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とみぃのパープルニューヨーク。

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全24件 (24件中 1-24件目)

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奥さん、交換しません？

子供の頃、「○○ちゃんのママはやさしくてきれいで、クッキーなんか焼いてくれるのにうちのママは、、、。あー、○○ちゃんのママがうちのママだったらなあ、、、。」と思ったことはありませんか？もしくは今、「うちの嫁さん（もしくは旦那）は×××だし、△△△してくれないし、、、。あー、□□さんの奥さん（または旦那さん）みたいだったらなあ、、、。」と密かに思っていませんか？今日紹介するのは「トレーディング・スパウシス」"Trading Spouses"と「ワイフ・スワップ」"Wife Swap"の二つ。（tradeは「交換する」「取引する」「貿易する」などの意味。spouseは夫とか妻とか「配偶者」の意味。spousesはspouseの複数形。swapは「交換する」の意味。）実は同時期に別々のネットワーク局で全く同じコンセプトの番組をやってるという、、、。（Trading SpousesはFOX、Wife SwapはABC。）両番組とも、全く違うライフ・スタイル、考え方、子供の教育方針の家族を二組選び、その奥さん（母親）を入れ替えて、新しい奥さん（母親）と残りの家族との戸惑いや衝突を観察して楽しむというもの。例えば、夫に何でもやってもらって自分は何にもしない奥さんと農場を経営していて、朝早くから牛の世話だの何だのと忙しく働く奥さんを入れ替えたり、ヴィーガン（vegan：肉や卵や乳製品など動物性のものを一切食べない菜食主義者。革製品も使わない。）の家庭とワニ農園を経営していて、そこいら中に剥製（乾燥させただけ？）のワニの頭が転がっている家族を入れ替えたり。ま、言ってみれば他人のカルチャー・ショックぶりを見て楽しむ番組だな。コンセプト自体は昔からあるもので、National Geographic Channelでも去年と今年初めにWorlds Apartっていう番組をやっていて、これは甘やかされたアメリカ人家族がアフリカや南米やモンゴルといったいわゆる発展途上国のしかも僻地に行き、そこで現地の生活習慣に合わせて現地の人達と生活を共にし、泣きながら「こんな生活もうイヤっ！」っていうのを笑って楽しむ番組。（笑）日本にも「うるるん」とか似たようなものはあるけど、日本のは現地の人達と一体化して交流を楽しみ、最終的には感動することが目的だよね？でもアメリカの番組に感動は皆無。ひたすら甘やかされたアメリカ人のバカっぷりとわがままっぷりをあざ笑う。そして、番組スタッフ側もそういう人達を選ぶ。いかにもキャパシティーが小さくて異文化に順応できそうに無い人達。（なんでこいつら番組に応募してくるんだろ？っていつも不思議に思う。）アメリカの番組の方が意地が悪いといえばそうかな。Trading Spousesの方は一週間だけど、Wife Swapの方は二週間。最初の一週間は家族側に新しい奥さんは従ってもらい、次の一週間は新しい奥さんに家族側が従ってもらう。そこで、一週間我慢してきた奥さんの反撃が始まるのだ！しかしFOX、パロディーっていうかパクりタイトル多くないか？Trading Spousesっていうタイトル、実はTLC(The Learning Channel)で好評放送中のTrading Spacesのパロディー。Trading Spacesは二組の二人組み（夫婦だったり、友達同士だったり）がお互いの家の改装工事を行うというもの。それぞれのチームにはそれぞれアドバイザーが付くのだが、どうもやっぱりプロが最初から全部やるのと違って見ていて「これは、ちょっと、、、」っていう感じになるものが多く、「これは相手側が見たら落胆するんじゃないかな」って心配になることも多い。が、俺の予想に反して、みんな飛び上がって喜ぶ、、、。俺の感覚がアメリカ人の感覚からずれているのか、、、？？？ま、インテリアにうるさい人は最初からこんな番組に応募しないでプロにまかせるか。しかし、過去に一度（だけ？）、相手がやった改装工事に全く満足しないで怒って出て行ったおばさんがいた。俺から見たら、別に普通にいいんじゃないの？って感じだったんだけど、、、。やっぱりアメリカ人の感覚はわからん、、、。ちなみに、Trading Spacesのパクりおよび関連番組は他にもいろいろあって、Discovery KidsはTrading Spaces: Boys vs. Girlsをやってるし、（TLCはDiscoveryChannelの系列局）MTVでもRoom Raiderっていう、同じようなコンセプトの番組やってたなあ。（タイトルはトゥーム・レイダーのパロディーね。）どちらも男の子と女の子のチームがそれぞれお互いの部屋の模様替えを行うものだけど。（もちろん大人のスーパーバイザーが付く。）俺個人的には、インテリア改装番組は好きなので、他にもいろいろあるこの手の番組はまた機会を見て後ほど紹介しようかな。おおっ！話がすっかり外れてしまった。Trading SpousesはFOXで今日月曜日の午後8時(8/7c)から。（昨日紹介したThe Swanの前）オフィシャルサイトはこちら。（英語）Wife SwapはABCで水曜日の午後10時(10/9c)から。オフィシャルサイトはこちら。（英語）

2004.11.29

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整形してみます？？？

ハリウッド女優達はみんな多かれ少なかれ美容整形をしているのは暗黙の了解というか、それが彼らの仕事の一部でもある、、、と俺は思う。その影響か、一般人でも美容整形をすることに対して昔ほどは抵抗の無い人は多いと思う。整形美人を作り出す番組「ザ・スワン」(The Swan)を今日は紹介しよう。毎回二人の整形希望女性が顔から体から歯まで全身美容整形を受ける。そして、二人のうち、劇的に美しくなった（？）方が後に整形美女コンテストに出場する。番組には美容整形の専門家チームがいて、それぞれの整形希望者とカウンセリングを行ったうえで整形箇所や整形方法を決める。専門家チームの中には整形に伴う恐怖心やストレスを和らげるための心理カウンセラーもいて、本格的というかアメリカ的というか、珍しく（？）よく気配りが行き届いてるなあと思った。整形希望者は三ヶ月間、LAのどこかに特別に用意されたアパートに住み、この専門家チームとともに新しい体と顔に変身していくのであるが、実は、彼女達が住むアパートには鏡が全く無く、整形手術がすっかり終わり、腫れもひいて、自分がどんな姿になっているのかは最後の最後まで本人は見れないのだ。最後にテレビ局のスタジオで本番収録中に初めて鏡に映る自分の新しい姿を見て、彼女達は歓喜の声をあげて喜ぶのだ。。。。が、どうも俺には美しくなったように思えないんだけど、、、。何か、どいつもこいつもみんな厚化粧のドラッグ・クイーンみたいになってしまってるし、、、。↓ほらネ！何か怖いでしょ？何か単にパリッとした化粧して、パリッとしたドレス着て、ロングヘアのかつらを被っただけっていう気もしないでもないが、、、。しかも、逆に老けて見える人も、、、。実年齢が20代後半の人が、45～50歳くらいのおばさんが整形しましたってな顔になってしまったり、、、。そして、みんな、判で押したように金髪で長い髪で厚化粧で馬面。（金髪じゃないのも中にはいるけど、、、。）あ、そうか！Sex and The Cityのサラ・ジェシカ・パーカーがモデルなのか！（笑）これがアメリカ人が思うところの「美人」なのかなあ？？？そうか、パメラ・アンダーソンはもう古いのかも。ああいうプレイメイト顔はもう古くて今はBachelorとかソープ・オペラに出てくるようなのがイケテるのかもな。（んなわけないか？？）よーわからん。ちなみに先に言ったら身も蓋もないので最後に言うが、要するに「ビューティー・コロシアム」です。（ビューティー・コロシアム自体もアメリカだかどこかの番組のパクリじゃなかったっけ？FOXで今やってるThe Swanもセカンド・シーズンらしい。知らなかった。普段FOXは見ないので。っていうか、整形までしなくてもこの手のメイクオーバー番組はたくさんありすぎて、、、。）ビューティー・コロシアムほど整形希望者の願いが切実じゃない（ように俺には思える）。その分、整形後の彼女達に対して「綺麗になって良かったね」とは微塵も思えないです。The SwanはFOXで月曜日午後9時から(9/8c)。オフィシャルサイトはこちら。（英語）ちなみにオフィシャルサイトによると、ただ今サード・シーズンの整形希望者を募集中だそうで、俺も応募してみるか？（おいっ！（笑））

2004.11.28

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非常識！運転中に携帯メールするバスの運転手！！！

ニューヨークでバスに乗ることは俺はあまり無いんだけど、今日はたまにしか乗らないバスで、とてもムカつく運転手に遭った。今日(11/27　土曜日)は、世間よりちょっと遅れて俺のサンクスギビング・デー。NYCというよりは完全にニュー・ジャージーの一部なんじゃないの？っていうようなスタッテン・アイランドに住む友人のところにお邪魔。バスに乗って友人宅へ向かう時、そのバスの運転手の勤務態度があまりに悪くて俺はとても気分を害した。何しろ運転中に携帯電話でガールフレンドだか嫁さんだかに電話をして、（プッシュ・トゥー・トークと呼ばれるトランシーバー機能を使用して話すから相手の声もスピーカーからまる聞こえ）「愛してるよ」だのなんだのと話し始めた。それから、「今日、何食べる？中華食べに行こうよ。」なんて話も。そんなこと、勤務中、しかも運転中にするな！！！って思うよね？トランシーバー機能を使って話してるから、耳に当てる必要はなくても、携帯は片手に持ってるんだからさあ。さらに、今日は天気も良くてホリデー・ショッピングに繰り出した人々と観光客で街は人と車でごった返していた。だから、バスの運転手もちょっとイライラするのもわかる。でも、チャイナタウンの辺りでチャイニーズのおばさんが乗り込もうとしたとき、ちょっと路肩に駐車している車が邪魔だったのか、運転手はおばさんに道路の端まで行け、そこで乗せるから、と言いたかったらしく、手であっちへ行けというようなジェスチャーをした。しかし、チャイニーズのおばさんはわからなかったようで、そうしたら、運転手がものすごく怒って、おばさんが乗り込むときに「道路の端まで行けって言っただろう！こんな途中で乗せたくなかったんだよ！」と怒鳴ったのだ。おばさんは幸い（？）英語がわからなかったのか、困ったような顔をしただけで何も言わずにすぐにイスに座ったけど。。。同じように道の途中で白人や黒人が乗り込んできたときには何も言わなかったのに、、、。何だかイヤ～な気分になった。更に極めつけは、運転中に携帯でテキストメッセージを送り始めたこと！！！あんまり腹が立ったので、写真に撮ってしまった。↓こいつ、dick headめ！最近日本でも運転中の携帯電話の使用は禁止されたよね？（ハンズフリーならＯＫ。）これはNYでも数年前から禁止されてるはず、、、なんだけど、プッシュ・トゥー・トークと呼ばれるトランシーバー・タイプのものは耳に当ててしゃべらないからＯＫだとでも思っているのかこれを使って運転中におしゃべりしまくりのタクシー運転手なんかはたまにいる。それもムカつくんだけれど、でも、公共の交通機関であるバスの運転手がやるのはもってのほかじゃない？しかも、サービス悪いくせにMTAはまた値上げするって言ってるし。値上げするならサービス向上と社員教育を徹底しろ！だよね？この写真、ムカついたのでMTAなりNY1なりに投稿しようかな？さて、遅いサンクスギビング・パーティーであるが、俺が到着したときには七面鳥はまだ調理中。オーブンではなくて、Turkey Cookerで焼いていた。↓これ。しかし、何でもあるなあ、アメリカ。ちなみにスポイトで肉汁を上からかけながら焼く。（さらにちなみにこの友人は数年前に深夜の通販番組でしきりに宣伝していた、あのターキーやチキンをぐるぐる回しながら焼くやつも持っていた。（笑））ターキーが焼きあがるまでの間、前菜として、スウェディッシュ・ミートボール（大好き！）やらオリーブやら、チーズやらサラミやらアーティチョークやら、ドリトスやらポテトチップスやらをいただく。↓こんな感じ。ここには写ってないが、イタリアン・ウェディング・スープも。（なぜにウェディング・スープをサンクスギビングに？）しか～し、ここで既に食べ過ぎてしまった俺はお腹一杯になってみんなでゲームをしてる最中に眠くなって、、、寝てしまった。ターキー食べなくても眠くなってしまった俺って、、、。目が覚めたらターキーは出来上がってた。んで、ターキー食べてデザートのアップル・パイとブルーベリー・パイを食べたら食べすぎでお腹一杯になりすぎて気持ち悪くなってしまった。あ、あ、まだチーズ・ケーキ食べてないのに！！！何とか早く胃の中のものを腸に送り出して、スペース作らなきゃ。"I'm so full!"「お腹一杯！」と言いながらしばらくお休み。車で来ていた別の友人が車で送ってくれるいうので、胃にスペースが出来る前においとますることになった。あ～、チーズ・ケーキ、、、、。やさしい友人が「チーズケーキ持って帰る？」っていうので、速攻で"Yes!"と答え、ついでにスウェディッシュ・ミートボールももらって帰っちゃった。しあわせ～。料理の上手い友人を持つとうれしいよね。今日は♪いわゆる普通の♪日記で迫ってみました。

