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ヴェネツィアの獅子たち

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Reiko Fujiwara Marini

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2008/03/15
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カテゴリ:見どころ
 「ダリオ館」悲劇の続きです。
 
 70年代の犠牲者は、ロックグループ「WHO」のマネージャー
クリストファー・ランバートでした。
 「ダリオ館」は、すでに「呪われた館」として有名になって
いましたが、彼はこれまでの出来事を、くだらない迷信として
まったく気にかけませんでした。
 「悪いことは言わないから、あそこは止めた方がいい」という
忠告にも「そんな、前近代的な!」と、一笑に付しました。
 しかし契約直後、ロンドンの家で階段から転落して
亡くなってしまったのです。

 80年代の挑戦者は、ヴェネツィアの実業家で、姉とともに
移り住んだとたん、彼は破産、姉は事故死してしまいます。

 次のイタリア人テノール歌手が、買い取りに向け、
契約のためヴェネツィアに赴こうとしたところ、
交通事故に遭い、命はとりとめますが、契約は白紙となります。

 そして最後のオーナーは、投資家ガルディーニで
彼もまた破産した上、贈収賄容疑のスキャンダルに
巻き込まれ、自殺しています。

 そして15年以上の沈黙の後、この「ダリオ館」を
アメリカ人企業家が購入し、再び光が当てられようとしています。
 15世紀にこの館が計画される以前、この場所は墓地だった
という話があり、そこに建てたのが、第一の過ちである?
とする説などもありますが・・・。

 ゴシックの建築様式で、ファサードはルネサンス風の
少し傾斜しているこの美しい館に、「滞留した負のエネルギー」
のようなものがあるのでしょうか。
 だとしたら、今回の変化で新しい風と光が入り
そうした「負の連鎖」のようなものが、一掃できると
いいのですが。





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Last updated  2008/03/15 04:44:55 PM
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