2010/12/08(水)05:50
山には蝶がいっぱい 28 アカボシゴマダラ(赤星胡麻斑)
実はゲリラ放虫による外来種
今年の夏、ぐんま昆虫の森でアカボシゴマダラの成虫が発見捕獲された。
アカボシゴマダラは奄美大島とその周辺の島々だけに固有の亜種が生息しているが
1995年に埼玉県などで突如として確認。
この後、神奈川県を中心とする関東地方南部で毎年分布を拡大している。
同定の結果、中国大陸産の亜種と推定されている。
突如出現したことなどから昆虫マニアによる人為的な放蝶(ゲリラ放虫)の可能性が高いといわれています。
先日のオオムラサキ越冬幼虫調査のもう一つの焦点として
昆虫の森でアカボシゴマダラの自然繁殖が話題となっていた
結果としてアカボシゴマダラだろうと思われる3齢幼虫1匹が見つかった
可愛い顔はオオムラサキやゴマダラチョウと同じですが
繁殖力(年3回発生、樹上越冬可能)が強く
幼虫期に在来のゴマダラチョウ等と競合するおそれがあります
実際にはどのような影響があるか不明ですが
ここで見つかったアカボシゴマダラの幼虫は
駆除または、試験飼育されます。
アカボシゴマダラの責任は何もないのですが
ブラックバスやブルーギルのように成らなければよいのですが
外国産カブトムシやクワガタもおねじですよ・・・。
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