
丹波篠山地域にだけ見かけるものに、灰屋(はんや)というものがある。
農作業に必要な焼き灰を作る為の土壁で作った小屋である。灰屋とは、 化学肥料がなかった頃に、 土や木の枝、藁、落ち葉などを燃やして肥料に使う灰を作るための小屋で篠山には今も多く残っており、丹波篠山特産黒大豆を作るのに使うと、根の張り方が違うという。
姿を消しつつある丹波篠山伝統の灰屋が、丹波篠山の黒豆などの農作物の土づくりに貢献してきたのです。とにかくこの焼き灰がない限り本場、丹波篠山の黒豆の栽培はできないのです。
現在のバイオマスブームで再び注目され始めている。
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