2013/06/11(火)06:16
山には花がいっぱい 11 イワナシ(岩梨) 尾瀬 シロバナ
白花(シロバナ)イワナシ
例年通り白花のイワナシが咲いた
花の季節の到来を感じる
「アルビノ」、「突然変異」と思う人がいると思うけれど
赤や紫の花の白花(シロバナ)は白変種と呼ばれ
氷河期を繰り返し生き抜いた植物は、氷河期には白色が保護色
植物が白化する遺伝子情報は氷河期から脈々と受け継がれ
時を経てここに白い花を咲かせている
この花の色は、氷河期の雪や氷の色なのだ。
イワナシ(岩梨)
●学名 : Epigaea asiatica
●科名 : ツツジ科
●属名 : イワナシ属
●名の由来 : 岩場に生え梨のような味のする実をつけるため呼ばれる。
●特性 : ・北海道、本州日本海側に分布。
・亜高山帯の山麓の斜面や、岩場などにへばりつくように生える常緑の小低木。
・花は淡紅色の1cmほどの鐘形をした花を数個つけ、花冠の縁は5裂。
・果実は丸く大きいものは1cm程にもなり、表面に腺毛が密に生えている。
・7月に入ると実が黒くなり、食べると多肉質で甘みがあって梨の味がする。
・葉は卵状楕円形、質は堅く先が尖り、縁に褐色の堅い毛がある。
・氷河期の生き残りの植物。
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