2009/08/23(日)19:03
今週の尾瀬
ミニツアーガイド&燧ヶ岳巡回清掃&●●●
今週は、21日から今日まで2泊3日で尾瀬に行って来ました。
21日は、山の鼻ビジターセンター・ミニツアーガイドに4組20名をご案内
研究見本園がツキノワグマ出没のため短縮バージョン。
見晴キャンプ場に移動。
22日は、燧ヶ岳巡回清掃。
昨夜9時頃から雨が降り、雨の中、尾瀬沼ビジターセンターへ。
燧ヶ岳組は「足に自信のある人限定」のアナウンスが事前にあり、先輩ボランティアのYさん、尾瀬保護財団のUさんと私の3名で7時に尾瀬沼ビジターセンターを出発。
俎グラを経由、柴安グラまで巡回清掃を実施、本来は長英新道を戻るコースですが、見晴らしにテントをデポしてあるので、一人で見晴らし新道を11時00分下山。
今週の尾瀬1 posted by (C)あっちゃん6331
今週の尾瀬2 posted by (C)あっちゃん6331
今週の尾瀬3 posted by (C)あっちゃん6331
見晴まで3Kmの標識を過ぎた所で、足を捻挫して動けない人と出会った。
救助要請の概要を話したが、自力下山出来そうということでしばらく同行したが、通常歩行の4倍を要した。
肩を貸して下山と思われる方もいるだろうが、急峻な山道を肩を貸して歩くことは、相当の体力が有っても自殺行為。
一旦下山し、山小屋に救助に付いて相談すると「自力歩行できる場合救助は出せない」とのこと、捻挫塗り薬と、ハイドレーションバックに水を満タンにして、再度、見晴新道を登る。
被災者(Tさん)の歩けた距離は200m程、靴を脱がせ塗り薬を塗るが、大分腫れ内出血も見られた。再度、救助を進めるが、「時間が早いので(14時40分)自力で歩行したい」とのことなので、被災者のザックを見晴らしまで2Km(20分)まで降し、デポして再度登る。
デポした地点まで80分掛かり、見晴到着を18時と判断し、Tさんに水、食糧、ウインドブレーカーを持たせ、山小屋の受け入れを依頼に見晴まで下る。土曜日なので簡単には受け入れてもらえないだろうと思案して、原の小屋の女将が元看護士と聞いたような気が(まったく定かではない)したので、原の小屋に飛び込んだ。
快く受け入れを承諾、迎えを出すとのことなので、同行を申し出て、ハイドレーションバックに水を詰めて再度見晴新道を登る。
無線機を持たせるので歩けなければ、人を集めて救助を出すとのこと。
迎えに出たのは、C君、筋金入りの山屋だ、燧ヶ岳・至仏山一日同時登頂、燧ヶ岳登頂1時間20分、谷川岳馬蹄形縦走日帰りなどの戦歴を持つ(ヒマラヤの話をされるより私には現実的)。
Tさんと合流してC君は背負って降ろすとのこと。「エ~」と思ったが、登山道の緩くなる300m程を背負って降りてしまった。
C君のお陰で、17時に原の小屋に収容。
私も単独行が多いのですが、十分な準備とトレーニングを積んで登ってもらいたい。これからの季節、日没時に自力歩行できなくなりビバークの準備がなければ即、疲労凍死が待っています。
尾瀬の山も2000mを超えている高山であることをお忘れなく。
それに燧ヶ岳に水場はありません、1.5リットル位は持って行きましょう。
この日、昨日の残り飯と、ワインを飲んで爆睡したのですが、夜中寝たまま足が攣って一人テントの中でのたうち回ってしまった。(笑)
もっとトレーニングしなければ・・・。
ということで今週の尾瀬の風景です。
今週の尾瀬5 posted by (C)あっちゃん6331
今週の尾瀬6 posted by (C)あっちゃん6331
今週の尾瀬7 posted by (C)あっちゃん6331
夕方の写真ばかりじゃん。(笑)
見晴、原の小屋は暖かい心使いと美味しい料理が評判の山小屋です。
見晴へお泊りの方は是非そうぞ・・・。
助かりました。
みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ
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尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。
旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。
みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ
身近な自然の中で生きものを見つけ、その体験を通して生命の大切さに気づき、豊かな感性を育む・・・
私たち「赤城姫を愛する集まり」は、この貴重なヒメギフチョウがいつまでも赤城山に舞い続けられる事を願う者の集まりです
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