|
カテゴリ:情報感性
飯粮集というのは 天明3年(1783)
食べられる野草の話など悠長な老人の趣味の話・・・??
「飯粮集」 高橋敬一先生のページいいどごでねっす
飯粮集のページには 救荒植物の食べ方(あるいは食べられないもの) 例えば、食べるものが「コレとアレ」しかないときに、それらを代用しようと別の物を食べたとき? その意味で自戒も多いですね、ようするに 「食べなくても良いものまで食べていたために・・・」
すくなくとも「飢えをしのぐ智慧」を知って覚悟の糧となるか・・・ 以下のような内容です
うへをのそく方 王氏農書ニ出ツ 大豆六升、ゆりあらひ、三へんむしてかわをさり、麻のみ三升、水に一夜ひたし、三へんむして、あさのみのくちをひらくとき、かわをさるべし。二 いろ能つきてもちのことくにまるめ、こしきに入て初夜より夜はん迄むして、よるのと?のとき、こしきより取り出し、あすのひるさらし、かわかし、こにする なり。このこを、あくまて、しよくして、一さいのものをくろふべからず。はじめ、一と、あくほどしよくすれば、七日うへず、又七日過て、あくほとしよくす れば、四十九日うへす。又四十九日過てしよくすれば三百日うへず。三百日すきて、しよくすれば二千四百日うへず。いつまでも、かくのことくし、くちかわか は、つねにあさのみのゆをのむべし。若、つねのことくしよくせんとおもはば、あほひのみ三合をこにして、ゆにせんじ、さましてのむべし。みきの草、こかね のいろのこときたいへんくたるなり。其後は、常の食をすすみて、少もがいをなし、此方をもちゆれば、みつよくかほのいろよく、つかれをとろふ事もなきな り。 大豆六升、揺り洗い、三べん蒸して皮をとり,麻の実三升、水に一夜浸し、三べん蒸して、麻の実の口が開いたら皮を取る。 二いろよく搗いて餅のように丸め,こしきに入れて初夜から夜半まで蒸して,寅の刻(午前4時),こしきから取りだし, 翌日の昼にさらして乾かし,粉にする。この粉,飽きるまで食べて,一切のものを食べない。 初め,一度,飽きるほど食べれば,7日飢えない。また,7日過ぎて,飽きるほど食べれば49日飢えない。 また49日過ぎて食べると300日飢えない。 300日過ぎて食べれば2400日飢えない。 いつまでも,このようにすべし。 口が渇いたら,常に麻の実の湯を飲む。もし,常のように食べようと思うなら,アオイの実を 3合粉にして湯に煎じ,冷まして飲む。 右の草は,黄金の色のようで,大変下る。その後は,常の食がすすみ,少しも害がない, この方を用いれば,身体は強く,顔の色は良く,疲れることもない。
「かてもの」 「飯粮集」 他にも有用な先人の智慧が沢山ありそうです。
今必要なのは
改めて心の奥に語りかけ 祈っています。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.03.16 16:03:37
コメント(0) | コメントを書く
[情報感性] カテゴリの最新記事
|