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定点観察には。二つの意味が有るのではと柳居子思う。其れは長年の自転車通勤を経て、自転車で転んでバス通勤が始まって気付いた事である。
毎朝 鴨川堤の脇道を。自転車で通りすぎる毎 桜の新芽が出ているなぁと思いながら 其れを毎日のように見続けていると、序々に大きくなり蕾が膨らみ花が咲くまでを確認する。正しく定点 同じ場所を見る この定点は場所を指し示す『点』と、言う事だろう。鴨川堤の桜だけでは無く 他にも幾つか有った通勤コース毎、定点で観察する花が在った。軒先の花にも眼を遣る。花が軒先から居場所が変ったのに気付く。いつも花に水遣りをしていたお婆さんが介護施設に入られたという事を知った。 夜は夜で、柳居子が朝珈琲屋で二つ出てくる砂糖の一つを持ち帰り。其れを心待ちしている犬が居た。自転車のベルを鳴らすと、「砂糖のおじさんだ。」と尻尾を振り振り駆け寄ってくる。これは定点行事と言ったところか。 もう一つの定点は。定時と言えば良いのかも知れない。 バス停5時34分発 少し早めに停留場に着いて東の空を時々撮影する。凍りつく様な寒い時、其の時間は漆黒の世界。信号灯の赤と橙の点滅だけが、目に入る動くモノ 立春を過ぎる頃から。空の白みが日毎増してくる。深夜出勤が早朝出勤の気配 其の内 夏至近くなると、連なる山並みの一番北側から 太陽が其の時間大きく顔を出す。完全に朝の気配 バスは殆ど遅延無くこれも定時運行だから、時間以外の風景がコロコロと移り変わって行くのだ。 バスの車中からは 桜の新芽 蕾の膨らみ具合は見えない。始発のバスに乗り込む色々な人が居る。鞄持ってネクタイは大阪に着いて乗り換えて職場に向かう人 春秋季節の良い時だけ乗るご隠居 鴨川散歩組 ホテルか旅館の早朝出勤組も有る。何人か挨拶を交わす内 ウクライナ出身のカテリナちゃんとも親しくなった。目下は定点人間観察中と言ったところか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.08.10 10:53:52
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