2013/05/08(水)05:30
環水平アーク と 内暈(尾瀬 至仏山)
晴天に恵まれた至仏山
環水平アークは、大気中の氷粒に、太陽光が屈折し、ほぼ水平な虹が見える光学現象
日本国内では年に数十回観測される。
上空の氷の結晶の方向がほぼそろったときに見える現象で
一般の虹が太陽とは反対の方向に見えるのに対し
環水平アークは太陽と同じ方向に、ほぼ水平に現れる。
太陽の下約46°の位置に出現するため太陽高度がある程度高くないと見えない
本州太平洋岸で環水平アークが見える期間は夏至を挟んだ半年
先日の至仏山では午前10時頃は内暈(太陽に暈)が見られ
上空に寒気が流れ込み上空の氷の粒の光の屈折によって内暈が見られ
以前に至仏山で内暈を見た後に濃霧に包まれた事例を話した。
太陽の高度が増すと環水平アークが現れ
環水平アークについて解説した。
さらに太陽周辺の雲が取れると内暈と環水平アークを同時に見ることができた。
参加者は美しい大気光学現象に大喜び
わたしは日光白根山の栃木側に積乱雲が見えていたので天候が急激に崩れるのではないかと内心しんぱいしていたけれど
取越し苦労に終わった。
でも「環水平アーク」という名前を知っていて良かったな~ (笑)
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