2007/07/27(金)05:41
山には花が一杯 30 ヒメザゼンソウ(姫座禅草)
「ヒメザゼンソウ」ほんとうに小さくて目立たない花
尾瀬ボランティアの尾瀬沼清掃巡回終了後、ボランティアの大先輩に大江湿原、小渕沢田代の案内をしていただいた。
植物、歴史、地質など豊富な知識を教えていただきながら歩いた。
なかでも印象的だったのが、「ヒメザゼンソウ」です、普通のザゼンソウは20センチ程度の花を付けますが、ヒメザゼンソウは4~5cmの花なので1/4のミニチュアサイズ。
花も濃い紫色で、他の草に埋もれるように生えているので殆どの人が見逃しています。
この日は、尾瀬ボランティアの帽子と、IDカードをつけた人間が3人して、うずくまるように観察しているので「何があるんですか?」と声を掛ける人も多く、運よく見ることが出来た人も多かったと思います。
やはり尾瀬を知り尽くした人と歩くと、色々な発見があり、ますます尾瀬が好きになります。
私もこんな、尾瀬の素晴らしさを紹介できるボランティアになりたいと思いました。
ヒメザゼンソウ(姫座禅草)
●学名 : Symplocarpus nipponicus
●科名 : サトイモ科
●属名 : ザゼンソウ属
●名の由来 : 僧侶が座禅を組む姿に見えることで座禅草と呼ばれ、小さい花なので姫が付けられ呼ばれている。
●特性 : ・北海道、本州に分布する多年草。
・花期はニッコウキスゲの頃。
・草丈は20cmほどになるが、花は4~5cmと可愛い。
・ザゼンソウは、ミズバショウに先がけ早春に花をつけそのあと葉が出るが、ヒメザゼンソウは雪解け後、ウバユリに似た葉を付け葉が枯れ花が咲く。
・水辺の植物のように思われがちだが、高層湿原の比較的乾いた所に生える。
・大先輩の話では、6月ごろ葉を付けているときに位置の目星を付けて置くとのことです。
・H19.7.22撮影
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尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。
旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。
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