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2006.09.25
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カテゴリ:私の新人時代


 編集者は、いろいろな事に興味関心を持つ、いわゆる好奇心が旺盛であることが大切なのですがその好奇心には、モノや事だけではなく、 “人” も含まれています。 「編集者の仕事は人と会うことから始まる」 と言っても過言ではありません。 そのため、自然と付き合いも多くなるのですが、その中には当然のことながら、お酒の席も含まれます。 

 これは至極当り前のことかもしれませんが、私の場合は、著者の方と飲むというのが一番多くて、予めお店を予約しておくような形の接待もあれば、著者と話をしているうちに、話の流れでそのまま飲み屋さんに、 なんて場合もあります。 でもこれは編集者に限ってのことではなくて、 社会人であれば、よくある形だと思います。

 普段とはまた一味違った著者の姿を見ることができるということもありますが、 (誤解を恐れずに言えば) お酒を交わすことで互いに本音で語ることができたりすることもあるし、時には、著者の口から思わぬ企画のヒントを得ることができることもあります。 もちろん、 著者との場合だけではありませんが、常にアンテナを張り巡らしている編集者にとっては、お酒の席は貴重な情報源とも言えると思います。

 もしかしたら、 編集者を目指している皆さんの中には 「私はお酒に弱くて ・・・」 と気にしている人がいるかもしれません。 確かに、お酒は飲めないよりは飲めた方がよいとは思いますが、それをネガティブに考える必要はないと思います。

 実は、私はお酒がほとんど飲めません。 飲むと気持ち悪くなるというよりも、寝てしまうのです。 大学時代から、ジョッキではなくコップ1杯のビールで寝てしまうような状態だったので、新人時代はお酒の席で失態をしてしまうこともありました。

 上司と2人で初めて著者を接待したときのことです。 あろうことか、私は著者を目の前にして、あぐらをかいたまま寝てしまったのです。 それに気づいた上司が私の背中をピシッと叩いて、 「すぐに顔を洗ってきなさい」 と言ったことを、いまでも鮮明に覚えています。 あのときは本当に恥ずかしかったですし、著者の方には申し訳ないことをしてしまったと思っています。

 以前より少しは飲めるようにはなったものの、今もお酒に強くはありません (中ジョッキ1杯で眠気が襲ってくるほどです) 。 そこで私は、 自分が飲めないのであれば、せめて相手の人が楽しくお酒を飲めるような雰囲気を作ろうと考えるようになりました。 そのためには、自分の中にいろいろな引き出しを持っておかなければなりませんが、編集者であれば、決してできないことではないと思います。 

 お酒に強くないのであれば、最初に、「お酒にあまり強くなくて」 ということを言うことも大切だと思います。 もちろん、 時には、 勧められて少し無理して飲まなければならないこともあるでしょうが、なるべく、場の雰囲気を盛り上げる役にまわるのがよいのではないでしょうか。 

 苦手に思っているものも、考え方 (取り組み方) 次第で、自分のペースにもっていくことができると思います。







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Last updated  2006.09.26 01:48:03
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