生産者も消費者もハッピーなWIN/WINの関係
今年二年目に入る我が組合の【農地オーナー制度】は出足好調である。一口1アール(約30坪)を31,500円で予約していただき、収穫期にそこで穫れるコシヒカリの特別栽培米を届けるシステムである。ただし、オーナーシップ代金を納入しなければオーナー登録はされない。すでに多くの方達がオーナー登録され、マイ田んぼが季節により変化していく様子を楽しみにされている。当組合からは折に触れて田舎NEWSをお届けするとともに、希望者を現地に招待し、生産者とともに日本の原風景を楽しんでもらう。今年も首都圏や京阪神からのお客様をお迎えする準備が整いつつある。商品の価値は、顧客の満足度の大きさで決まる。ある製品を消費したとき、それによって得られる満足度(効用)が価値であるとするのが効用価値説である。ところが生産者にしてみたら、商品の値段は生産するのに必要なコスト以上でないと儲けが出ない。これが労働価値説である。商品には値段が付いているが、値段と価値とは必ずしもイコールではない。生産者にとっては、労働価値説が望ましいし、消費者にとっては、効用価値説が望ましい。このパラドックスに挑戦したのが、農地オーナー制度で、生産コストより売値が高く、それでもその売値でお買い得感があるという理想の商品を目指している。今年は生産者も消費者もハッピーなWIN/WINの関係が築けそうである。事業組合丹波篠山 ←農地オーナ募集 でお求めいただけます。 当組合は生産者とともに消費者の安全に配慮し、そのための知恵と汗を精一杯出していきたいと思っています。 ←ポチっと応援お願いします私のウェブサイトの価値は¥607,222,739.06