テーマ:乳ガ~~ン(1222)
カテゴリ:読書
おはようございます。
今日は昨日書こうと思っていた、内澤旬子さんの『世界屠畜紀行』のお話です。 色々なところで紹介されてたので、以前から読みたいなぁ~と思ってた本です。 ********** ********** 内容は…… 『「食べるために動物を殺すことを可哀相と思ったり、屠畜に従事する人を残酷と感じる文化は、日本だけなの?」 屠畜という営みへの情熱を胸に、アメリカ、インド海外数カ国を回り、屠畜現場をスケッチ!! 国内では東京の芝浦屠場と沖縄をルポ。「動物が肉になるまで」の工程を緻密なイラストで描く。』 ルポ、といっても全然学術的なもんじゃなかくて (あ、いや、多少はそんな所もあります・失礼) 突撃ルポ!って感じなんですけど、 家畜を大切に育て、愛するけれど、それを屠畜して食べる、という行為は矛盾しない! という、内澤さんの思いを確かめる旅、でもあるのかなぁ、 各地で牛や豚、鶏などを屠畜(屠殺といった方が馴染みがあるか?)の現場に乗り込み、 スケッチし、インタビューし、そして食べ尽くす!(笑)すっごく面白い本でした。 私が今までファンレターというものを書いたのは ライアン・オニールと、ヘヴィ・メタル・キッズというバンドと ハウンドドッグの鮫島さんだけ、なんですけど(笑) そのうち、HMKからは梨の礫、だったけど ライアンからは写真入りの返事が来たし、鮫島さんとは直接会えたし、 けっこう打率はいいんですよ!(自慢・笑) そのノリで、久々に、なんか、この内澤さんて方に 『すっごく面白かったですよ!』 というお手紙でも書こうかしら?なんて思ってしまいましたよ。 とてもご苦労された本なのに、図書館で借りて済ませてしまい 作家の方に申し訳ないなぁ、買えば良かったわ、と後悔したりして…… 欧米の、動物愛護団体じゃないけど 「動物が可哀想」だからという理由で 家畜を屠殺する時にも、これから殺されてしまう動物たちに その現場を見せないように、優しく殺さないといけない」 というような「?」な風潮には 私もなんだそりゃ、と思っておりましたので、 内澤さんほどの度胸はないものの (だって自宅のお風呂場できじを捌くは、韓国の犬鍋←美味しいそうですよぉも大好き、とかさ) 屠畜業に拘る人々への差別など、ふむふむ、と共感出来る著述が多く とても興味深く読む事が出来ました。 ★ そんな訳で、彼女のHP 内澤旬子・空礫日記を検索し、チェックしてみたところ HP自体もなかなか面白かったのでありますが、よ~~く見てみたら なんと内澤さんも乳がんの手術をされたそうで、日記の中に『癌生活』というカテゴリーがあるではないですか! う~~む、本当に多いのね、乳がん。 彼女は40歳、とまだまだ若い方なんですけど、その『癌生活』を読んでみても これまた、共感出来るコメントの連続!(笑) とはいえ、 それを知ってしまうと、かえってファンレターを書く勢いがなくなってしまいました。 いや、別にファンレターに「私も同じですぅ~」なんて書くつもりはないんですけど(笑) 触れないのも不自然か?でも『世界屠畜紀行』には関係ないし、などと考え過ぎてしまい ちょっと逡巡してる、今日この頃。 でも、この『世界屠畜紀行』は、とっても面白かったので 是非、みなさんにオススメしたいっ!! ★ 今日の1曲は…… FairgroundAttraction/Perfect ではまた! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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