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仕方がないので、同僚のアドバイスを参考にしつつ、アシスタント・マテルネル(以下A.M.と略します)という資格持ちの人が自宅でやっている託児システムを当たってみることにした。
区役所からリストをとりよせ、そのリストにのっている 歩いていける距離にいるA.M.に片端から電話するが2人を除き、全部先約済み。 どちらも結局、補助などを使っても700ユーロ位かかるようである。A この二人のA.M.は、土曜日は受け付けてないので、試験などで土曜出勤するときはベビーシッターを雇うことになるであろう。そうなると実際にかかる費用は月700ユーロ以上、と見て良い。 私の仕事は、毎日9時から5時というフルタイムの仕事とは違うので、預けっぱなしにする必要はないのだが、A.M.たちは、法律で、3人までしか自宅でみられないことになっているので、これをバイトというよりはほぼ生業にしているA.M.だと、短時間だけだと受けつけてくれないのが普通だ。(もっともフルタイムで払って、実際は短時間だけ預けるのは可能) 2人ランデブーが取れたうちの一人は今日あってきた。 アンティル諸島出身の黒人女性で、フランス語のアクセントはきついが(*)、子供好きそうな、優しそうな人だ。 低所得者住宅の中にある家──ちなみに低所得者住宅というときこえが悪いが、必ずしもスラムのような場所ではない。いかにもパリっぽい古い建物にあるアパルトマンよりも閑静だったりする。私達も、是非低所得者住宅入りたい!がそれはまた別の話──は、清潔にしてあり、ごちゃごちゃとモノを置いていない。 しかしやっぱり月700ユーロは痛すぎる。ぶっちゃけた話、私の月給の手取は1100ユーロで、更にそのあと所得税がひかれるのである。それに、休みなどで半月しか預ける必要がないときでも満額払わなければいけない(郊外に住む同僚のA.M.は、こういう時は少し減額してくれるそうだが、私の会った二人はそうでなかった)。 (*) ただでさえ私が外人である私達夫婦、フランス語の問題は結構(子供の言葉の発達の観点から)心配しているのだが、A.M.のほとんどは移民系や旧植民地系で多かれ少なかれアクセントがあったりフランス語が変わってたりする。しかし「きれいなアクセントで正しいフランス語を話すフランス人がいいです」なんて言ってる場合ではない。この激戦区では、心根のいい人が見付かるだけでもラッキーなようである。 郊外に住む同僚からは、何人もと会って、よく選ぶようにアドバイスをもらったが、昨日の夕方から電話をかけまくって探し始めてみると、パリのこの地区ではこちらが選ぶような状況ではとてもない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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