2004.11.27

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最悪！最低！の上司！？

あなたの上司はいい人ですか？あなたはあなたの上司が好きですか？あなたの上司は尊敬出来る人ですか？多分、「はい」と答えられる人はほとんどいないだろうけど、、、。さて、二日続いた感謝祭ネタ＆真面目路線はいかがだったでしょうか？しかし、今日はまたいつものようにミーハーテレビネタで行きます！今日紹介するのは、「マイ・ビッグ・ファット・オブノキシャス・ボス」(My Big Fat Obnoxious Boss)（obnoxious：「不快な」「気に障る」「嫌な」という意味。難しそうな単語で、日本の学校なんかではまず習うことはないだろうけど、アメリカでは結構普通によく聞く言葉。）これは、映画"My Big Fat Greek Wedding"をパロったリアリティーショウ、"My Big Fat Obnoxious Fiance"に続くFOXのMy Big Fat Obnoxiousシリーズ最新作。（っていうか、これシリーズ化なのか？）今回はNBCのヒット・リアリティー・ショウThe Apprenticeのパロディー。The ApprenticeはNYを舞台に億万長者ドナルド・トランプの元で、見習い（apprentice）の若者達が二つのチームに分かれ、実際のビジネスの課題を与えられ、売り上げを競い、毎回売り上げの少なかった方のチームから最も貢献度の低かった人がクビにされていく番組。そして最後に残った一人がトランプの右腕として彼の子会社のうちのどれかの重要なポストを与えられる。（賞金ももらえたかな？）つまりはトランプの会社の重要ポストをめぐる就職試験とも言える番組だ。（現在はその第二シーズンThe Apprentice2が放送中。）で、今日のテーマであるMy Big Fat Obnoxious Boss。N. Paul Toddという億万長者の会社経営者が言わばドナルド・トランプ役。舞台はシカゴ。12人の見習い就職希望者たちがThe Apprenticeと同様に2チームに分かれてビジネスの課題を与えられ、その売り上げを競う、、、、ってとこまではThe Apprenticeと一緒。しかもミスター・トッドの右腕と左腕とも言うべき人がそれぞれのチームのパフォーマンスをチェックするために付くのも一緒。（ついでに言うと一人は男でもう一人は女ってのも一緒。）か、完全なパクリだ、、、、？しかし、ただのパクりではなく、趣味の悪い悪ふざけでもある。なんと、この億万長者ミスター・トッドは全くのニセモノ！本当は役者で、億万長者の役を演じているだけ。そして、彼が経営する会社も全部ウソ。しかも、このミスター・トッドは非常に口が悪く、失礼なことや嫌なことを平気で言う。更に（わざとだけど）約束を守らず約束をすっぽかしたりしてわざと見習い達を怒らせたりする。そう、「嫌な」上司を演じているわけだ。これがそのニセモノ億万長者ミスター・トッド↓しかし、見習い達はダマされているとも知らず、毎回一生懸命ビジネスの課題にチャレンジする。唯一本当なのは、最後に残った一人が獲得する賞金25万ドル（約2500万円）のみ。なるほど。コンセプトはThe Apprentice + The Joe Schmo Showだな。そして、この課題がまたとんでもなかったりする。「街に出て行って通行人からお金を集める」だったり、「真夏に熱いスープを路上で売る」だったり、「系列会社が使用している猛毒の化学物質（これも作り話）のイメージアップのためにイメージキャラクターを考え出して8歳の子供とその親達の前でプレゼンをする」といったもの。でも実は、一見とんでもないように見えるけど、お金を得るためにあの手この手を考える彼らを見ていると結構いい勉強になるのかもとも思う。（何の勉強かはさておき。）こういう番組には非常に珍しく、アジア系男性（！）が出演者の中にいたのだが、やっぱり真っ先にクビにされてしまった。やっぱり、そうか、、、。The Apprentice2に出ているアジア系女性のIvannaを実は密かに応援している。だって、いつもアジア系はこういう出演者には選ばれないか、初回で落とされる役回りだから。同じアジア人として、頑張れ！と思う。（ホラー映画でいつも黒人が先に殺されるのと一緒かな？）（でもアジア系女性は男性に比べるとまだ良い方だ。アジア系の男はLostでもそうだけど、ブサイクで頑固で暴力的で嫌な人間としてメディアで描かれることが多い。頑張れ！アジア系男！）さて、この番組、出演者には本当に気の毒だなと思う、、、けど、結構面白かったりする。負けたチームが最後にミスター・トッドに会議室に呼ばれてみんな自分が落とされたくないからお互いに非難し合うところなんて、本家The Apprenticeよりも白熱したキャット・ファイトを繰り広げてくれたりするのでウソだとわかってこっちは見てる分、笑ってしまうんだよね。おすすめ度は★★★☆☆かな。My Big Fat Obnoxious BossはFOXで日曜日午後9時から。（9/8c）オフィシャルサイトはこちら。（英語）アンオフィシャルサイトはこちら。（英語）P.S.ちなみに、ミスター・トッド役の役者が誰をクビにするのかを決めているのではなく、チャーリーズ・エンジェルのように（？）顔が見えない影のボスがその指示を出しているのだ。これが誰であるかっていうのがきっと最終回に明らかにされるんだろうけど、それが視聴者を最後まで引き付けておく仕掛けの一つでもある。

2004.11.26

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惨劇！血塗られたもう一つの感謝祭。

今日（11/25）はサンクスギビング・デー（Thanksgiving Day：感謝祭）。その起源は、、、、 1620年12月26日に、イギリスの清教徒の一団が、イギリス教会の宗教弾圧を逃れ"メイフラワー号"でアメリカのマサチューセッツ州プリマスに到着した。上陸した年の冬は寒さがとても厳しく、寒さや飢えや病気などで多くの清教徒たちが命を落としていった。生き残った人たちは、先住民であるネイティブ・アメリカン（アメリカン・インディアン）に狩猟や農耕を教わり、春夏一生懸命働き、秋にはたくさんの収穫を得ることが出来た。たくさんの収穫を与えてくれた神に感謝し、親切にも自分達を助けてくれたネイティブ・アメリカン達に感謝の意を表するために清教徒たちはお祝いの席を設け、ネイティブ・アメリカン達を招待し、三日三晩盛大に祝った、、、とされている。ところが、実際はこんな「美しい話」ではなかったかもしれない、、、。実はアメリカに上陸した清教徒たちは、ネイティブ・アメリカンたちにお酒を勧めてぐでんぐでんに酔わせた後、彼らを皆殺しにして彼らの土地を奪ったという説もあるのだ。そう、最初から彼らを殺して土地を奪うために「感謝したいから」と偽って彼らをおびき出し、酒を飲ませて油断させたのである。コロンブスのアメリカ大陸発見から始まるネイティブ・アメリカンの悲惨な歴史を見ればあながちウソともいえないかもしれない。何しろあの広大なアメリカ大陸に広がるネイティブ・アメリカンの当時の全人口の95％とも98％とも言われる人々が虐殺されて死に絶えたのだから。皆殺しにされ絶滅してしまった部族は数知れず。ネイティブ・アメリカンの血を引くアメリカ人の友人（外見はすっかり白人）は当時ユダヤ系の彼女と付き合っていたのだが、「ユダヤ人は自分達がナチス・ドイツによってひどい目にあったといつも声高に文句を言っているが、ネイティブ・アメリカンたちはもっとひどい大虐殺にあったんだぞ！」と静かに、でも強い口調で俺に言ったことがある。もちろん、だからといってユダヤ人の大虐殺が軽く扱われても良いというものではないが。ネイティブ・アメリカン達の恨みは、普段ほとんど表に出てこないが、それだけに根深いものがあるのだろう。友人は外見がまるっきり白人なだけに、周りのアメリカ人の友人達にもネイティブ・アメリカンにもこんなことは言えなかったのだろう。全くの部外者である日本人の俺にだからこそ言えたのだと思う。（友人は1/4ネイティブ・アメリカン。ハーフでも山本スーザン久美子がこてこてのハーフっぽいのに対し宮沢りえが美人だけどあんまりこてこてのハーフっぽくないように、1/4になると外見上は全くわからない人も多い。例えがいいでしょ！）生き残ったネイティブ・アメリカン達はアメリカ政府によって土地もやせて作物も育たないような僻地の居留地に集められ、強制的にそこに居住させられた。そして、抵抗出来ないように覚せい剤やアルコールを与えられ骨抜きにされたという。やがて居留地以外に住むことも許可されたが、外に出て行っても差別にあい、雇ってもらえないために仕事も無く、結局居留地に戻ってまた覚せい剤とアルコール漬けになる人も多かったという。今でもネイティブ・アメリカンのアルコール中毒率は高いという。モニュメント・バレーにある居留地のように、自分達の居留地や文化を観光資源として積極的に観光客に公開して現金収入を得ようとしている部族もいる。しかし誇り高い彼らの中にはそうやって見世物になるのを嫌がる人達も多い。日本から来た友人と車でアメリカ大陸横断旅行をしていたときに泊まったアリゾナかニューメキシコの山の中の小さなモーテルの経営者がネイティブ・アメリカンの家族だった。そのときの彼らの目がとても印象的だった。彼らの大きな黒い瞳の中に、他人を容易には受け入れない用心深さというか暗く冷たい湖の底のような深い悲しみのようなものが感じられたのである。それを見たとき、俺の記憶の奥に何かが蘇った。北海道旅行をしたとき、阿寒湖畔のアイヌの村で、アイヌの人々の伝統舞踊を見た。その時のアイヌの女の人の目と似ていたのある。アイヌの歴史もあまり知られていないが、きっと悲惨なものだっただろう。何しろ、俺が小学生の頃、授業で使っていた社会科の教科書には日本は単一民族国家で、昔はアイヌ人も住んでいたが今は絶滅した（！）と書かれてあったくらいだから。素直な小学生だった俺は、結構大きくなるまでアイヌ人は絶滅したんだと信じていた。俺が彼らの瞳の中に見たものは同じく虐げられてきた歴史を持つ人々に共通の悲しみのようなものだったのかもしれない。そういうわけで、サンクスギビング・デーをアメリカのヨーロッパ人による侵略の象徴として祝わない人達もいる。ちなみにアメリカ政府は白人によるネイティブ・アメリカン虐殺と侵略の「お詫び」として、彼らにだけ特別にカジノ経営を許可している。過去の悲惨な歴史の補償を一切しない代わりにギャンブルによる現金収入で許してねっ、というわけだ。全米のあちらこちらにポツポツとあるカジノはそういうことなのである。ラス・ベガスなんかはネバダ州の法律がどうなってるのかわからないけど、ネイティブ・アメリカン以外でもカジノの経営は許可されているのかも。あと、ショッピングモールのテナントみたいに部外者にもマージンを取って出店を許可してるところもあるみたい。ドナルド・トランプとかそのくちかな。こないだ破産法の申請をしてたけど。ヴァージングループ総裁のリチャード・ブランソンがトランプと比較されることに対して「私は彼と違って会社を潰したことは一度も無い。」と言っていたのには笑ったな。皆さんは楽しいサンクスギビング・デーをお過ごし下さい。（最後で急に口調が変わってしまった。ハハ。）

