ブルゴーニュ
なんだかんだで、あっと言う間にカンファレンスが終わった。今日は最終日と言う事もあり、社長がディナーに招待してくれた。夜からなのでまだ少し時間がある。徐々に荷造りを始めようかなと思っていたら、部屋の内線が鳴る。何かなぁと思いつつ取ると、同じ部署のメンバーだった。しばらくホテルに缶詰だったので、飲もうと言うお誘いだった。もちろんOKして、ひとまず近所のスーパーまで出かける事に。スーパーに言ったら何ともの凄い量のワインがあり、悩みながら選ぶ。同僚はワインをあまり飲んだ事が無いとの事で、飲みやすいものが良いというリクエストがあったため、ボルドーは除外。個人的にはローヌが良かったのだが、パワフルな飲み口が気に入らないとマズイと思い、ブルゴーニュをチョイス。7ユーロ弱と比較的リーズナブルなものがあったので、購入して帰る。しかし、困った事にOZワインのスクリューキャップに慣れていたため、いざ部屋で飲もうと思ったと時、ワインオープナーが無い事に気づくフロントへ行き、ワインオープナーを借りに行くと、ルームサービスで頼んで欲しいとの事。再び部屋へ戻り、ルームサービスへ電話。当然ながらフランス語で電話に出る。しかし、気にせずつたない英語でお願いすると、「OK!!」とフランス人には珍しくノリの良い返事が返ってくる。しかし、10分待ち、15分待ち。なかなか来ない。20分を超えた頃、ようやく部屋のドアをノックする音が・・・。そうすると・・・。何と部屋の中まで入ってきて抜栓までしてくれた。ようやくお目当てのワインを飲む事に。イチゴ、ジャムと言ったほのかなフルーツの風味と滑らかな味わい。7ユーロ弱なので日本円で\1,200弱。正直\1,000台のブルゴーニュなのであまり期待はしていなかったけど、とても美味。ちょっと得した気分だった。