戦いです。。。工夫しながら今年の冬も乗り切りたいと思います。リノベーションを楽しもうにほんブログ村にほんブログ村 更新のない間もクリックいただき、ありがとうございます^^