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カテゴリ:映画・舞台
マリ姐さんのサイトを今日久しぶりに見たらリニューアルしていて、出演作品の動画が少し観られるようになっていた。
中でも面白かったのは7年続いている舞台「印象派」の動画だった。まだ観たことがないので、少しでも雰囲気を感じることができてうれしい。理屈でなく感覚で、身体で観てみたい舞台だ。動画を観て浮かんでくる言葉といえば「ぞわぞわ~」「ふわ~ん」「ぽっかり」「どきどき」みたいなことである。何かを呼び覚ましてくれそうな作品だ。一度体験してみたい。 日曜の昼間にボーっとマリ姐さんのサイトなど見ると、自分とマリ姐さんのテンションの差に愕然としたりする。とにかくこの人のテンションの高さを感じてみてほしい。マリさんは自分を「アスリート」と言う。自分を追い込んで精神、肉体の鍛錬を積み上げ、幅広い教養を芳醇な遊び心でもって纏い、人とのコミュニケーションを大切にして自分を活性化させる。顔も身体もピンと張っていて、ダブつきが全くない。マリさんの生き様が容姿にあらわれている気がする。 決して器用な人ではない、と思う。俳優業も、「向いていない」と言う。しかし「向いていない」俳優業で確実に結果を残してきた。 「近代能楽集」の「弱法師」で初めて生でマリさんの演技を観た。身体を大きく動かすことのない「静」の演技を、表現巧みな声で精緻にやってみせていた。「天保十二年のシェイクスピア」のマリ姐さんを観るのが楽しみだ。 公式サイトから、マリさんがインタビュー出演したテレビ「スマイル」のサイトにとんでみた。「瞬間の綺麗でなく、永遠の美しいを求める」というマリさんの言葉に吸い寄せられた。 「若くて綺麗、お顔が綺麗、声が綺麗、ではこの仕事はごまかせない。綺麗には終末があっても美しいには終末がないかもしれない。そういうイメージで死ねたらいい」 美輪さんと同じことを言ってるな、と思った。「綺麗だ、と、ちやほやされるのは若いうちだけ。歳をとった時に何を持っているか、が大切。」すなわち、愛と美、なんだと思う。 マリさんがいつも輝いているのは、恵まれた容姿に甘えることなく、ピュアなエネルギーで常に自分を高めようとしているからだ。自分にとても厳しくもあるが、大事にすることも上手である。 エッセイ「カッコイイ女!」で身体や心のケアについて語っている。マリさんのつくるジュースを生活に取り入れてみたら、すごくお通じがよろしいんです(笑)。彼女に学びたいと思ったら、まずはそのへんから行くのもひとつかなと。 スマイル→「夏木マリ×白い飯」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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