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カテゴリ:昆虫
地域によっては雪虫と呼ばれるけれど
草津白根山でも山の上の方の雪の上でも見られるセッケイカワゲラ 雪の上で見られるので短絡的に雪虫と呼ばれることが多いけれど ファファ雪のように漂うトドノネオオワタムシの方がロマンティクで雪虫のイメージにピッタリで 雪の上を這うこの虫を私は、ユキムシ(雪虫)と呼ばずに、セッケイカワゲラと本名で呼びます。 気温が高く雪が湿ってくると渓流近くの雪の上にはセッケイカワゲラを沢山見ることができる みんな同じ上流に向かって歩いている。 何の為に登って行くかって それは恋をするため 恋をするために山を登る そう思うと此奴も意外とロマンティクな奴だと感じます。 セッケイカワゲラ(雪渓川螻蛄) ●学名 : Eocapnia nivalis ●科名 : クロカワゲラ科 ●属名 : セッケイカワゲラ属 ●名の由来 : 雪渓・雪の中にすむカワゲラだから ●特性 :・本州平野部では2、3月に雪上で見られ、高山では夏季の雪渓上にも見られる。 ・成虫は雪の中の、氷雪プランクトンと呼ばれる藻類や原生動物を捕食。 ・成虫の体長は数10mm程度。 ・春先に生まれた幼虫は幼虫水中に棲む。 ・秋に落ち葉を食べ急速に成長し、雪が積ると水から上がり雪上で羽化する。 ・羽化といっても成虫に翅は退化し飛ぶことはできない。 ・成虫は雪上を上流(高い方向)に移動し交尾、交尾後雄は死ぬ。 ・雪解けを待って雌が流下して下流の水中で産卵を繰り返す。 -------------------------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、尾瀬トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 『あなたに、まだ、見せてない風景があります』嬬恋村インタープリター会 みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ 身近な自然の中で生きものを見つけ、その体験を通して生命の大切さに気づき、豊かな感性を育む・・・ 私たち「赤城姫を愛する集まり」は、この貴重なヒメギフチョウがいつまでも赤城山に舞い続けられる事を願う者の集まりです このブログのホームに戻る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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