2004.11.25

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七面鳥で眠くなる！？

明日（11/25）はサンクスギビング・デー。季節モノは時期を逃すと書けなくなるから俺もこのネタで書くことにする。サンクスギビング・デーは11月最終週の木曜日なので、ほとんどの会社は金曜日も休みにして、4連休にしてある。それを各自、水曜日や次の週の月曜日に休みを取ってもっと長い休みにしたりする。そして、この連休中には伝統的に実家に帰って家族みんなで一緒に過ごす。だからサンクスギビングの連休中は大勢の人が飛行機や鉄道やバスで大陸大移動をする。ただでさえ仕事が遅くて長蛇の列の空港カウンターなんてこの次期、うんざりするほど長い人の列が出来る。この連休中に実家に帰らなかった人は、クリスマスに帰ることになる。何しろサンクスギビングとクリスマスは一ヶ月ほどしか離れてないから実家が近い人ならいざ知らず、両方とも帰るって人は少ないかも。サンクスギビング・デーには伝統的に七面鳥の丸焼きを家族みんなで食べる。なぜ七面鳥か？アメリカ大陸には元々ニワトリがいなかった。その代わりに七面鳥がいた。ニワトリよりも体がずっと大きく、しかもニワトリみたいに地上を歩き回り飛ぶのがあまり上手くない。格好の餌食だ。（七面鳥はニワトリや孔雀と同じくキジの仲間。尾羽を広げる感じがちょっと孔雀っぽい？）ヨーロッパ大陸から逃れてきた狩りに慣れていない宗教難民であるピルグリム達でも比較的簡単に捕まえることが出来たに違いない。それで、アメリカでは伝統行事に欠かせない料理には七面鳥がよく使われるようになった。というわけで、サンクスギビング・デーには家族みんなで七面鳥を食べる。（他にもいろいろたくさん料理あり。）とにかく食べる食べる、たらふく食べる。もうお腹一杯で気持ち悪いってほど食べる。んで、お腹一杯になった後は、、、、みんな眠くなる。ところが、これは単にお腹が一杯になったから眠くなるっていう単純なものではないらしい。七面鳥には人を眠くさせる成分が含まれているのだ！その名はトリプトファン。タンパク質の元、アミノ酸の一種で、必須アミノ酸の一つ。人間の体には必要なのに体内で合成できないので食べ物から摂取しないといけない。そしてそのトリプトファンは、睡眠ホルモンと呼ばれているメラトニンを体内で合成するときの原料となるのだ。食べ物から摂取されたトリプトファンが血液に乗って脳に運ばれる。そしてそこでメラトニンに合成されるというわけだ。ところが、トリプトファンは食べてから1時間ほどで脳に到達するらしい。（早っ！）なので、七面鳥を食べて、デザートも食べて、家族の団欒が済んだ頃にはみんな眠くなるというわけ。そして、みんなで一眠りした後にまたゲームなんかして楽しむ。翌日も前日からの残りものの七面鳥を食べて、眠くなって、ちょっと昼寝をしてから、ショッピングモールやデパートへお出かけ。サンクスギビングの翌日はどこの店も大々的にセールを行うのでここでクリスマス用のプレゼントを買うのだ。気合の入った人達は、もちろん昼寝なんかしないで開店と同時にショッピングだけどね。ここ数日は七面鳥を食べる人も多いだろうけど、食べてどれくらいで眠くなるかなって注意してみてはいかがでしょう。不眠症に悩まされてる人にもいいかも。（参考サイト）US Health News 不眠症：羊の世話にはならずに。（日本語）CTI-J 健康的な習慣。（日本語）P.S. 俺個人的には七面鳥って何か臭みがあるからあんまり好きじゃないんだよね。特にターキーベーコンは不味いのなんの。ちなみにトリプトファンは牛乳にも含まれていて、元々は牛乳から発見されたそう。だから夜寝る前にホットミルクを飲むと寝つきがいいって言われるんだな。

2004.11.24

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アメリカの日テレ？？？

楽天日記を書き始めてから、ちょっと面白いかなって思ったテレビ番組について書いたりしているうちに、だんだんアメリカのいろいろなテレビ番組を紹介しようというある種の使命感（？）に駆られて、チェックする番組の数が急激に増えた。俺がこの日記で紹介するのはNBCとその系列局であるBravoの番組が多い。NBCの番組を見ていると、当然だがNBCやその系列局の新番組のCMが流れる。それを見て、面白そうだなと思ったら、見てみる。こうしてよく見る番組はNBC系列ばかりになっていく。うまいこと乗せられてるな、俺。アメリカに来てすぐの頃は、いわゆる3大ネットワーク（NBC, ABC, CBS）とか4大ネットワーク（3大ネットワーク + FOX）の番組はほとんど見なかった。WBやMTV, VH-1, E! Entertainment Channelばかり見ていた。ところが、最近はこれらのチャンネルはほとんど見なくなった。代わりに良く見るようになったのはFood Channel, Discovery Channel, SpikeTV, Bravo, NBC, Comedy Central,PBS (Public Broadcasting Station), そしてShowtimeやHBOなど。これは周りの友人の影響も大きい。ところが、全米で視聴率の高い番組はというと、今シーズンは圧倒的にCBSが強いのである。ニールセンによると、今シーズンのプライムタイムの視聴率Top20のうち、10番組がCBSの番組なのだ。Top10の中でCBS以外は2位に昨日紹介したDesperate Housewives(ABC)、6位にE.R.(NBC)、8位にMonday Night Football(ABC)、9位に以前日記にも書いたLost(ABC)の4つだけ。し、知らなかった、、、。CBSの番組がそんなに人気があったなんて。俺のチェックリストの中にはFOXの番組は入っているがCBSの番組は入ってなかったなあ。これは、チェックしないといけないもの、まだまだありそうだ、、、、、。（汗）ま、視聴率がいい＝良い（面白い）番組だとは限らないけど、流行ってるものには流行ってるなりの理由があるわけだから。しかし、最近テレビ番組の話題が多いんだけど、これって俺の日記を読んでくれてる人達にとって面白いのかなあ？ってふと思った。アメリカに住んでる人ならいざ知らず、日本の読者の方々は見たくても見れない可能性大だし。それとも日本の読者の方々でもこういうアメリカのテレビ情報には興味があるんでしょうか？アメリカの最新映画情報なら日本にもたくさん入ってくるけど、テレビ情報は日本にはあんまり入ってこないだろうし。まあ、俺にとっては毎日のネタに使えるからうれしいんだけどさ。P.S. 今でも日テレって視聴率いいのでしょうか？

2004.11.23

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新Sex and The City？欲求不満の人妻達！

この秋からスタートした新ドラマで非常に良い視聴率を上げているドラマがある。今シーズンの全米プライムタイムで放送されたシリーズのこれまでの視聴率ランキングで、CSIに続いて2位につけている。そのドラマとは、"Desperate Housewives"。（desperateとは「欲しくてたまらない」「～したくてたまらない」とかの意味の他、「絶望的な」とか「無鉄砲な」とかの意味もある。housewivesはhousewife（主婦）の複数形ね。）郊外に住む若い人妻たちが繰り広げる浮気やら何やらのいろいろな色恋沙汰を中心に、旦那への不満や嫁姑の確執、何やらアブなそうな薬まで登場し、子供達まで巻き込んでの騒動を軽いタッチでコミカルに描くドラマ。人妻はみんな「秘密」を持っている、、、。↓何か一筋縄ではいかなさそうな不敵な面構えの面々このドラマ、コンセプト的にはSex and The City + ソープ・オペラと読んだ。Sex and The Cityが都会に住む独身キャリアウーマンの話ならこちらは設定はその逆で（都会→郊外、独身→主婦）おしゃれっぽさはちょっとダウンだけど、その分ソープ・オペラの下世話な感じをプラスして。（Sex and The Cityも充分下世話といえば下世話だが）地上波ネットワーク局なのに女性陣はやたらとVictoria's Secretばりのセクシーな下着姿での登場が多く、、男性陣も主要キャストと関係ないところで上半身裸率高し。マラソン走ってる若い男が上半身裸だったり、マッチョでハンサムな若い庭師がなぜか上半身裸だったり。そういうところも人気の秘密の一つだと思うな。Foxで人気のThe O.C.と同じく、やっぱり視聴率取れるのは「裸」か！？でもきっとこれがギリギリの線。性に対して非常に開放的だと考えられがちなアメリカは意外にも保守的で特にテレビでは規制が日本以上に厳しい。地上波のネットワークでは下着姿が精一杯。日本みたいに水着運動会でおっぱいポロリなんてやったら処罰されてしまいます。ジャネット・ジャクソンみたいに。ちなみにSex and The Cityはケーブルテレビ局のHBO制作で、ケーブルテレビ局は地上波の規制の対象外なのでヌードもＯＫ。軽快で何だかかわいらしくてコミカルな音楽もいい。Sex and The Cityが好きな人なら気に入るかも。Desperate HousewivesはABCで日曜日午後9時から。オフィシャル・サイトはこちら。（英語）ABC内のオフィシャル・サイトはこちら。（英語）

