カテゴリ:希望を持ち続ける
末期がんの告知を受けショックを受けていた父・・・ 抗がん剤治療にのたうち回る位苦しんでいた父・・・ 抗がん剤治療を止めてから笑顔を取り戻した父・・・ 短期間の内に刻々と変わる父の心の変化を観ながら 改めて感じた事があります。それは人間の根本に関わる事でした。 人はどう生きるべきか!?という事を毎日考えました。 自分だったら、人生の最期をどう生きたいのか? その為には、今をどう生きたら良いのだろうか? それは、同時に、家族として父に最期をどう生きて欲しいと願っているか? 父に何をしてあげられるだろうか? 父に何をしてあげたいか?を真剣に考えながら思った事です。 癌になる事も、癌を直す事も、人間には出来ません。 でも癌と仲良くなる事だけは出来ます。 つまり、この体は神様から授かったものであり、自分の欲だけで 副作用が強烈に強い抗がん剤治療を受けるべきではない!と、 改めて感じました。 要は、癌になった事を受け入れ、その癌と共に生きるという事。 ジタバタと最期まで抵抗し、苦しみ、体をボロボロにさせるなんて、 やはり人間の傲慢さがなせる技でしかないと強く感じました。 人間、如何なる境地に立とうとも、腹を据えて、 いつでもニッコリと笑って生きる!そんな強さを身に付けたいと 父の姿を観て思った次第です。 日々の出来事で、不都合が生じたのは全て自分が犯人であって 決して周りのせいではないという潔い生き方を日々行う事。 そして、もし自分に不都合な出来事が起きた時こそ、自分の本性が 露わになる瞬間でもあるという事です。その時に格好悪い生き方を しないように、いつでも腹から笑える様な生き方をすべきだと。 言葉で言うのは簡単ですが、イザとなった時に自分が試される! どう生きるか? それは、とってもシンプルな事でした! それは、一言で言い表すとしたら、 それは、いつでも笑って楽しく生きる!という事でした。 いつでも笑って生きれるには、人としての『実力』が無ければ無理です。 ただ笑っているのとは全く意味が違います。 テクニックでは出来ません。ノウハウがある訳でもありません。 ただ誠実に、毎日努力し、自らを省み、己を研いて行く道・・・。 心から笑うには、お金があるからといって出来る事ではありません。 逆に、お金が無ければ出来ないという事でもありません。 混迷を極めて来つつある、この日本、この世界・・・。 どんな時、どんな所に生きれいようが、この生かされある我々が どう生きるかは、今の自分自身が決定して生きているのです! その覚悟!というものを今回、父親から学ばせてもらった。 どう生きたいのか? これは、自分で答えを出すしかありませんよね(^_-) そして、実は父親が亡くなってから、しばらく父の声が聞こえていました。 聞こえていただけはなくて、普通に生きている時と同じように『会話』も 出来ていました。それは全く生きている時と一緒の感覚です。 恐くも何ともありませんでしたよ。 普通に会話しました。最初はビックリしましたが、恐さはゼロです^^。 何しろ、父の死後の第一声が『俺は死んだのか??』でしたから(笑) もう可笑しくって可笑しくって、大笑いしました )^o^( つまり、人間は死ぬと言っているのは、肉体の終わりを言っている。 現実は、その魂は肉体を離れただけ、魂自体は死なないという事でした。 要は、魂は肉体から離れたり、また肉体に宿ったりを繰り返して、 大切な事を学んでいるという感覚と言えば良いでしょうか・・・。 服を脱ぎ、また着る様に、肉体から離れて行く・・・、 そして、魂の成長を成そうとしているとでも言いましょうか・・・。 この事については、後日また書かせて頂きたいと思います。 ▼応援クリックをヨロシク♪ ▼ ▼ ▼ 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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初めまして。ブログ読ませていただきました。私は 今まさに 抗がん剤治療をしております。今年3月に子宮ケイ癌が見つかり4月に卵巣子宮全摘出リンパ等をとり術後の予後治療として抗がん剤を6クール、現在4クール終了しました。抗がん剤については 賛否両論 いろんな記事等で 勉強しています。私は まだ44歳ということと 癌の再発を防ぐために 抗がん剤でたたいておきましょうと 先生のおっしゃる流れに 両親も まわりの方たちも 賛成で、、ただ私は なんでこんなことになってしまったのかと 悲しくて悲しくて とにかく6回我慢するしかないと決めて今に至っています。ただお父様も かなりお辛い状態のようでしたが、回数重ねることに 薬で 全身やられてしまってるという感覚が 強くなってきました。まだ あと二回あるかと思うと 正直こわいです。まわりは、みんなあと二回!あと二回!もう少し!って励ましてくれますが 私は そんな励ましも 心に響いてこないのです。私の両親が もし抗がん剤を 勧められたら きっと反対するだろうなって、、そして 私自身が また違う抗がん剤を勧められても もうしないだろうと思います 長々とすみません またコメント書きたいと思います!
(2013年09月06日 10時22分13秒)
チェリーさんコメントありがとうございます。
勇気のある書き込みに、敬意を表したいと感じました。 本当に、ありがとうございます。 私は医者でもありませんし、病気にも詳しくないのですが、 父の最期を共に生きた者として、確実に言える事は、 『後悔のない生き方を、是非、ご自分で選んで欲しい。』 チェリーさんに、心からそう感じます。 父も自分で抗がん剤治療を行う事を決心したので、 副作用で苦しんだ事も納得していましたし、 抗がん剤治療を止める!というのも、父自身の決意でした。 私は父のサポートを必死でさせてもらっただけでした。 つまり、自分の心の声に従う勇気を贈らせて下さいませm(__)m 頑張って~チェリーさん(^o^)/ いつでもコメントお待ちしております。 新之助より愛を込めて♪ (2013年09月06日 14時25分14秒) |
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