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ダイエーの中内功氏の企業ポリシーは、生産者から消費者へ最短ルート流通コスト 中間マージンの削減が、販売価格の引き下げを可能として、強力な販売力になると確信して大となられた。
買い物籠を下げて色々な店を買い回るというシーンが無くなり 買い物袋まで提供するという買い物革命をされたと言って過言では無い。安く食材や日用雑貨を買えると奥さんたちは喜んだが、流通の中程に居たご亭主は職を失う事になった。革命の負の部分で有ろう。 政治的な革命は日本では起らないし 多少の動きが有ったとしても成就する事は無いのだが、革命的と言われたり揶揄される事は常時存在する。新製品が出来て 旧品との比較に良く 革命という言葉が使われる。 社会のシステムも 昔に比べると考えられない程利便性が向上している様に思う。そのうちカードを利用すれば現金の持ち歩きは殆ど様が無くなる。大手都銀の大量解雇も カード時代の到来 利便性の革命の負の部分である。 駅の改札にも駅員の姿を見ない。市営地下鉄に乗って出会う駅員さんは、敬老乗車証を確認する改札口の脇に立っている人だけだ。駅員と言っても正規雇用か訝しく思う人も居る。 社会の革命は日本の場合は 人手の放逐 無人化の流れという側面が有ろうかと思う。昨日読売新聞に、次世代コンビニレジ不要 ゲートを通るだけで精算が出来るという記事が載っていた。 人件費削減 人手不足 販売力強化 が狙いだという。どれも正しい目的だと思う。派遣社員非正規雇用で成り立っている社会。 外国人をも採用しなければならない求人環境。どちらも正しく必然なのだと思う。 人と人との接点が、此の先ますます細くなり 途切れていくのだろうか? 誰とも喋らない 生身の人と人との接点が煩わしいと考える人が増えつづけると 如何いう社会になるのだろうか。 店にお迎えする顧客の内 柳居子より年配・年嵩の人には『良い時代が、現役でしたね。』と声掛けると 異口同音に『頑張った分 確実に報われるという結構な時代でした。今の若い人は気の毒』と云う話になる。「今の若者は、昔の報われた時代を知らないから 我が身気の毒とは思わないのでは』と云う事は柳居子の胸の内だけで思う事 相手の言った事に相槌を打っておく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.11.19 09:12:21
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