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カテゴリ:舞台のお仕事
8時20分に会館着。
警備の人も心得ててくれて、何故か公用車駐車場に案内してくれる。 職員入り口から入るのも慣れたなあ。 ホールに行くと照明さんが反射板の球切れ交換をしてたので お手伝い。 そのうちに合唱の集合時刻になったので、今度は合唱メンバーとして受付。 次は、別ホールの客席を使って合唱隊形づくりのお手伝い。 9時集合なんだが遅れてくる人がいたりして、いつもこの隊形つくり には苦労してるけど、手伝った成果か?今回は予定より1時間も早く終了。 前倒しで発声練習。ゆっくり休憩を取って第4楽章の最後に練習と続く。 この時にまた、のどがガラガラになってしまった。あーあ。 先週に比べるとオケも指揮のテンポに慣れてきたような気がする。 昼食休憩となったので、急いでお弁当を食べて、ホール袖に。 第1部のリハをやっていた。 照明の器具庫へ入って、ブラックスーツに着替える。 照明さんが、「歌うの?!すっげー」とおっしゃる。 のど飴をなめて待機。そして、あっという間に開場・客入れになった。 合唱団は別の場所へ集合する時刻だが、自分は1部→2部の転換のため袖で待機。 第1部が終わると同時に、第九オケセットの半分を載せてダウン させていたオケピをUPさせてから1部飾りバラシ。 第九オケセットの残りの椅子・譜面台を準備。 これだけを数人で10分でやらなくてはならないので大忙し。 何とか時間内に終了。 すぐ反射板の裏で待機していた合唱隊に戻った。 いよいよステージ入り。 昨日、自分が調光室の外の壁に仕込んだ赤いQランプはちゃんと 点いていた、よかった。 このランプが消えると合唱が着席する段取りになっている。 一昨年は、舞台さんがこれを点け忘れたので、合唱が入った時点で 消えていて、着席直前に点けて消したため結局、着席がバラバラになったなあ。 それからは、自分も直前にチェックするようにした。 ことしはOK。 緊張の中で第1楽章が始まる。この瞬間がいいんですよね。 結構テンポが速い。 (第九の解説は省きましょう、ながくなるので) 第2楽章も終わり、第3楽章前にチューニング。 ここでソリストが入ることが多いが、拍手が起こるのを 指揮者が嫌って、今回は第1楽章から入ってもらっていた。 第3楽章は心地よくて合唱席で居眠りをする人もいる。 私の隣の先生もちょっと危なかったなあ‥。 いよいよ第4楽章に入る。緊張の瞬間。 そして第1~3楽章までのテーマが繰り返され208小節くらいから 緊張感の高まる中でQランプ消灯、バリトンと合唱が立ち上がる。 前明かり反射板の照明もフルに。 いよいよ合唱の始まりだ。 ドイツ語の発音に注意しながら、"sf"とかの記号なんぞにも一応注意しながら歌う。 329小節目の vor Gott. は聞かせ場だ。 息の続く限りのフェルマータと、その後の静寂。 リハではここで張り切り過ぎて、喉を痛めてしまっていた。 ここもクリア。 何回か前、何気にソプラノのパートを歌ってたりしたので あせったことがあった。 それからは出来るだけ人のパートを歌わないように注意してる^^; 肝心の最後でスタミナ切れになってしまうのでペース配分も考え 抑えるところは押さえる。 そして最後の gotter funken! で締めくくり。 ここはソプラノとおなじ音なので男性にはキツイのだが ここを納得して歌い終われればすごく気持ち良い。 今回はその前を意識的に押さえ気味できてたので スタミナは残ってたけど、やっぱりfun-ken! が納得いかなかった。 ややあって、退場。 袖に入るなりスーツを脱ぎながら器具庫に入って2分でスタッフに変身。 まるでスーパーマンのようだ。 さっそくなぐりを下げて、ばらしに掛かった。 オケピはオケの人たちが手伝ってくれたので、1時間で完全にバラシ終わる。 今回の第九は仕込から演奏からバラシまで速かった~。 来年はもうちょっと練習に出よう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.12.30 23:14:22
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