久しぶりのパソコンショップ巡りで
愛用のノートパソコンがついに壊れてしまって、 久しぶりにパソコンショップ巡りをしました。 自分が求める機能は予め決まっていたので、あとはデザイン、価格、サービスなどで決めればよいかと思っていたのですが、陳列された膨大な商品と、そこに示されたわずかな商品情報を前に、いったいどれを購入するのがベストなのか、悩んでしまいました。 皆さんも、何かを購入するとき、泊まるホテルを決めるとき、食事場所や飲む場所を決めるときに、ネットでユーザーの声を参考にすることが多いと思います。 もちろん当然のことながら、人によって好みが分かれたり、感じ方も違うので、そうした声をすべて鵜呑みにするのは問題かもしれませんが、 (その点を踏まえた上で) 私も必ずと言っていいほど、そうした声を参考にしています。 今回も、事前にネットでユーザーの声を見てからお店を回ったので、最初はピンポイントで目的の商品を見つけることができたのですが、周りに並べられた同じような商品を眺めているうちに、こっちの方がいいかなとか、これとあれはいったい何がどう違うの?使い勝手はどうなの? といったことで悩み始めてしまいました。 商品を眺めているうちに思ったことは、リアルショップでも各商品のユーザーの声がすぐに見られるような仕組みが導入されていたらいいのに、 ということでした。 確かに、 あまり良くない意見が多い場合には、 その商品が売れなくなってしまうということになるかもしれませんが、 それはネットショップでも同じことだと思うので、あとはどういう仕掛け (システム) にするのかという点が課題となるのかもしれません。 書店では、書店員の方の手書きのポップや出版社の方で作成したポップが、本の魅力を伝えるためのツールとして活用されています。 出版社側で作成したポップは 「売りたい、売りたい」 の気持ちが前面に出てしまいがちなのか、実際にその本を読んで下さった書店員さんの作る手書きのポップの方が、読者の方々の心に響くものがあるようです。 そうしたポップに加えて、書店でもユーザーの声ならぬ読者の声が見られるような仕掛けがあると、また書店の魅力が広がるのかもしれません。ここに挙げることがすべて、というわけではないと思いますが、 リアルショップ 利点:実際に商品に触れることができる、お店の人と対面でコミュニケーションができる 欠点:ユーザーの声がわからない、商品の比較や検索がしにくい ネットショップ 利点:ユーザーの声を知ることができる、商品の比較や検索がしやすい 欠点:実際に商品に触れることができない、お店の人と対面でコミュニケーションができないのように、リアルショップとネットショップでは互いに利点と欠点が入れ替わっていることなどを考えると、ネットショップに押され気味のリアルショップでも、アイデア次第でまだまだ面白い仕掛けができそうな感じもします。 話がだいぶ脱線してしまったのですが、 久しぶりのパソコンショップ巡りで、 リアルショップとネットショップの両者で発信されている情報量の違いを改めて感じました。 でも今回は、良い点だけでなく、欠点まで丁寧に説明をして下さった店員さんに納得して、リアルショップでの購入となりました。 人と人とのコミュニケーションを大切にする。 やっぱり、これがリアルショップの良さですね。