2004.11.22

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恥ずかしい！？日本のテレビ番組、、、。

アメリカ人の前で日本のテレビ番組を見るの嫌なんだよねえ。何か絶対バカにしてくるし。しかも実際、歌番組なんか見てるとホント恥ずかしい人たちが一杯出てくる。昨日、パフィーのアニメに対してかなり激しい拒否反応を俺は示したんだけど、それは俺のこれまでのアメリカでの経験から来てる部分が大きい。アメリカ人が居る前で日本のドラマを見てると"Is it a Japanese soap opera?"とかって聞いてくる。確かに、ビデオテープで撮影するからなのか、画面の質感がどうもソープ・オペラ（脚注参照）と同じような感じ。しかも、音楽も哀愁メロウなものが多いし、テンポも同じような感じだし。そしてアメリカの昼ドラってものすごくcheesy!安っぽくてかなり悪趣味。これと一緒にされるのも嫌だ。でもこれは日本人が韓国のドラマを見て、「昼ドラっぽい」って思うのと一緒なのかも。ケーブルTV局のInternational Channelで日本の番組をやる前に韓国の番組をやってたりするのでたまにちょっと見たりする。（俺は最近日本で流行ってる韓国ドラマは見たことが無いので知らないけど、最近日本で話題のドラマは数年前の韓国ドラマと違って古臭さや安っぽさはあんまりないと俺の日本の友達が言っていたから、そうなのかな？）International ChannelでHey! Hey! Hey!をやってるんだけど、それを見てて、日本のヒップホップグループが出てきたりしたら速攻でチャンネル変える。これは日本のアイドルが出てくるよりも恥ずかしい。やってる当人はカッコイイと思ってやってるようだけど、とにかく日本と韓国のヒップホップグループはアメリカ人にはすこぶる不評だ。そりゃそうだよね、思いっきりフェイクなんだもん。しかも明らかにかっこ悪いし。Hey! Hey! Hey!を見ていた時にアメリカ人の友人が遊びに来て、テレビに映ったダウンタウンの二人を見て"These guys are the ugliest talk show hosts I've ever seen."「こいつら俺が見た中で最もブサイクなトークショウの司会者だ。」ってすごい嫌そうな顔して言われたこともある。（ちょうどゲストと座りトーク中だった。）多分言った本人には特に悪気も無かったのかもしれないけど、どうもその裏に日本（っていうかアメリカ以外）をバカにしてる態度が見えたような気がしたのは俺の考えすぎ？ケーブルTV局のFood Channelで放送されている「料理の鉄人」はアメリカでは"Iron Chef"のタイトルでカルト的な人気がある。別のアメリカ人の友人達とそれを見ていたときに、友人の友人でオランダのアムステルダムに移住しているアメリカ人Ｐが一時帰国してて遊びに来たことがあった。ドアを開けてテレビに映った料理の鉄人をひと目見るやいなや、Ｐ："What's that?"「何、これ？」とものすごく汚いものを見るような顔と言い方で言われた。俺："It's Iron Chef."「料理の鉄人だよ。」Ｐ："Is it Japanese or Chinese?"「日本の番組？それとも中国の番組？」俺："It's Japanese."「日本のだけど。」（ちょっとムッとして）Ｐ："Is it popular in Japan?"「これ、日本で人気あるの？」俺："Yeah."「あるよ。」（だったらなんなんだ？）Ｐ："Oh, it's so sad."「うわぁ、それは悲しいことだね。」（なんだと？）俺："Why? I think it's even more popular here in the United States."　　「何で？日本でよりもアメリカでの方が人気があるんじゃないかと思うけど。」（かなりムッとして）Ｐ："Oh, that's really sad."「それは最悪だ。」（超ムカつく、この男！）彼はパッと見ただけのほんの10秒とか15秒くらいで、アジア人が出てるだけで、「下らない番組だ」と決め付けてしまったに違いないと思う。そこに人種差別的なものを感じずにはいられなかった。初対面の初っ端の発言がこれだから、俺はこいつのことが今でも大嫌いだ。そんなこんなで俺は日本の番組をアメリカ人がいるときには見なくなった。録画しておいて後で自分ひとりで見る。横からごちゃごちゃ言われたくないから。日本の番組は日本の番組で大好きだし、いいものもたくさんある。（もちろん下らないものもたくさんあるけど。）でもそれを恥ずかしいと思う自分も悲しい。最近、日本や日本人、日本の文化がアメリカで注目されるようになっているのは確か。でも、日本のものが目に付くようになると、それを気に入る人もいればその悪口を言う人もいる。何かが流行ったり売れたりすると、必ずそれに否定的な意見を唱える人が出てくるように。（ヒラリー・ダフとかねぇ、一部でずいぶん叩かれてるみたいだし、、、。）だから別に気にしなくてもいいんだろうけどさ。でも、日本の番組や日本の芸能人についてネガティブな発言をされるとやっぱり傷つく。だからバカにされそうな日本のものが出てくると自己防衛本能が働いてしまう。そして昨日の日記になる。アメリカで受け入れられている日本の文化はアニメとか子供向けおよびオタク向けのものが多く、アメリカ人の中には日本のものに対してマイナスのイメージを持っている人もいるのかもしれない。「日本の文化」＝「子供っぽくてオタクな感じ」っていう、、、。元々、日本人である俺達に近づいてくるのは親日派っていうか日本文化に興味のある人が多いと思う。だからアメリカにいる日本人でも親日派アメリカ人に周りを囲まれている人もいるだろうし、そういう人達の目には日本文化が本当にアメリカ人に受け入れられているように見えるだろう。そういう意味で昨日の俺の日記に対するyumi☆yumiさんのコメントに対して「日本の恥」という感覚はその人が置かれている環境によって違うと言ったんだよね。ま、でも日本のそういったものを「恥ずかしい」と思ってるのは他でもない俺自身の脳なんだけどさ、、、。"It's in your brain."って言われちゃった、、、。（脚注）ソープ・オペラ（soap opera）: お昼過ぎに放送しているメロドラマ。日本で言うところの昼メロ。絶対スタジオセットってすぐにわかる画面の中で、化粧の濃い派手めな女（若いとは限らない）とちょっと濃いめの顔の男（こちらはたいてい若い）が愛憎劇を繰り広げるものが多い。男の役者はやたらと上半身裸になる。ま、ターゲットが（暇な）主婦層だから仕方が無いか。ジャニーズもそうか？（やたら上半身裸になるってことで。）ちなみにターゲットが主婦層っていうことで、石鹸や洗剤のCMスポンサーが多いため、ソープ・オペラと呼ばれるようになった。（日本でも同じだよね。だいたい花王かライオンかP&G。）

2004.11.21

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全米放送開始！アニメになったパフィー！！

ちんたらした歌い方で人気のあった（？）パフィーの二人組がアニメになって今日からアメリカで放送が始まった。また結論から先に言うと、、、、かなりキツかった、、、。もう次は見ないな。今日は辛口です。パフィーファンは気分を害するかもしれないので読まないほうがいいかも。ま、元々小学校低学年くらいの小さな子供がターゲットだと思われるからそれをめっちゃ面白いと思って楽しんでたとしたら俺もあぶないんだけどさ。（ああ、でも日本のアニメや日本の文化が好きなアメリカ人やジャパ専男たちは楽しむのかも、、、。）ケーブルテレビ局のCartoon Networkで放送されたこのアニメ、パフィーの二人がモチーフとなっている。しかし、ここではパフィーの二人は日本で最も素晴らしいロックスター（！）ということになっている。ええっ？パフィーってロックだったっけ？それにスターか？そもそも日本で売れなくなってもう久しいでしょ？まだいたの？ってくらいじゃないの？第一何でアメリカに進出しようと思ったんだろう？日本で人気がなくなってきたから、アメリカに活路を見出そうとしたのかなあ？ピンクレディーと一緒？？？でもパフィーが日本の代表だと思われたら嫌だなぁ。だって、この二人、歌えない踊れない曲作れない（最近は誰かと一緒に協作してるみたいだけど、それって誰と組むかが大きいしねえ、、。）ハモれなくてユニゾンで歌う、、、まるでバナナラマのようだ。本質はアイドルなのに巧みにアイドルっぽさを隠すことによって、アイドルを毛嫌いする自称音楽こだわり派にも隙を与えて生き延びてる。森高みたいなものか？？？何だろう？この隙間タレント具合。小泉今日子の隙間具合とも違うぞ。キョンキョンも歌は下手だし、演技は下手だし、自分で曲作るでもなし、楽器を演奏するでもなし、何かわけのわからないカリスマ性だけで、80年代90年代を生き延びて、今やなぜか大物扱いされている。同じように歌も演技も下手だった同期の堀ちえみがＢ級から抜け出せずじまいで今やすっかり大阪のおばちゃんと化しているのに、、、。歌ヘタと言えば、田原俊彦もいたが、彼は大物発言した後、沈んだまま帰ってこないな。（帰ってこなくていいけど、、、。）アニメの中でパフィーの曲がいくつか使われてるんだけど、うわっ、嫌だー、またアメリカ人にバカにされる、、、。何か一曲日本語のバラードの曲が使われてたんだけど、歌ヘタなのがもろバレ。70年代とか80年代の歌下手なへたれアイドルでも、何回か歌ってそれなりにうまくいったところを繋ぎ合わせてレコードにしてたっていうのに、、、。ソニーレコードの制作の人、ちょっと怠慢なんじゃないの？上手く歌えなかったら、録り直ししろよ！とか思っちゃった。ま、でもこんな番組見てるのはまだ歌が上手いとか下手とかもよくわからないような小さな子供達だからいいのかもな。（？）アニメ自体は、、、ストーリーはもうどうでもいいような内容で、絵はパワーパフガールズっぽい感じ。でも、甲高い声で大げさに叫ぶことが多くて、ああ、日本のアニメの要素をここで取り入れてるなと思った。スロヴァキアをスロバキアと思いっきりＢの音で発音してたし、あぁ、ＬとＲに引き続き、日本人がＶとＢの発音区別できないのをバカにしてるな。番組の最後に本物のパフィーの二人が出てきて「バイバイブー」とか言うんだけど、それがまた痛い、、、。パフィーの二人って、、、もういい年だよね、、、、？ま、アジア人はアメリカでは実年齢より若く見えるからいいのか？？？これもジャパ専対策か？？まあね、ジャッキー・チェンも香港返還でハリウッドに本格的に逃げてきたときアニメ作ったからなあ。そのおかげでジャッキー・チェンは子供達の間で知名度も人気もアップした。（俺もアメリカで子供の集団からジャッキー・チェン！ジャッキー・チェン！と言われたことがあるが、、、。アジア人の男を見たらきっとみんなにこう言ってるんだろうな。ちなみに似てないですよ、別に。）アメリカのマーケットを攻めるにはまずは子供からっていうのはいい戦略かもな。子供は偏見が薄いからアジア人ってことがあんまりマイナスにならないだろうし。でも、パフィーとそのスタッフは本気でアメリカで成功しようと思ってるのかなあ？？？ま、パフィーが成功してくれたら、確実にその後に続く日本人には敷居が低くなるだろうけど。ああ、長くなっちゃった。こんなに書くつもりは無かったんだけど、、、。ま、純粋に小さいお子様向けのアニメとして見れば、まあまあ合格点なんじゃないかな。おお、タイトル忘れてた。（昨日予告しておいたからいいか。）"Hi Hi Puffy Ami Yumi"。（パフィーはアメリカではPuffy Ami Yumiという名前で活動している。）オフィシャル・サイトはこちら。（英語）このパフィーのアニメの話は日本でも少しは話題になってるのかな？

2004.11.19

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マンハッタンの開かずの間＆パフィーアニメ予告！

小さな島にたくさんの高層ビルがひしめきあい、たくさんの人が住み、たくさんの観光客が押し寄せ、たくさんのビジネスがしのぎを削る街、マンハッタン。そんな過密都市マンハッタンには有効活用されていない無駄に放置された土地など無いはずだ。ところが、そんなマンハッタンにも実は20年以上も放置され、人の立ち入りを禁じられ、雑草は生い茂り、まるでゴーストタウンのようになってしまったエリアが22ブロック、およそ2.3kmにも渡って存在するのである。そして、それは開かずの間のごとく、そこに住む人々の記憶からも段々と消え去ろうとしていた。それは、マンハッタンの西側、南北に通る10th Avenueに沿うようにその西側に長く連なる高架鉄道路線跡。34th StreetからGansevoort Streetまで22ブロック、およそ2.3kmにも渡る鉄道跡地なのだ。その名は"The High Line"。かつては食料品を運んだり工場に原料を運んだりしていた。1900年代初め、ニューヨークには世界中からたくさんの移民達がやって来て急速に人口が増え、交通量も急激に増加した。交通渋滞や交通事故も後を絶たず、それを避けるために1934年、5年の歳月をかけて高架式の鉄道が作られたのであった。しかし、時が過ぎ、時代が変わるとHigh Line鉄道での物資輸送の需要もだんだんと少なくなり、1980年に冷凍七面鳥を運んだのを最後に、High Lineは物資輸送手段としてのその役目をついに終えたのだった。それから20年以上、High Lineは使用されることも無く放置され、個人の所有地であるため立ち入りも禁止され、いつしか周辺の住民も入れ替わり、それが何であったのかを知らない人たちも増えてきた。そうして、High Lineは人々の記憶の中から消え去ろうとしていた、、、、。ところが、今から5年前、ある二人の男達が立ち上がった。Joshua DavidとRobert Hammondの二人はHigh Lineを何か有効利用してもう一度蘇らせようと考え、Friends of the High Lineというグループを立ち上げた。彼らはニューヨーク州選出の上院議員や議会の有力者達をはじめ、様々な市民団体や個人の支援を取り付けた。そして2003年、High Lineの新しい利用法についてアイデアを募集した。コンペティションには36ヶ国、720もの個人やチームからの応募があった。セントラル・パークのような市民の憩いの場、散歩道として利用するアイデアやキャンプ場として利用するアイデアなど、多数寄せられた。その中には大胆かつユニークなアイデアもあった。High Lineの上にジェット・コースターを走らせてしまうものや、全長2.3km全部をスイミング・プールにしてしまうものなど。（個人的にはジェット・コースターがいいなぁ。まさにラス・ベガスのニューヨーク・ニューヨーク・ホテルみたいだぞ！）現在、High Lineには雑草や小木が生い茂っている。↓（何だかスタンド・バイ・ミーみたい。ちょっとノスタルジックな感じ、、、。）鳥が種を運んできたのだ。鳥が食べた木の実や草の実の種は消化されずにフンの中に混ざって排出される。そのため、鳥のフンがHigh Lineに落ちるとそこから芽が出て草木が育つのだ。また風によっても種は運ばれてくる。High Lineの南の端には桜の木が、北の端にはリンゴの木も生えているそうだ。現在、High Lineの上はこのように荒地になっているが、その下のスペースはガソリン・スタンド(英語ではgas stationと言う)や洗車場、駐車場などに利用されている。駐車場↓（わかりづらい写真だけど、、、）ガソリン・スタンド↓その他、広告看板がかけられてたり↓ （ブリジット・ジョーンズですな。）今から何年か後には、ここに想像もしなかったような斬新な「何か」が出現しているかもしれない。何が出来るか、今から楽しみである。（個人的にはジェット・コースターの案が好きなんだけどなぁ。しつこい？）The High Lineのオフィシャル・サイトはこちら。（予告）明日11月19日（金）、パフィーのアニメが全米デビューする。タイトルは"Hi Hi Puffy Ami Yumi"。Cartoon Networkで午後7:30から。再放送が金曜午後9:00から、土曜日午前11:30からと日曜日午後7:30から。（地域によって違うかも）明日の日記では多分これについて語るでしょう。

