2010/02/21(日)06:57
山の樹木を覚えようか 1 ミズキ(水木)
山の樹木はなかなか覚えられないから
わたしのような素人が樹木図鑑を持って山にでかけても、樹種を同定できるのは半分程度
特に冬の時期では、なおさら樹木の名前がわからない
地味なところも興味を持ちにくい原因なのかもしれません
森林インストラクターの勉強を始めるので、少し樹木のことも勉強しよう
今日はミズキ
夏のミズキは葉が多くて樹形が分かりにくいのですが、冬の森でミズキの木を見分けるのはいがいと簡単
ミズキの大枝は幹に輪生して放射状に展開するので、階段状の特異な樹型を示します
ミズキ1 posted by (C)あっちゃん6331
ミズキの材は白色で、細工がしやすいので、こけし木地として使用され、造林されている。
小正月(1月15日以降)には、『どんど焼き』という行事が行われますが、その時にカイコの繭がたくさん収穫できるよう、米粉でつくった『まゆ玉』を若いミズキの枝にさして、どんど焼きをした残り火で焼いて食べます。まゆ玉を食べることによって、その一年無病息災と言われています。
ミズキ2 posted by (C)あっちゃん6331
ミズキの名前は、枝を切ると水のような樹液が多くでることによる由来しますが、家の上棟式に使われる棟札はミズキの木材で作ります。
「水」は繁栄を意味し、火事から家を守るといった意味合いがあります
昔は柱の一本をミズキにして、火災防止を祈願したこともあったそうです。
ミズキは、森林の攪乱などの後に素早く発生し、成長の早い陽樹で、若い時の成長はきわめて速く、30年ぐらいで成長が停止しまうと言われています。
今日はこのへんで。
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