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掛布・バース・岡田を擁して阪神タイガースが優勝した時 常日頃 野球の話などしたことの無い年嵩の先輩に、世間のあまりの過熱フィーバー振りを 『たかが職業野球の勝ち負けで、一寸やりすぎですなぁ』 と話しかけたところ 『あんたの その半分醒めたような物言いが気に入らない』 『久し振りの優勝ではないか』 相手は見かけに依らず筋金入りの阪神ファンだった。話の接ぎ穂が見付からなかつた苦い思いをした事がある。
野球は面白いゲームである。見ても聞いても読んでも 経験は無いが実際にプレーをしても面白いと思う。しかし柳居子の興味はそれ以上の物では無い。特定の球団を応援したことも無い、 長島茂雄氏 今更何も書くことは無い 言わずと知れた野球人を超えた偉大な存在である。読売夕刊に巨人軍宮崎キャンプへ激励に出かけた事を一面カラー写真つき ミスター視察のタイトルをつけて大きく載せている。病を得て後 随分と回復されたようだが 溌剌としていた現役時代を思うと痛々しい。読売は体の不自由な長島氏を何時まで使う心算なのか 利用価値のある間はとことん使うと言うことか 又は 長島氏の性格の為せる事かも知れないが 今 現役で活躍している選手の多くは、長島氏の現役時代を知る人は、誰も居ない。杖をついた伝説の人の激励を受けて、選手たち内心は如何思っているのだろう 長島の天覧試合をよく覚えている 王のホームラン世界記録達成の瞬間は,飛雲という中華料理屋のテレビの前に居た それらは我々の世代の話である。巨人軍十連覇の黄金時代の再来を、長島氏の激励に託すようでは 幻影を追うだけの事となる。 現役時代の華麗な誰の目にも焼き付いた姿かたちを、人々の記憶の中にそのまま残すと言う配慮も伝説の人長島に相応しいように柳居子は思うのだが。 関連記事一件 http://plaza.rakuten.co.jp/camphorac/diary/200605120000 / お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.02.18 08:42:47
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