2004.11.18

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世界一周？バイクの旅！＆トップモデル東京バトル！

さて、復活第一弾ネタはユアン・マグレガー！スターウォーズでもお馴染みの俳優ユアン・マグレガー(Ewan McGregor)がバイクに乗ってロンドンからニューヨークまで旅をする番組が先月からスタートした。（本当はもっと前に紹介する予定だったけど、いろいろあって遅くなっちゃった。）タイトルは「ロング・ウェイ・ラウンド」(Long Way Round)。ユアン・マグレガーと彼の友人で俳優でもあるチャーリー・ブアマン(Charley Boorman)が二人（＋撮影スタッフ）でバイクに乗って旅をする様子を映し出す、ロード・ムービー風リアリティー・ショウ。（またリアリティー・ショウです。）ロンドンを出発点に、フランス、ベルギー、ドイツ、チェコ、スロバキア、ウクライナ、カザフスタン、モンゴル、ロシア、アラスカ、カナダと周って終点ニューヨークまでの20000マイルのバイクの旅。（途中、極東シベリアからアラスカまでは飛行機を使うけど。）第一週目を見逃しちゃったので、二週目と三週目を見たんだけど、結論から言うと、、、、あまり面白くない、、、かも。い、いきなり、そんな結論を出してしまっていいのか？？？でもね、ロード・ムービーってたいていチンタラしててタルいでしょ？チョコとかスロバキアとかウクライナとか、国が変わっても全部同じようなヨーロッパの田舎にしか見えなくて、、、。風景も人間も同じような感じだし、、、。ま、奴ら（アメリカ人＆ヨーロッパ人）が見たら、微妙な違いがわかって面白いのかもしれないけど、とりあえず、俺には同じに見える。アメリカ人にとって日本人、韓国人、中国人がみんな同じに見えるのと同じだな、きっと。何かいろいろハプニング満載だったら面白いんだろうけど、そんな行く先々で毎回面白いハプニングも起きない。寅さんじゃあるまいし。かと言って、一箇所にじっくり数日滞在するわけじゃないから、その土地土地の面白い風習やら人々の生活ぶりやらを紹介することもほとんどなく、現地の人たちとの交流も何だか表面的。そりゃ、いくら東欧の田舎でもスターウォーズの主演俳優ぐらいは知ってる人も多いし、そんな田舎にスター（！）がやってくればみんなが代わる代わるやってきて記念撮影をせがむのも無理はないけど、それを現地の人たちとの交流と呼ぶにはあまりに薄っぺらい。ホテルも無いようなカザフスタンの田舎で、現地のちょっとお金持ちの人が好意で（？）彼らを自宅に泊めてあげて、親戚やら友人やらたくさん呼んでご馳走を囲んでパーティーを開いてくれたこともあった。けど、演出、編集の仕方が悪いせいなのかもしれないけど、どうも、ユアンとチャーリーの二人があまり現地の人たちと関わりたくないような、ちょっと引いたスタンスで接しているように感じたんだよね。そりゃさあ、こんなカザフスタンの田舎じゃ料理も見慣れないものだし、味だって違うからきっと不味いと感じただろう。家の主人がギターを片手に銃を片手に（！）現れて、何だか上手いのか下手なのかよくわからない歌を歌われても、リアクションに困るっていうのもよ～くわかる。でもさあ、何だか先進国から発展途上国に来てちょっと見下してるって言うか、少し引いて上から見てる感じに思えたのはちょっと意地悪な見方をしすぎかな？ま、疲れていただけかもしれないけどね。でも、ロード・ムービーっていうかこういう旅モノって猿岩石とかのやつもそうだったけど、現地の人たちとの心温まる交流や出会いと別れが一番感動を呼ぶポイントだよね？今後、モンゴル、ロシア、、、はあんまり期待できないかもしれないけど、アラスカ、カナダでは英語が通じるんだから、もう少し深みのある人間的な交流があることを期待しましょう。次の放送（4週目）はBravoチャンネルで明日（木曜日）の午後8時（東部時間）から。前回の滞在地はカザフスタン。オフィシャル・サイトはこちら。（英語。音楽あり。仕事中の方は気をつけて！）Bravoのオフィシャル・サイトはこちら。（英語）（おまけ）もうひとつ、リアリティー・ショウの話題。「アメリカズ・ネクスト・トップ・モデル」(America’s Next Top Model)女性トップファッションモデル候補を探す番組。現在オンエア中なのはサード・シーズン。司会はトップ・モデルのタイラ・バンクス↓。（Alexanderのアンジェリーナ・ジョリーを見るたびにタイラ・バンクスを思い出す、、、。メイクかなぁ、、、。）今日の放送では残る6人のモデル候補が東京に飛んで、そこで日本語によるキャンベル・スープのＣＭ撮影と、ジャッジ達の前で英語で梅干しの宣伝をするという課題にチャレンジするもの。ここでも英語が全くしゃべれない日本人カメラマンなのかＣＭディレクターなのかが登場！それにしても、日本語のセリフに悪戦苦闘するモデルたちの姿は、彼女達には悪いがめちゃめちゃ笑える！日本人だから彼女達の日本語のへんてこ具合もわかるだけに、おかしさ倍増！でもこういうシチュエーションってやっぱり日本および日本人なんだなあ。日本は外人モデル（！）とか外タレ（！！）とか好きだもんなあ。そして、日本語で宣伝する商品はキャンベル・スープだったけど、英語で宣伝する商品の方は梅干！意地悪だよねえ。でも、くさやとか納豆とかじゃないだけまだましだな。ウニもアメリカ人にはかなりキツイだろうな。でも俺の個人的ヒットは彼女達が東京で一流高級ホテルじゃなくてカプセル・ホテルに泊まったこと！俺はカプセル・ホテルには泊まったことはないけれど、この映像を見る限り、すごく清潔そうだし、何か楽しそう！子供の頃、押入れにダンボール箱とか持ち込んで秘密基地とか言ってこもったりして遊んだなぁ、、、。（遠い目）何かそんなことを思い出したよ。来週もまだ東京で何かいろいろやるみたいなので、何が起こるかちょっと楽しみ。（さすがに東京まで行って、ワン・エピソードで終わらせるのは予算的にももったいなかったか？）America’s Next Top ModelはUPNで水曜日の午後8時から。オフィシャル・サイトはこちら。（英語）

2004.11.17

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あなたは泥棒を許せますか？

あなたはあなたの物を盗んだ人を許せますか？ここのところ、日記の更新がとどこおりがちで、ネタも精彩を欠き、いわゆるスランプに陥っている俺である。（読者にも見抜かれているだろう、、、。）その原因はこれなのである、、、。実は、いろいろ複雑な事情により、ホームレスの女性をうちのアパートに住まわせることになったのだ。彼女は俺とは直接関わりはなく、俺のルームメイトの学生時代からの友人である。そして、俺は彼女が苦手なのだ。はっきり言うと嫌いなのだ。いつもうるさく何かしらにギャーギャーと大声で文句を言っているし、感情の起伏が激しいのか、ちょっと静かになったかと思うと突然大声で"What a fxxk!"などど叫び始めるのだ。それが、早口でバババーッとまくしたてるので何を言ってるのか、何に対して怒っているのか、それとも怒っていないのかがよくわからず、彼女がいると何だか俺も精神的にひどく疲れるんだよ。そんな感じでもともと俺は彼女に対してあまり良い印象を持ってはいなかったのだが、それが、何の因果か一緒に住む羽目になった。複雑な生い立ちと複雑な理由により、母親が癌で亡くなった後、彼女は身寄りの無いホームレスになってしまったのだ。実は彼女がうちに正式に住み始める前、数人の友人のところを転々として暮らしていた。そして彼女が俺のアパートに二度目に泊まりに来た時にそれは起こった。彼女が帰った後、俺の部屋にある「あるもの」が少し無くなっていたのだ。それはボトルに詰められていたもので、その中身が一気に減っていたのだ。でも、俺もいくつ残っているのか正確に数を数えていたわけではなく、だいたいどれくらい残ってたっていう記憶しかないから、決定的な証拠が無いのだ。でも、確実に量が減ってるのは確かだった。しかもかなり。ずっと長い間、それでもそのことをルームメイトに話すべきかどうか悩んでいた。ルームメイトと彼女は昔からの友人で、しかも彼女は身寄りの無いかわいそうなホームレス。それぐらいの事は大目にみてやらないといけないんだろうかと、、、。ところが彼女はうちに泊めてあげても、全く感謝をしているそぶりが無く、食べ物は食べっぱなしで後片付けはしないし、ゴミは捨てないし、ゴミは床にあちこち落としてまわるし、うるさいしで、俺のストレスも溜まりに溜まり、とうとうそのことをルームメイトに打ち明けた、、、。が、ルームメイトは「彼女がそんなことするとは思えない」と、、、。で、結局ルームメイトが彼女にその件について聞いたのだが彼女から返ってきた答えは、全くのウソだった。実は俺しか知らない事実があり、彼女の言い訳は全くそれに矛盾するものだったからである。この期に及んでも俺達に対してウソをついた彼女に対してとても落胆したし、恩をあだで返す彼女が本当に許せないと思った。そして彼女が盗んだものはそれだけでは無かった。俺がランドリー用にボトルに貯めていたクォーター(25セントコイン）もやられていたのである。しかも、さすがにコインとはいえお金を人目につく所に置いておくのは良くないと思い、俺はそのボトルをわかりにくいところに隠していたのだ。それを探し出して盗んだということは、最初から盗むつもりだったのではないだろうか。最初から何か盗むつもりで俺のいない隙に俺の部屋をあさり、何か盗めるものはないかと探していたということではないか。さすがに友人である俺のルームメイトから盗むのは気がひけたのだろう。だから最初からターゲットを俺に絞っていたに違いない。俺から盗んだ当時の彼女は、仕事を始めたばかりでしかも身分証明書が無いために銀行口座を開けず、給料のチェックを現金化出来ずに困っていたことは確かである。でも、働いて給料もらってるんだから、いずれそれを現金化することができるようになるんだし、そうしないといけないんだし、返せる当てがあるんだから、俺の金を盗まないで自分の友人達から当座の金を借りればいいじゃないか！クォーターがボトルにいくら入っているかを数えたりはしていなかったから具体的にいくら盗まれたのかはわからない。ま、40枚盗んでも$10にしかならないから、盗まれた金額自体は多くは無い。でも、これって金額が多い少ないの問題じゃないと思う。結局彼女は泊まり歩いていた他の友人達とこじれて、俺達のところしか当てがなくなってしまった。いくら長年の友人でも、全く感謝されず、しかも散らかし放題やり放題にされたらそりゃあ怒るだろうなと思う。そして、彼女は仕事があるとはいえ、パートタイムで始めたばかりなのでまだ自分でアパートを借りることも出来ない。そんな彼女の状況もわかっているから、うちに泊めるのはイヤだとは言えず、でも、彼女が俺にしたことをどうしても許すことが出来ないんだよ。きっと彼女が俺から盗んだ物、盗んだお金を全部返してくれたとしても俺は彼女を許せないだろうと思う。でもね、これはとっても苦しいこと。本当はすんなり許せたらどんなに楽だろうかと思うよ。実はクォーターの件もルームメイトに話した。でも、今度はルームメイトは「自分で言えば」と。俺は彼女に何て言ったらいいんだろう？「俺のクォーター盗んだでしょ？」「俺のクォーターが無くなってるんだけど、知らない？」俺がどんな言い方をしても彼女は自分がやったとは認めないだろうな。だって、これも確実な証拠が無いもの。そう思ったら、何か余計な波風を立てずに盗られて困るような物は全て隠すようにして俺が自衛手段を取って彼女が自立できる日まで何とか平穏に過ごす方が得策なのかもとも思うんだよね。だから未だに彼女にはクォーターの件については話していない。とにかく、どうしたらいいのかわからなくて、不機嫌な態度を取ってしまうし、ストレスは溜まるし、、、。本当は大きな心で許してあげられたらそれが一番いいんだろうけど、、、。

