山には花がいっぱい　５６　エゾリンドウ（蝦夷竜胆）　パート３

　エゾリンドウとマルハナバチとの契約 　先日書いた 「エゾリンドウ　パート２」でなかなか開かない花について書きましたが 　開かない花では、受粉することができませんね 　ではエゾリンドウはどうやって受粉するのでしょうか？ 　実は、エゾリンドウは、力の有るマルハナバチと契約を結んでいて 　閉じているエゾリンドウは、他の昆虫の侵入を拒み 　閉じているエゾリンドウに無理やり入ってくるマルハナバチだけに 　働き蜂への御褒美の蜜と、幼虫の栄養となる花粉を与えているのです。 　それでは、働き蜂の仕事を見てみましょう。 　どの花に入ろうかな 　　　エゾリンドウとマルハナバチ1 posted by (C)あっちゃん6331 　よしこの花に入ろうか、頭が入ったぞ 　　　エゾリンドウとマルハナバチ2 posted by (C)あっちゃん6331 　入口が狭いな～、ヨッコイショと 　　　エゾリンドウとマルハナバチ3 posted by (C)あっちゃん6331 　なんとか入れたけど足が、ひ掛かったよ～ 　　　エゾリンドウとマルハナバチ4 posted by (C)あっちゃん6331　 　中で回れないからお尻から出よう 　　　エゾリンドウとマルハナバチ5 posted by (C)あっちゃん6331 　ごちそうさま 　　　エゾリンドウとマルハナバチ6 posted by (C)あっちゃん6331 　 　みたいな感じです。 　最後の写真でも、出た後に花がもう閉じているのが分かるでしょ 　こうやってエゾリンドウとマルハナバチとの契約を結んで共生しているのです。 みんなの尾瀬を　　みんなで守り　　みんなで楽しむ ------------------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 みんなの尾瀬を　　みんなで守り　　みんなで楽しむ 身近な自然の中で生きものを見つけ、その体験を通して生命の大切さに気づき、豊かな感性を育む・・・ 私たち「赤城姫を愛する集まり」は、この貴重なヒメギフチョウがいつまでも赤城山に舞い続けられる事を願う者の集まりです このブログのホームに戻る