アウトドアの交差点

2010/02/21(日)06:57

山の樹木を覚えようか 1 ミズキ(水木)

樹木(62)

 山の樹木はなかなか覚えられないから  わたしのような素人が樹木図鑑を持って山にでかけても、樹種を同定できるのは半分程度  特に冬の時期では、なおさら樹木の名前がわからない  地味なところも興味を持ちにくい原因なのかもしれません  森林インストラクターの勉強を始めるので、少し樹木のことも勉強しよう  今日はミズキ  夏のミズキは葉が多くて樹形が分かりにくいのですが、冬の森でミズキの木を見分けるのはいがいと簡単  ミズキの大枝は幹に輪生して放射状に展開するので、階段状の特異な樹型を示します    ミズキ1 posted by (C)あっちゃん6331  ミズキの材は白色で、細工がしやすいので、こけし木地として使用され、造林されている。    小正月(1月15日以降)には、『どんど焼き』という行事が行われますが、その時にカイコの繭がたくさん収穫できるよう、米粉でつくった『まゆ玉』を若いミズキの枝にさして、どんど焼きをした残り火で焼いて食べます。まゆ玉を食べることによって、その一年無病息災と言われています。    ミズキ2 posted by (C)あっちゃん6331    ミズキの名前は、枝を切ると水のような樹液が多くでることによる由来しますが、家の上棟式に使われる棟札はミズキの木材で作ります。  「水」は繁栄を意味し、火事から家を守るといった意味合いがあります  昔は柱の一本をミズキにして、火災防止を祈願したこともあったそうです。  ミズキは、森林の攪乱などの後に素早く発生し、成長の早い陽樹で、若い時の成長はきわめて速く、30年ぐらいで成長が停止しまうと言われています。  今日はこのへんで。 ------------------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、尾瀬トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 『あなたに、まだ、見せてない風景があります』嬬恋村インタープリター会 みんなの尾瀬を  みんなで守り  みんなで楽しむ 身近な自然の中で生きものを見つけ、その体験を通して生命の大切さに気づき、豊かな感性を育む・・・ 私たち「赤城姫を愛する集まり」は、この貴重なヒメギフチョウがいつまでも赤城山に舞い続けられる事を願う者の集まりです このブログのホームに戻る

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