2004.11.15

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アメリカ人は関西人？？？

今週から始まった英語吹き替え版トリビアの泉。さっそく見てみた。んで、気がついた。アメリカ人ってやっぱ関西人気質なんじゃ～ん！っていうのも、トリビアの泉ってすごく「間」（ま）が多くて演出がちょっとトロいでしょ？これをそのまま持ってきても、テンポの速い演出に慣れたアメリカ人にはちょっと苦痛なんじゃないかなぁーと思ってたわけさ。そしたら、奴ら（SpikeTVとその関係者）、あいてる「間」にオリジナルの日本語版では言ってないことをぽろぽろと付け加えて、あたかも出演者がコメントしているかのようにして「間」を埋めていた！（しかもそれがすごく笑えたりする！！）な～んだ、奴らもやっぱり「間」が怖いんじゃ～ん！関西人だな。そういう俺もプチ関西人気質なので間が苦手で、みんなで喋っててちょっと沈黙が出来そうになると、とにかくしゃべりまくる。んで、往々にして余計なことまで言っちゃうんだよねぇ、、、。

2004.11.13

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ハロー！おっぱいちゃん！！（写真あり）

今日、街を歩いていたら発見！ハローキティーならぬハローティティー！日本語に訳すとさしずめ、「ハロー　おっぱいちゃん」ってとこか。これは、ニューヨークの土産物等を売ってる店先のショウウィンドウに飾られてたもので、Ｔシャツだと思う。キティーちゃんの丸っこい感じとかそのまんまで、パッと見、あんまり違和感無いな。しかし、日本でもご当地キティーちゃんとか言って、日本全国にびっくりするような（笑える）キティーちゃんが増殖中だけど、ここアメリカでもまがいもの、バッタものからこういったパロディーものまで結構よく目にする。ちなみに俺の友人はHello KittyならぬHell KittyのＴシャツを持っている。悪魔のしっぽを持ち、手には槍のようなものを持った「地獄のキティーちゃん」なのだ。（今度機会があったら写真撮らせてもらおう。）ついでに季節の話題を一つ。今日、ロックフェラーセンターのスケートリンク前に巨大なクリスマスツリーが運び込まれた。↓まだ、運び込まれたばかりでこれから飾り付けやら何やらしなくちゃいけないんだけどね。↑工事現場の足場のようなものがツリーの周りに建てられている。これからニューヨークはクリスマスに向けてどんどんきれいになっていく。イルミネーションやらいろんな飾りやらで街中がきらきらしてくる。俺が冬が好きなのはそういう理由もあるんだ。

2004.11.11

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ちょっと良い気分。。。

アメリカって店員の態度が悪くてムカつくことがよくある。（でも、田舎の人はそれなりに親切でフレンドリーなのかもしれないけど）今日は思いがけずちょっとナイスでフレンドリーな店員さんに出会ったので何だかちょっと良い気分。蛍光灯が切れたので、昼間のうちにちょっとハードウェアストアに行って買ってこようと思っていたら、ちょっと予定が狂って結局夕方まで買いにいけなかった。たいていのハードウェア・ストアは夕方5時頃には閉まる。NYみたいな24時間眠らない街ならもうちょっと遅くまで営業しててくれてもいいんじゃない？って思うんだけど。（俺の文章、「ちょっと」が多すぎる？）で、結局夕方6時くらいになってしまって、あぁ、さすがにもうみんな閉まってしまってるなあ、、、でもどっか開いてるとこないかなぁ、、、と思いながらうろうろしてると、偶然まだ開いてる店を発見。でも、ここちょっと小さいし、暗いし、ハードウェアストアとはもしかしたら違うかも、、、と思いながら中に入って見てみると、そこはロシア人の若いにーちゃん二人がやってる店だった。強いロシア語訛りの英語だったけど、すごくニコニコしててフレンドリーで、すぐに俺が必要としてるサイズの蛍光灯を出してきてくれて、、、店のレジ横に置いてあるマジョールカ人形（っていうのか？あの起き上がりこぼしのような形をしてる木彫りの人形で、中に小さい人形が入っててその中にまた小さいの、またその中に更に小さい人形が入ってるってやつ）に俺が興味を示してたら、マジョールカ人形の小話をしてくれたりして、、、アメリカに住んでると態度の悪い接客に慣れてしまってたまーにこういうフレンドリーな人に会うと悲しいかな、びっくりしてとまどってしまったりする。親切な人に出会ってびっくりするって、、、ねえ。でも、今日はこんなちょっとしたことだけど、ついついトゲトゲしくなってしまいがちな自分の心がフワッと軽く溶け出したようで、何だかプチ幸せな気分。あなたにも、何かいいことありますように！

2004.11.10

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ヴァージンあげる！！（追記あり）

昨日はちょっと舌足らずでやっぱみんなに誤解をあたえてしまったみたいだなぁ。俺が知りたかったのは、それぞれの地域の（およびいろんな地域）の「アメリカ人」達がどう思ってるかって事で、そこに住んでる日本人がどう思ってるかってのじゃなかったんだよね。最後にちゃんと「アメリカ人は本当はどうなのかな？」って明記するべきだったね。いろいろ気分を害された方もいたかもしれないけど、ごめんなさい。ま、でもいろんなところに住んだ経験のある日本人の意見も聞くことが出来たからそういう意見もあるんだねってのがわかったから良しとしよう。さて、今日の本題。今日（11月9日火曜日）からまた新しいリアリティーショウが始まる。しかし、今回のはスケールが今までと違う。なんと、優勝者にはヴァージン・グループ総裁の地位が与えられるのだ！！ヴァージン・グループと言えば、80年代初めにイギリスのインディー・レコード・レーベルからスタートし、ヒューマン・リーグやカルチャー・クラブのヒットで波に乗り、ポーラ・アブドゥルでアメリカでも成功を果たし、マライア・キャリーをクビにしたことでも有名なヴァージン・レコードをはじめ、ヴァージン・メガストア、ヴァージン・アトランティック航空、ヴァージン・モバイル（携帯電話会社）等、多岐に渡る世界的一大企業グループだ。最近では宇宙旅行事業にも着手していて、こないだ話題になった民間宇宙飛行にも絡んでたな。無類の冒険家としても知られる、その創始者であり現総裁でもあるリチャード・ブランソンが今回フォックスチャンネルと手を組んで始めるリアリティー・ショウ。16人の若き起業家達が世界中をいろいろ駆け巡って何やら課題にチャレンジしていき、そして最終的に優勝者にはブランソン氏のポストが譲られるという！！！さすが、Fox!ん？待てよ、でも何かこれって過去に人気のあったリアリティーショウをいくつか組み合わせてスケールアップしただけのような気も、、、、。こないだ世界中を駆け巡っていろいろな困難を乗り越えながらタイムを競う番組やってたし、起業家を集めてなんか課題を与え、優勝者に会社の重要ポストを与えるのってThe Apprenticeと同じだし、（NBCのドナルド・トランプに対抗してFoxはリチャード・ブランソンを持ってきたというわけだ。）どうせ、ヴァージン・グループの総裁とは言っても実質的なそれぞれの会社の経営には多分もうあまり関わってないんだろうし、だからこんなコンテストで選ばれた奴がなってもきっと実害はないんだろうな、、、っていう穿った見方はさておき、この番組、タイトルは"The Rebel Billionaire: Branson's Quest for the Best"Foxチャンネルで今日（11/9)夜8時から、初回の今日は2時間スペシャル。あぁ、また見てしまうな、俺、、、。（最近また新しい番組いろいろ始まってて、ちょっと追いついてないんだよね、俺。）オフィシャル・サイトはこちら。（追記）たった今、見終わりました。ちょっと、、、期待はずれだったかも。俺の個人的な感想としては。チャレンジの内容がほとんどFear Factor*だもの。（*　素人の出演者が危険なスタントにチャレンジしたりゲテもの料理を食べたりして、いかに怖がらずに課題をクリアしていくかを競うリアリティー・ショウ。）ま、さすがヴァージンだけあって、気球やら飛行機やら空中ものが多かったな。二つの気球をロープでつなぎ、その間を綱渡りするチャレンジやら飛んでる小型飛行機の上によじ登ってそこで仁王立ちになるチャレンジやら。あ、でも気球のバルーンの上によじ登ってそこでお茶するの、バカバカしい！けど楽しそう！やってみたいな。気持ちよさそう。飛行機の上に立つのも楽しそうだなあ。（俺ってジェットコースターとか好きな人なんです。）しかし、出演者がちょっとねえ、、、。どれもとても企業家には見えない。ちょっと頭悪そう、、、。（失礼！）何だかアメリカン・アイドル**のオーディションにきてる人たちみたい。（**アメリカ版「スター誕生」。）The Apprenticeの出演者の方がもうちょっとビジネス・プロフェッショナルっぽいよね。ま、本当に頭いい人はこんなのに応募しないだろうけどさ。あ、今、フォックス・ニュース見てたら、（普段はこんなブッシュ寄り、超保守的なチャンネルのニュースなんて見ないんだけど、前の番組からチャンネルそのままにしてた、、、。）ハイスクールの学生が理由も無くいきなりそこらへんにいる人をボコボコに殴ってそれをビデオに録画して、それにラップの音楽をかぶせて売っていたらしい。確かオレゴンの学校じゃなかったかな。や、病んでるよ、この国、、、。

