アウトドアの交差点

2013/05/04(土)05:02

2013年 尾瀬情報 No.4 『尾瀬ヶ原スノーシューツアーB 5月2日~3日』報告

尾瀬(436)

またもや雪の尾瀬ヶ原 今年2回目となる尾瀬ヶ原スノーシューツアーB5/2~3を実施しましたので報告します。  今年一回目の尾瀬ヶ原スノーシューツアーAは大雪で積雪70cm、今回も鳩待峠に到着すると雪、私、雪男になってしまったのかな?とちょっと不安になる。  今回の参加者は嬬恋軽井沢自然倶楽部会員で東京から参加のSさん、当日入会の沼田市から参加のIさんの2名。      休憩所でストレッチ、スノーシューのサイズ調整と履き方のレクチャーを済ませアイゼンを履き山ノ鼻に向かい出発。  雪も降っているので、アイゼン歩行のレクチャー、冬芽の観察(ハウチワカエデ、トチ、サワグルミ、等)冬道と夏道、歩荷さんの仕事などを話しながらのんびりと2時間掛けて山の鼻へ      山の鼻での定宿「国民宿舎 尾瀬ロッジ」に入り昼食、  昼食後、雪の尾瀬ヶ原へ自然観察会に出発  ★レクチャー 1 は 熊の冬眠穴観察  今回は準備した脚立を使いツキノワグマの冬眠穴の中を観察しました  ツキノワグマの冬眠冬眠中の状態や繁殖などの話をして実際の痕跡を観察できました。      ★レクチャー 2 は 日本で2番目に太いカラマツ観察  樹木の樹齢や生涯に付いて話をして推定樹齢470年の軌跡を観察しました       前回の尾瀬ヶ原スノーシューツアーAの、飲んだくれの反省を糧に、夕食後山小屋のスタッフを招き、尾瀬ヶ原のオリジナルスライドショーの実施     山小屋のスタッフと共に誕生パーティーに参加して夜は更けて行きました。      朝起きるとと雪は降っていましたが積雪は5cm程度、尾瀬ヶ原の散策に出掛けました  今回のテーマは「雪の無い時には経験できない尾瀬を感じよう」  ★川上川と猫又川の合流点を見てみよう      ★熊の生息数調査中の熊博士に話を聞いてみよう    フィールドでクマ博士Hさんの話を聞きました  ★フィールドサインを探そう(テン、キツネ)  ★雪に覆われた湿原の池塘の位置を見分けよう  ★牛首山に登ろう      ★川上川の南の森を歩こう      と雪の降る中で下が3時間たっぷりとスノシューで尾瀬を楽しみました。   鳩待峠への登りも、オオカメノキの花芽と葉芽、森の中の秘密の湿原、樹木倒木更新などの話をしながら2時間掛けて鳩待峠へ      鳩待峠到からツアー専用タクシーで帰路につきました。  今回の尾瀬ヶ原スノーシューツアーBも雪模様の天気でしたが前回ほど酷い降り方ではなく予定メニューの全てのコースを歩くことができました。  また荒天時のための尾瀬の周辺地域や成り立ちなど知っておきたい尾瀬の基礎知識と残雪期の尾瀬各地の様子を盛り込んだスライドショーの実施や、熊調査の様子や、山小屋のスタッフとの交流など一般的なガイドツアーでは経験できない私ならでは尾瀬ヶ原スノーシューツアーを行うことができました。    季節に合わせた様々な企画を展開して行きますので是非一度参加頂ければと思います。      ※水芭蕉の尾瀬ヶ原ツアー募集中   5月26日(土)~27日(日) 尾瀬ヶ原水芭蕉と満月ウォーク1泊2日   6月1日(土)尾瀬ヶ原水芭蕉日帰りツアー   詳細申込書にジャンプします!!       みんなの尾瀬を  みんなで守り  みんなで楽しむ        ------------------------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、尾瀬トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 自然に触れ、自然を学ぶ、嬬恋軽井沢自然倶楽部 みんなの尾瀬を  みんなで守り  みんなで楽しむ 身近な自然の中で生きものを見つけ、その体験を通して生命の大切さに気づき、豊かな感性を育む・・・ 私たち「赤城姫を愛する集まり」は、この貴重なヒメギフチョウがいつまでも赤城山に舞い続けられる事を願う者の集まりです このブログのホームに戻る

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