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テーマ:日々自然観察(9870)
カテゴリ:山には苔がいっぱい
苔 新ネイチャーシリーズスタート
今年から始めた「虫メガネ観察」ですが、小さな花により興味が湧いて、マクロ的視点で物を見るようになり、行き着くところに来たという感じ。 先日の黒斑山登山で、小さな苔の花(子器)に目が釘付けになってしまった。 その苔の名は「イオウゴケ」 ユオウコケ1 posted by (C)あっちゃん6331 北米では、この真っ赤な子器を「モンローリップ」と呼ぶそうだ。 昨夜からの雪で艶を増し、いっそう魅力的。 ユオウコケ2 posted by (C)あっちゃん6331 ユオウコケ3 posted by (C)あっちゃん6331 「モンローの唇」に心奪われた、アッチャンでした。 イオウゴケ(硫黄苔) ●学名 : Cladonia theiophila ●科名 : ハナゴケ科 ●属名 : ハナゴケ属 ●名の由来 : 火山の噴出地の硫黄の多い環境を好んで育成するため。 ●特性 : ・北海道から九州の山地帯から亜高山帯硫黄地帯の地上に生える地衣。 ・地衣体は径3mm程度の小型で、樹状の子柄は高さ5cm程になる。 ・樹状の子柄は先端部で不規則に分枝をしてする。 ・子柄は顆粒状の皮膚に覆われ、含有成分によって白灰緑色から帯黄緑色と変化がある。 ・赤い子器がつく分枝と付かないものがある。 ・H20.11.1浅間山登山道にて撮影。 厳密にに言うと、イオウゴケは苔でなく地衣類の仲間です。 このシリーズは苔・地衣類の両方を掲載して行きます。 日本の高山植物(山と渓谷社)に苔と地衣が出ていたので調べられましたが、また図鑑を買って勉強しなければ・・・。 -------------------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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