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70年代の犠牲者は、ロックグループ「WHO」のマネージャー クリストファー・ランバートでした。 「ダリオ館」は、すでに「呪われた館」として有名になって いましたが、彼はこれまでの出来事を、くだらない迷信として まったく気にかけませんでした。 「悪いことは言わないから、あそこは止めた方がいい」という 忠告にも「そんな、前近代的な!」と、一笑に付しました。 しかし契約直後、ロンドンの家で階段から転落して 亡くなってしまったのです。 80年代の挑戦者は、ヴェネツィアの実業家で、姉とともに 移り住んだとたん、彼は破産、姉は事故死してしまいます。 次のイタリア人テノール歌手が、買い取りに向け、 契約のためヴェネツィアに赴こうとしたところ、 交通事故に遭い、命はとりとめますが、契約は白紙となります。 そして最後のオーナーは、投資家ガルディーニで 彼もまた破産した上、贈収賄容疑のスキャンダルに 巻き込まれ、自殺しています。 そして15年以上の沈黙の後、この「ダリオ館」を アメリカ人企業家が購入し、再び光が当てられようとしています。 15世紀にこの館が計画される以前、この場所は墓地だった という話があり、そこに建てたのが、第一の過ちである? とする説などもありますが・・・。 ゴシックの建築様式で、ファサードはルネサンス風の 少し傾斜しているこの美しい館に、「滞留した負のエネルギー」 のようなものがあるのでしょうか。 だとしたら、今回の変化で新しい風と光が入り そうした「負の連鎖」のようなものが、一掃できると いいのですが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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