イライラの解消法、それは・・・。
人間とは、本当に難しい生き物ですよね・・・父の介護を通して、そう感じました・・・当然自分も含めて・・・。やはり、親子とは言え、数十年ぶりに一緒に住むというのは、習慣が全く違っていますので、物凄く大変でした。特に親子だと、「甘え」がイライラの原因なのかもしれませんね。そして、「親なのだから当然」という心が原因なのかもしれません。もう死にそうな位に苦しい時には、その痛みを取り除くことだけに集中し何よりも優先させて必死に「生きよう」とするのですが・・・。少し痛みが無くなり、日常を取り戻してくると、先日までの「感謝」はどこへ消えたのか?という位に「不満」という怪物が首をもたげて来る・・・それは、もうビックリの連続です・・・。そんな摩訶不思議な生き物・・・自己中心的な生き方になってしまう、のど元を過ぎれば・・・それが人間というものなの?それが人間というものの本性なの? 例えば我が家では料理を美味しくいただく為に、食事中はTVを消していました。TVが付いていたら、会話も無くなりますしねぇ・・・。TVを付けていても、見たい番組が無いというのも大きな理由ですが(・o・)でも、両親はいつでも、例え見ていなくてもTVを一日中つけています(-_-)田舎の方には多いですよね・・・都会でも?多いのかなぁ・・・??兎に角、TVを付けていないと落ち着かないようなのです・・・。さらに年とってるので、大音量なのです・・・耳が壊れるよ~~~(T_T)言ってしまえば、そんな些細なことなのですがね・・・。そんなTVの音量がデカイ等という些細な事でも、チリも積もれば山となるで、イライラの山が、心の中で、巨大な山が出来あがって行きます・・・。あらゆる生活環境が違うのですから、同居は本当に大変ですよね。ましてや末期がん患者の父と、難病指定の母という両親ですから・・・。でも、私は自分の両親ですから、言いたい事も言えますし、TVうるさいよ!とか、何でもハッキリと言えますが、問題は妻です。妻は面と向かってきつく言える訳ではありませんし、気を使いますよね。妻にとっては、ある意味、赤の他人ですからね・・・。その赤の他人の食事、洗濯、掃除や下の世話まで頼んでいるのですから、妻がなるべくイライラしないように!快適に過ごせる様にと、それだけを心掛けておりました。 ある意味、末期がんの父は在宅医療チームさんにお任せすれば良い訳で母、青森からの病気の紹介状を引き継いで下さったお医者様の指示に従えば良いのですから、やはり、自分が気を使うべきは「妻」でした。妻が倒れたら、全ての介護がSTOPし成立しなくなってしまう訳ですから。よって、プロにお願い出来るサービスは、何でも受ける事にしました。これは、ケアマネージャーさんからも再三再四アドバイスを受けておりました。「家族の人が倒れたらおしまいだから、何なりと遠慮せずに相談してね!」「覚悟はしていると思うけど、やってみると大変な事も出て来るからね!」と。本当に岡部医院さんには、何から何まで痒いところまで掻いてもらいました^^。そんなアドバイスもあった事で、遠慮なくサービスを受ける様にしました。病状は刻々と変化して行きますので、頼むサービスも刻々と変わってきます。後日、ユックリと書いて行く予定ですが、例えば「お風呂サービス」とか「体を拭いてくれるヘルパーさん」とか、「ベッドレンタル」等々多岐に渡るサービスが電話一本で自宅まで来てくれるのです。金額も保険適用で驚くほど安いものでした。日本の国民皆保険制度は、本当に素晴らしい!世界に誇れるものです。そして、何と言っても、岡部医院さんの素晴らしいケアマネさんは、何でも出て来るドラえもんのポケットを持ってます(^o^)/これらのプロの方々のサービスをお願いする事により、妻の負担も減り、家族のイライラも、笑い中心の生活へと変化して行きました。プロの方のサービス内容の素晴らしさだけでなく、家に色々な方々が訪れてくれるという『愛』が詰まったサービスへの感謝の心が、家族全員に潤いを与えてくれておりました。やはり、人は『感謝』の心で、心が幸せで満たされるのですね・・・。次回は、父の介護を通して改めて感じた事を書きたいと思っております。それは、本人が『死ぬまでにしたい事』そして、家族が『死ぬまでにしてあげたい事』です! 人が生きる上で、最も大切な事に気付かせていただきました。いよいよ本題に突入予定です(^_-)つづく。▼続きのリクエストを♪ & 応援クリックをよろしくです♪ ▼ ▼ ▼人気ブログランキングへにほんブログ村