2009/07/27(月)19:46
ベトナム少数民族「モン族」「ザオ族」の刺繍が施された手作りバッグやポーチも充実
去年からアランチャ1Fの雑貨ショップに置いているベトナム雑貨ですが、この度さらに充実させました。
先月、ベトナムの少数民族が集まる町で、彼らから直接仕入れてきました。
ベトナム北部の高原地帯に住む少数民族であるモン族、ザオ族は、手先が器用ということで有名で、彼らが作る民芸品は、その緻密さと美しさが、欧米や日本でとても人気があります。 特に、代々引き継がれてきた伝統技術の刺繍は、手作業の素朴さと、色鮮やかで細かく美しい柄が、人目を惹きつけています。また、代々作られ使われてきた刺繍を施した布を大事にリサイクルしており、その古布の風合いもまた素敵で、バッグなどにリメイクされています。もちろん今でも作り続けられており、それらの布地と古布を使ってカバンや服、靴、雑貨などを作り生計を助けています。
(左が黒モン族のお姉さんたち、右がザオ族のおばさん)
そうした民族が集まり、自ら売り歩いているベトナム北部の町「サパ」で、直接彼女たちから、刺繍が美しいバッグやポーチなどを仕入れてきました。ものによっては、長い間売り歩いて、少しくたびれたものもありますが、なるべく良い物を選んで分けてもらいました。このように、直接買うことで、中間の取引を省き、彼女たちの収入が少しでも多くなればと思っています。認定はされていなくても、草の根レベルのフェアトレード(公平な貿易)だと思っています。
ぜひ、一度手に取り、刺繍の細やかさをご覧になってください。そして、気に入っていただけたら、ぜひ貴方のアイテムレパートリーに追加してくださいね。
ちなみに、サパの町は、ベトナムハノイから列車で8時間バスで1時間、中国雲南省に程近い山の中にあり、周りの山々に、それぞれの少数民族が暮らす村落が点在する地です。サパ自体は、フランス人が開拓した保養地でもあり、美しいところですので、ぜひ訪れてみてはいかがですか?