2004.11.09

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NYとLAは仲が悪い？？？（追記あり）

もうこれ関係の話はやめようと思ってたんだけど、、、。大統領選が終わったばかりだというのに、ニュースを見てるとやっぱり不安になる。俺、本当にこのままアメリカに残りたいんだろうか？アメリカに残ってて俺は幸せになれるんだろうか？だからといって他に行くところは？さて、今日の本題。実はNYの人とLAの人はお互いが嫌い（のようである）。お互い広大な大陸を挟んで東の端と西の端に位置し、アメリカ第一、第二の都市である（人口の多さで言えば）この二つの都市はそれぞれ東海岸、西海岸の中心的な存在で、お互いにライバル意識のようなものがあるようだ。これは東京と大阪みたいなもんかなぁ。黒系ファッションが多いNYと派手目のファッションが多いLA、まさに東京と大阪って感じがするな。NYの人は本当は自分もすごくミーハーなくせに、中身がないのに人気のある有名人が嫌いである。特にアイドルって言われる人たち。ブリトニーとかちょっと前ならバックストリートボーイズとか。（そのくせ、彼らが街に現れるとキャーキャー言って取り巻くのだが、、、、。）あ、でも例外もあり。J.Lo（ジェニファー・ロペス）は結構こちらで愛されてるようだ。ま、地元だし、ヒスパニック系多いし。（J.LoはNYのブロンクス出身。♪I'm still I'm still Jenny from the block♪ヒスパニック系住民の間ではあこがれの存在のようだよ。NYの人はちょっと見栄っ張りなところがある。そして高級志向。（もちろん金があればの話だけど）よく「バカな人は嫌い」(I hate stupid people!)って言う人が多いけど、そういう人たちもあんまり賢そうじゃなかったりする。ま、NYはビジネス、経済の中心で、東海岸にはいわゆるアイビー・リーグと呼ばれる名門大学も多いからそこを卒業したエリート達がたくさんいるのは確か。でもそこは所詮（？）アメリカ人。日本人的スタンダードから言うと、「なんでこんな簡単なこともちゃんと出来ないの？」って思うこともしばしば。ま、当然、中にはすごいキレる人もいるけど。そういうところが、整形とかジム・トレーニングとかで顔や体を人工的に作り上げてとにかく見た目だけで勝負！のLA（っていうかハリウッド文化）を馬鹿にして嫌ってる要因じゃないかなと思う。俺はLAには住んだことはないから詳しくはわからないけど、こちらに住んでるアメリカ人の友人達が言うにはLAの人達もNYが嫌いなんだと。ドラマとか見てるとたまに、（ドラマの多くは西海岸で作られている）主人公がNYに遊びに来て「なんだ、このドブみたいな汚くて臭い街は！　こんな街大嫌い！」とか言うセリフがあったりするし、NYから来た人たちを面白おかしく描いてたりする。（ヘンテコなファッションでラップのように喋り、すぐ物を盗む、とかね。）更に、サン・フランシスコを中心とする北カリフォルニアもLAを中心とする南カリフォルニアが嫌いらしい。俺が日本にいたときにちょっと英語を習ってたサン・ノゼ出身の先生がそう言ってた。理由は同じく、「人工的な美ばかり追求して中身がないから」だって。どうなんだろう？それぞれの地域に住んでる方々、ご意見お待ちしております。（シカゴとかってどうなんだろ？かつてはセカンド・シティーって呼ばれてたのに、人口でLAに抜かれてサード・シティーになっちゃったし。）（追記）誤解されるといけないから一応断っておくけど、これはアメリカ人の中にはこういう人も結構いるっていう話で俺自身は別にどっちがどうとも思ってないし、そんなのバカバカしいと思ってるよ。何か静かに怒りの反論とかされてもイヤだしね。ちなみに俺はLAにもシカゴにも行ったことあるけど、LAもNYもシカゴも好きですよ。ハワイもフロリダも好きです。アメリカ来る前、本当は南カリフォルニアかフロリダがいいなぁって思ってたくらいですから。（それがなぜか考えてもいなかったNYに今は住んでる（笑））

2004.11.08

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イタイ、ピンクレディー、、、、。

ピンクレディーはアメリカで何をしていたか知ってますか？（今日のネタは俺の日記のコメントを詳しく読んでる人はわかると思うけど。）70年代に老若男女、日本中を虜にしたピンクレディー。次々とミリオンヒットを連発し、いつテレビをつけても必ずどこかのチャンネルに出ていて、ＣＭ出演も多数、クイズ番組の司会をしたり、ついにはテレビアニメにもなったミーとケイの二人組み。当時としてはかなりセンセーショナルな露出度の高い衣装（だっただろう、俺は子供過ぎてわからなかったけど）と激しい振り付け。日本中の子供がこの振り付けを一生懸命覚えて、テレビの前で一緒に踊っていた。でも彼女たちの人気もそうは長続きしなくて、人気に翳りが見え始めた頃に新天地を求めて（？）アメリカ進出。でも、日本にいる俺たちの耳にはピンクレディーがアメリカで何をしているのかは全然伝わってこなかった。（少なくとも子供たちの耳には）んで、結論から言うとピンクレディーはテレビのバラエティーショウの司会をやっていたのだ。番組名は「ピンクレディー＆ジェフ」(Pink Lady and Jeff)。↓かなりチープな感じ。1980年3月1日にスタートしたこの番組、さすがにピンクレディーの二人だけでは司会は無理ということで、B級コメディアンのJeff Altmanと組ませて、、、っていうかJeff Altmanが実質的にはメインで司会をやって、ピンクレディーはサブ。土曜日の夜10時からNBCで放送されていたこの番組。日本ではスーパースターでもアメリカではまったく無名、「ピンクレディーって誰？」って感じの二人が（名目上）メイン司会な上に、英語がしゃべれずセリフを丸暗記していたピンクレディーによるコントもまったく笑えず、しかも発音が悪くてよく聞き取れないんじゃ、当然視聴率も低迷。（何しろセリフを耳でとにかく丸暗記していたらしく、彼女たちは何をしゃべっているのか全くわかっていなかったらしい、、、、。。。）6週間分が作られたが、5週分しか放送されずにあえなく打ち切りに。3年ほど前にTVガイド誌の「テレビ史上、最悪なテレビ番組」の1位に選ばれていたらしいけど、その話を聞いたとき、「へえ～、1位に選ばれるってことはそれなりに結構有名だったってことじゃ～ん」と思ったけれど、まさか、DVDまで発売されてるとは！二年程前に偶然この番組のDVDを見つけたときには店頭で一人興奮しまくって、速攻で買いました。（笑）でもね、、、、あれから二年も経つのに、、、まだ最初の2回までしか見てない、、、。あ、あまりにもピンクレディーが痛々しすぎて、、、。一生懸命けなげにやってるのが、痛いほど伝わってくるだけに、、、、。もう何かこれ以上つらくて見てられない、、、って感じ。笑えないコントもさることながら、番組の最後にピンクレディーの二人が「これが日本の伝統的な習慣よ！」とか言って、ビキニに着替えてゲストやジェフと一緒にお風呂に入るのがまた痛々しい、、、っていうかアジア人女性ってやっぱこういうイメージなんだよなあ、、、きっと今でも。でもこの番組のおかげか、1980年にリリースしたピンクレディーのアメリカでのデビューシングル”Kiss In The Dark”はビルボードチャート37位まで上がり、見事Top40ヒットとなったのだった。この曲は日本では「波乗りパイレーツ」（オリコン最高4位）の次のシングルとしてリリースされたが、オリコンチャート最高19位までしか行かず、その後、彼女たちのシングルがオリコンTop10に帰ってくることは無かった。でもよく頑張ったよなあ、ピンクレディーの二人。だってこの当時、彼女たちはまだ21歳とか22歳とかでしょ？もし自分がそれくらいの年齢の時に、英語も全然しゃべれないのに、事務所のお偉いさんの命令でアメリカに行って全国ネットのバラエティーショウの司会をやれって言われたら、ちょっと出来ないよ、きっと。そりゃ、会社の命令だったらやるしかないんだろうけどさあ。当時の彼女たちよりはずっと英語もうまくしゃべれるし、年齢だってもっと上で人生経験も積んでる（はずの）自分でも、ここアメリカに来ていろいろ大変な思いをしている。アメリカに来て住んで働くってのは結構大変なこと。今から20年以上も前に異国の地に渡った彼女たちの努力とけなげさの痕跡をたどり、どれだけつらくてさびしくて大変な思いをしただろうと当時の彼女たちの心の内に思いをはせると、何だか他人事じゃないようなせつない気持ちが湧き上がってくる。頑張れ！そして頑張らなきゃ！オフィシャルサイトじゃないんだけど興味ある人はこちらをどうぞ。（英語だけど）

2004.11.06

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清六さんのまん○臭い？

昨日、ジェイレノ（The Tonight Show with Jay Leno）を見てたら（再放送だけど）コメディアンなのか放送作家なのか、ある男性レポーターがLAの街に出て、道を歩く人たちに声をかけていろいろ話をして、面白い人を見つけるみたいなコーナーをやってた。そこに日本人の集団が出てきたんだけど、その中の一人の女の子がその日誕生日だったらしく、レポーター：「日本語でHappy Birthdayって何て言うの？」日本人：「たんじょうび、おめでとー」そしたら、そのレポーター、日本語でHappy Birthdayはこんな風に聞こえる、ボンジョヴィ　オープン　ザ　ドア！(Bon Jovi Open The Door)大笑いしちゃった。そういえば、俺がまだ子供のころ、鶴光のオールナイトニッポンっていうのをやってて、その中のコーナーに「この歌はこんな風に聞こえる」っていうコーナーがあったのを思い出した。ま、これはタモリのそら耳アワーみたいなもんですが。そのコーナーで取り上げられたものの中で今でも強烈に印象に残ってるものが二つある。ひとつはカルチャー・クラブの“I’ll Tumble 4 Ya”（邦題「アイル・タンブル・フォー・ヤー」）。この曲の始まってから54秒経ったあたりからの(He’ll be a) boy for youBut you need moreI’ll tumble 4 yaI’ll tumble 4 yaI’ll tumble 4 yaI’ll tumble 4 youっていう部分がこう聞こえると、、、、、、ポイポイゆうべ10人も奥さん　ボボ　もうイヤ奥さん　ボボ　もうイヤ、、、、あ、ちなみに「ボボ」っていうのは鹿児島弁（だったと思う）で女の人のアソコを意味する方言。当時、確かボボブラジルっていう名前のプロレスラーがいたらしく、一部でこの方言は有名だったのだ。もう一つはマイケル・ジャクソンのモンスターアルバム「スリラー」から“Wanna Be Startin’ Somethin’” （邦題「スタート・サムシング」）。この曲の始まってから４分４５秒あたりからのma ma se,Ma ma sa, ma ma coo saMa ma se, ma ma sa,Ma ma coo sa,っていう部分がこう聞こえると、、、清六さんのまん○臭い清六さんのまん○臭い、、、、これが延々一分以上に渡って繰り返されるのだ、この曲。あ、清六さんって、当時（1982年くらい？）欽ちゃんの番組（欽ドンだったかなぁ？）に出てて人気があった（かもしれない）「甘栗坊や」こと斉藤清六のことです。「村の時間の時間の時間です」とか言ってたなぁ、、、。あ、そう言えば、もうひとつ思い出した。また古いネタで若い読者（？）には悪いんだけどABCのデビューアルバム”The Lexicon of Love”に収められてる本国イギリスでのデビューシングル“Tears Are Not Enough”（邦題「涙まだまだ」）の最初から28秒経ったあたりからのSearching for Certaintyっていう部分がこう聞こえると、、、チンポ　ツー　チンチンまあ、イギリス訛りはキツいのあるからなあ、、、。当時(1982年)のLP版および再発CDの歌詞カード、誰かが日本で聞き取って書いたんだろうけど、この部分、聞き取れなかったらしく、………になってる。し、しかし、下ネタばかりですみません、、、。でもやっぱ、そういうのほど記憶に残るもので、、、。俺はどうも耳が悪いのかボケてるのか、日本にいたときから聞き間違いが多かった。しかも「そんなことあるわけないじゃ～ん」って言われるようなひどい聞き間違い。（具体的なのは覚えてないけど）それはアメリカに来てからも同じで、日本語の問題じゃなかったんだね、と安心（？）した。（でも最近はなぜか聞き間違いがすごく減ったんだよね。）みなさんは何か面白い「これはこんな風に聞こえる」ってのを発見したことや面白い聞き間違いをしたことはありますか？

