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ヴェネツィアの獅子たち

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Reiko Fujiwara Marini

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2007/04/08
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カテゴリ:暮らし
 復活祭真っただ中のヴェネツィアは、たくさんの観光客の人でごった返しています。今日はあいにく小雨模様の天気ですが、それでもサンマルコ寺院や鐘楼、総督宮殿などは見物するのにも長蛇の列です。イタリア中とヨーロッパ各地から、この復活祭休みを利用して多くの人がこの街を訪れるため、日本からはるばる来られる場合は、この時期は避けた方がよいと思います。
 ところで、この運河の街では、タクシーからゴミ収集車までが「船」なのですが、救急車も写真のような船です。電話で呼ぶときには「118」番で、船体の色は基本的に黄色ですが、旧型の白色のもまだかなり見かけます。サイレンを鳴らして走る救急船を、他の大小の船が端に寄って優先させるのは同じなのですが、海上ならではの違いがあります。救急船は常にかなりの高速で走るため、そのために大きな波が引き起こされて、その波で、近くの小さな船がバランスを失ったり、留っている船がその支柱にぶつかって損傷したり、ということも時々起こります。救急船の操縦士の技術はもちろん高いのですが、一般のレジャーボートを使用する人でも、道路上にはない、「波を読む」テクニックが必要なのです。
 先日、この黄色い救急船が家のすぐ近くに止まり、近所の四十代なかばのご婦人が担架で乗せられてゆきました。後から聞いた話では、急性胃炎による激痛に襲われたとのことです。復活祭で恒例に食べる子羊のお肉とワインの量が、度を超したのでしょうか・・・。





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Last updated  2007/04/08 06:42:04 PM
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