CANADAひねもす日記

2006/03/06(月)05:21

2006年はミステリー大豊作

本をめぐるアレコレ(28)

日曜日は新聞に別刷りの冊子がついてきます。 そこには各種コラムとともに書評や売り上げランキング、作者へのインタビューなどなど、数ページにわたり本に関する情報が。これを読むのが週末の楽しみ。 ミステリー好きで翻訳ものを毎月かなりの量を読んでいるので、必ず知っている作者や読んでいるシリーズネタがあるんですね。 何がうれしいかって、日本ではあまり目にしない作者の写真や近況が書かれていたり、まだ知られていない面白そうな本が発掘できたりすること。 今年はミステリーの新作が次々と出版されています。 ○「At Risk」byパトリシア・コーンウェル 検死官シリーズでおなじみ。これはいつものシリーズではないようですね。 ○「The Cold Moon」 byジェフリー・ディーバー デンゼル・ワシントン主演で映画化され知名度もUPしたリンカーン・ライムシリーズ。今回はどんな事件を車椅子&ベッドの上から解決するか。 ○「The Book woman’s Last Fling」 byジョン・ダニング 元刑事で古書店主のクリフシリーズで知られていますね。古書稀覯本の話満載で、毎回本好きをうならせているけど今回は? ○「Behind the Mask 」byトマス・ハリス 「羊たちの沈黙」ハンニバル・レクターでおなじみ。次はどんな趣向で驚かせてくれるか。 ○「The Fallen」 byT・ジェファーソン・パーカー 毎回さまざまな設定と、どんでん返しで楽しませてくれるけど今回は? ○「Break No Bones」 byキャシー・レイクス しばらく読んでいなかったな、この人の本。 ○「Mask Market 」 byアンドリュー・ヴァクス 私にとっては待望のバークシリーズ最新作。パンジーは死んじゃうし、シリーズを経るごとに孤独さを増してくようなバーク。 これらは私にとっておなじみの作家を抜き出しただけなんですけど、まだまだ面白そうな作品がありました。翻訳されて日本の書店に並ぶのはいつ頃になるんでしょうかね。 今日は外の作業をちょっと。ビーチ沿いのヘッジ(hedge 生け垣)作りが目下のプロジェクト。海はちょうど干潮で水没しそうだった桟橋も健在でした。嵐で満潮時だった時との水位の違いを見てくださいませ!写真はやや干潮時の桟橋です。 今晩はオスカーナイト(アカデミー賞授賞式)。大好きなジョージ・クルーニーが受賞できるといいけれど。。司会のジョン・スチュワートには大いに期待。辛口トークが飛び出すか!? ☆本日、快晴。気温は何と2度! ☆ジミヘンの伝記「Room Full of Mirrors」 Charles R. Crossを読みはじめ、「ファウジーヤの叫び」は放ったらかし。。

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