2004.11.05

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トリビア、アメリカ上陸！！！へぇ～　へぇ～　へぇ～

トリビアの泉がアメリカで放送されることになった。しかもアメリカ版にリメイクされたものじゃなくて、日本版を英語吹き替えでそのまま放送するみたい。どうせなら、あの独特の「間」を出すために字幕にすればいいのに、、、。でも、アメリカだとあのテンポの遅い演出はみんなイライラしちゃうかもなぁ。俺もすっかりアメリカのテンポに慣れてしまったせいか、日本の番組を見るとテンポの遅い演出にちょっとイライラするもんなぁ。まあ、子供のころから日本映画が嫌いだったのは展開が遅くてセリフの間が長いからだったもんなぁ。（だって、普段しゃべるときにあんなに間を空けてしゃべらないでしょ？）ミポリンドラマとか苦手だったし、、、。おっと話がそれたが、アメリカで放送されるトリビアの泉、タイトルは、、、、Hey! Spring of Triviaそれって、もしかして直訳、、、、？Hey! っていうのはもしかして「へぇ～」を訳したつもりなのか、、、？ってことはもしかして、みんながボタンをたたくと“Hey! Hey! Hey!”って音がするのか、、、？何かぜんぜん違うぞ、それだと。かと言って、“a-ha! a-ha! a-ha!”とか言われても何か困るんだけど、、、。（何でかわかんないけど。）アメリカ版トリビアの泉、”Hey! Spring of Trivia”はSpikeTVで来週の木曜日夜9時から。(11月11日)オフィシャルサイトはこちら。これも料理の鉄人(Iron Chef)みたいにアメリカでカルトヒットとなるか？オフィシャルサイトを読んだら、やっぱり「へぇ～」は”Hey”だった。ってことは「80へぇ」は”80 Heys”になるのか。（おまけ）ちなみにSpikeTVでは「風雲！たけし城」をMXC: Most Extreme Competitionだかなんだかってタイトルで英語吹き替えで放送している。（確か去年から放送開始。）なんで今頃？って思ったものだ。そういえば、たけし城は韓国でパクられてあっちでそっくりの番組やってたけど、トリビアも韓国でパクられて、フジテレビが訴訟を起こしてたよね？あれって判決はどうなったんだろう？俺がアメリカに来て間もないころ、韓国人の友人から「日本のテレビは韓国からいっぱいパクってる」って言われてびっくりした。えっ？逆じゃん！韓国とか中国の人って日本のものは全部オリジナルは自分達のところから来たって思ってるらしく、時々こういう厚かましい発言をされてびっくりしたことがある。そりゃさ、歴史的に日本はたくさんいろいろなものを大陸から輸入してきたけどさ、でもヨーロッパ人やアメリカ人がエジプト人やギリシャ人に「全部元はうちらの国のものじゃん」って言われたら、「それは違う！」って思うんじゃないかな。（おまけ２）SpikeTVが流してるこの番組の予告CMを見た。「右の鼻毛を抜いたら右の目から涙、左の鼻毛を抜いたら左の目から涙が出る」ってやつを使ってた。さすがSpike、いいトリビアをCMに持ってきたなあ。SpikeTVのメインターゲットは10代後半～30代前半の男。（何しろFirst Network for Menということで立ち上げられたくらいだし。）こういうおバカなトリビアはSpikeのターゲット層にぴったり。

2004.11.04

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憑いてる霊！乗ってる霊！～取り憑かれてるなこいつら～（タイトル変更）

ああぁぁ、ブッシュのサルが勝った。もうすっかり脱力だよ。今、CNNでブッシュが勝利の演説をしてる。ちょっとあまりに脱力してて、やっぱ今書けないや。またもう少ししてから後で書きます。（ここから続き）さて、気を取り直して続きを書くぞ。今回、誰に投票するかを決める上で一番重要な要素は何でしたか？っていう質問にアメリカ国民は「イラク戦争」でも「テロ対策」でも「経済問題」でも「教育問題」でも「医療福祉問題」でもなく、「道徳問題(moral value)」だと答えた人が一番多かったというアンケート結果がCNNだかNBCだかで報じられていた。ええっ？？その道徳問題ってゲイマリッジのこと？イラクであんなにたくさんの人が死に、アメリカ兵がこんなにたくさん死に、アメリカに加担した国々が次々と巻き添えを食らっているというのに、国が戦争状態で経済が落ち込み雇用も悪化してるというのに、医療保険費用が高騰しているというのに、一番重要なことがそれかよ、、、。ゲイが結婚したら人が死ぬのか？テロ攻撃よりも怖いのか？今考えなきゃいけないのはそんなことじゃないだろ！ちょっとポイントがずれすぎてるよー！先日ある面白い（けどちょっと怖い）記事を読んだ。共和党員と民主党員の脳をスキャンした結果、「潜在意識のレベルにおいて、民主党員が警戒すべきだと受け止めている物事について、共和党員は気にかけていないようだ」なるほど、つまりテロ攻撃が怖いとか言っても実はそんなに気にしてはいないんだな。アメリカの田舎に住んでる彼らは「どうせテロ攻撃があったとしてもニューヨークとかだし、俺たち関係ないもんね」とでも思ってるのかもな。しかし、中西部の田舎の人たちってモラルモラルと言う割には娘の彼氏とエッチして母娘でもめたり、姉の旦那と寝て姉妹でもめたりして趣味の悪いテレビ番組に出てくる人たちっていつもたいてい南部中西部の田舎の人たちだよな。ま、田舎には他に楽しみが無いからかもしれないけど、、、。しかし、ブッシュの再選も心配だけど、上院下院ともに共和党が優勢を占めたことがもっと心配。これで、共和党の暴走を止めることが事実上非常に難しくなったってことだ。ブッシュは何をしようがどうせ今期で最後なんだから、国民の支持を今まで以上に気にしなくて良くなる。だから好き勝手出来る。そんな狂気のブッシュ＆共和党が提出した法案も、上院下院ともに共和党多数であっさり通過してしまう、、、。あれ？これって何かアジアの東の端に位置するどこかの国と同じような、、、。今日、小泉内閣のメルマガが届いて（いまだに登録解除してない）、いつもなら読まずにゴミ箱行きなんだけど、今日はブッシュ再選について何か言ってるかなあと思って読んでみると、なーんにも書いてなかった。ま、この原稿もどうせ、数日前に（秘書が？）用意してるんだろうから、そんな旬な話題にはすぐには対応できないんだね。ダメなの。ああ、今日は中山美穂の「ツイてるね　ノッてるね」を聞きながらちょっと気分をノセて書こうと思ったんだけど、やっぱりノらなかった、、、。WAKUWAKUさせてよ！「0909させて」は本田恭章だったな。（うわっ、古っ！）

2004.11.03

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最後の審判！～ケリーでありますように～

あぁ、とうとうこの日が来てしまった。次期アメリカ大統領を決める決戦の日。もうあまりにも醜い中傷合戦にいい加減嫌気がさしてたから、それが終わるのはうれしいんだけど、でも、それと同時にアメリカ国民の底なしのアホさ加減に失望にも似た気持ちも。洗脳はやっぱり強いんだね。さて、俺はアメリカ国民じゃないから投票権は無いけど、どんなもんだろうと興味があったので投票所になってる近所のハイスクールに行ってみた。潜入写真を撮ろうと思ったんだけど、警備のおっちゃんに睨まれて、小心者の俺は敢え無く退散。ま、選挙を妨害するためにテロがおきるカモって言われてるから、いつもより更に警備が厳しくなってるし。仕方ないな。警察の車も街中いたるところで見かけたし。仕方がないので、その周辺を歩いていると、映画のロケにもよく使われるダイナーの前でテレビクルーにインタビューされてるにーちゃんを発見！俺が写真撮ってると、通りかかった黒人のねーちゃんが俺に聞いてきた。ねーちゃん：「誰？」俺：「知らない。」そう、知らないよこんなにーちゃん。もしかしたら、ちょっとは名の知れた俳優かコメディアンかもしれないけどさ。今回の選挙で万が一ブッシュが勝つようなことがあれば、2008年に行われる次の大統領選挙にはヒラリー・クリントンが立候補すると言っているそうだ。でも、今回ケリーが勝てば、2012年まで立候補しないんだって。2012年って、、、ヒラリー、いったいいくつになってるんだ？大丈夫なのか？最近ちょっとやはり顔に疲れが見られるぞ。シャロン・ストーンみたい。っていうか、シャロン・ストーンはマドンナに似てるよな。ま、マーガレット・サッチャーみたいなのもいたからいいけどさ。でもオルブライトみたいにはならないでね。しかし、今回ブッシュが勝つと、時期大統領選に現ニューヨーク州知事のジョージ・パタキが立候補しようともくろんでいるらしい。えええぇええ？？？？あんたってば、州知事なのにシュレックブルームバーグ市長よりも影薄いくせに、なんて無謀なことを！！！泣き虫のいじめられっ子みたいに、いつも泣きそうな顔でテレビのインタビューに答えてるくせに、大統領とは大きく出たもんだ。しかし、大統領に立候補するような何か素晴らしい業績あったっけな？↓これがGovernor Pataki。↓そしてこれがMayor Bloomberg。↓そしてこれがシュレック。パタキってなんだかパキスタン人みたいな名前、、、。彼が選ばれたときには「くしゃみの音みたいな名前」って言われていたらしいが。何かオウムっぽい名前でもあるな。今晩中には選挙の何らかの情勢が判明するのかな。ここ数日は落ち着かない日々が続きそうだ、、、。パタキとブルームバーグとシュレックの画像は数日したら取り外します。

2004.11.02

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天井が落ちてくる？？？

アメリカは国自体の歴史が浅いせいか、ちょっとでも古いものがあるとそれを大切に保存しようとする。古い建物なんかも出来るだけ保存しようとして、どんなに古くなってガタがきても、すっかり取り壊して建て替えるんじゃなくて、適当に応急処置をしながら使い続ける。そして、内部の部屋構造や内装を大きく変えたいときには、建物の外側はそのまま残して、中だけぶち壊して改装を行う。だから、改装工事に異常に長い年月を要する。ただでさえ仕事が遅いアメリカ人、そんなことをしていてはどれだけかかるかわからない。まあ、ワンフロアくらいならそうするのはわかるけど、全フロア全面的に改修する場合でもそう。俺が昔ボストンで働いていた会社の近所にあったビルも、外側を残して中だけ建て替えていたのだが、俺がそこで働いていた二年弱もの間、ずっと工事してた。しかも、二年近く経ってもまだ全然完成には程遠いものだったよ。今俺が住んでいるアパートのある建物は1920年代に建てられたものらしい。元々は建物全体が一つの大家族が住むように作られていて、同じフロアの部屋はそれぞれ繋がっていたらしい。それを壁で仕切っていくつかのアパートメントに小分けして、今では普通のアパートメント・ビルディングとして使用されている。一応内装は住人が入れ替わるたびに壁を塗装しなおしたりしてきれいにするので、一見問題ないように見えるが、そもそも建物自体が古いのでやはりいろんなところにガタがきている。実はこの週末にうちのアパートでは天井から水が降ってきた。かなりの勢いで。しかも夜中の3時に。バスルームだったからまだよかったものの、「また、上の階に住むアメリカ人バカップルが何かアホなことをしでかしたな！」と怒り心頭でドキドキしながら上に怒鳴り込みに行ったら上の階の住人もバスルームで水漏れ発生してた。バスルームをちょっと見せてもらったら、なんと奴らのバスルーム、天井が今にも落ちそう！上からの重みで大きく沈み、色も黒ずんでいた。ちょっとヤバいんじゃないか？「マネージャーに修理してくれって電話したんだけど、全然やってくれないんだよね。」ってそのバカップルは言ってたけど、、、。お前ら、もうちょっと危機感持った方がいいんじゃないか？その後、さらに上の階のおばさんを夜中にたたき起こして聞いたら、彼女のところでは何にも問題がないとのこと。ってことはそのおばさんのフロアとバカップルのフロアの間のところで、水道管が何かに異常があるに違いない。この建物では5年ほど前にも、5階のバスルームの床が抜けて、1階まで一気に天井が抜け落ちたことがあったらしい。よく映画でバスルームの床が抜けるシーンがあるけど、あれは映画の中だけじゃないんだね。しかし、途中で止まらないで一気に下まで抜けちゃうんだ。怖いな～。笑い事じゃないぞ！日本だったらそんな危険な建物、法律違反じゃないのか？もうちょっとしっかりしてくれよー、アメリカ人。

2004.11.01

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