2009/05/03(日)07:19
赤城姫の森に ヒメギフチョウの成虫観察へ
今日は家の片付けをしようと思ったのですが・・・
私の休日は忙しいので、GWも今日が唯一の空き日なので家の片付けをしようかと思ったのですが、 himekyonさんに紹介した赤城姫の森で、ヒメギフチョウに会って写真に収めたとメールが入り、居ても立っても居られなくなった。
今年2回赤城姫の森に行っているのに会えただけで嬉しくて、成虫の写真撮ってないことに気が付いた。
産卵調査活動が始めれば、じっくり写真を撮っている時間などないので、ヒメギフチョウの成虫観察に出掛けた。
ここのヒメギフチョウは、群馬県指定天然記念物に指定されているのでPRの意味もあって、渋川市教育委員会の腕章を付けて入山。
今日は、赤城姫を愛する集まりの活動日ではないのですが、山頂付近では赤城姫を愛するメンバーの顔も数人見え、赤城姫を写真に収めようと沢山のカメラマンが集まっていた。ほとんどの人が一眼レフカメラに大砲や長めのマクロレンズを付け、シャッターの連写音を響かせている。
コンデジを出すのが気がひけたので、一段低い尾根道で待ち伏せ撮影することにした。ここでも2人が連写音を響かせ飛翔写真を撮っていた。
一人が「撮れましたよ」とディスプレーを差し出す。
「綺麗に撮れましたね」と冷静に装ったけど、心の中では「スゲー、こんな写真、俺のカメラじゃ撮れねーよ、悔しー」て感じ。
ASA400でもハッキリ粒子の荒れが分かるコンデジでは高速シャッターは切れないし、シャッターのタイムラグもあってファインダーに入れるのも一苦労、シャッターが切れた10枚ほどの中でブログアップできるのはこの、2枚だけ。凄いトリミングをしているので、このサイズがギリギリ。
スミレで吸蜜
ヒメギフチョウ1 posted by (C)あっちゃん6331
交尾
ヒメギフチョウ2 posted by (C)あっちゃん6331
「一眼レフ買ってやる~」と思ってしまいました。(笑)
もしこのブログを見て現地へ行ってみようと思った人は、 赤城姫を愛する集まりHPを参考にして下さい。
それと次の事項を守って下さい
1.登山道以外は立ち入らないで下さい。
2.チョウを追い駆けないで下さい。
3.チョウを取らないで下さい。
1 の理由を少しだけ、ヒメギフチョウの蛹化の位置が良く分かっていないのです。
過去の調査で、長野県豊田村でスギゴケ、シダの根元で帯蛹、北海道旭川市で掌大の扁平な石の下面で帯蛹、程度の報告しかなく、自然に近い形で飼育すると落葉の下で蛹化します。
赤城姫の森では落葉の下の可能性が高く。不用意に登山道意外を今の時期歩くと羽化前の蛹を踏み付ける可能性が高いのです。
一度、絶滅したと言われた赤城姫を後世に残すため御協力をお願いします。
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尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。
旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。