アウトドアの交差点

2011/12/02(金)08:35

山には花が一杯 226 ヤツデ(八ツ手)

山には花がいっぱい(199)

 冬の花に集まる昆虫達  ヤツデは庭木にされることが多く  里山でも暗い林の中に育成して  自然のものかどうか判別は難しい  晩秋から冬に花を咲かせる珍しい植物  冬は昆虫が少なくなるので冬に花を咲かせる  サザンカ、ヤブツバキ、ビワなどは  鳥とりによって花粉媒介を行う鳥媒花と呼ばれている。  ヤツデは冬に花を咲かせる中では珍しい虫媒花。  どんな昆虫が集まっているのか観察してみた。  はじめに来たのは、なんとスズメバチ      おそらく越冬に備えて給蜜にきた女王蜂なんだろう  女王蜂は子孫反映のために唯一越冬するので  自分が死んでしまっては命を引き継ぐことができない  彼女の命に関わるような行動をしなければ刺したりしない(絶対じゃないので自己責任で観察してね)  次に見つけたのはガガンボの仲間      私の知識では到底同定できませんが  こんな、か弱そうな虫もこの時期生きているのですね。  次は、ハエの仲間      タイトルが山花なので種類の追求はしませんが  ハエも自然の中で動物の分や死体の分解という重要な仕事をになっているので  冬も完全休養という訳にもいかないのでしょう。  スズメバチの時の花と、ハエの時の花  違う形だなと気付いた人も多いと思いますが  ヤツデは開花当初は雄花(スズメバチ)  しばらくすると雌花(ハエ)に性転換する雄性先熟の植物  調べてみれば、この花には面白い特徴がありそうです。  身近な植物ヤツデですが  疑問を持って観察すれば実に面白い植物ということに気がつきました。 ----------------------------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、尾瀬トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 『あなたに、まだ、見せてない風景があります』嬬恋村インタープリター会 みんなの尾瀬を  みんなで守り  みんなで楽しむ 身近な自然の中で生きものを見つけ、その体験を通して生命の大切さに気づき、豊かな感性を育む・・・ 私たち「赤城姫を愛する集まり」は、この貴重なヒメギフチョウがいつまでも赤城山に舞い続けられる事を願う者の集まりです このブログのホームに戻る

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