ぎょうざ
今日は夫婦である講演会に出かけ、帰りが遅くなった。帰りの車中から家に電話をし、なにかおかずでも買って帰ろうか?と20歳になる1号に聞くと買って帰らなくてもいいよ、ぼくが餃子を作っておいたからと言うではないか。なんと?!1号くんは生まれながら普通の子よりも知能面でも精神面でも少し遅れのある子で子育てはたいへんだった。本当に口で簡単に言えるものではなかった。そんな子がやってくれるじゃん。早速、家に着くと1号特製の餃子を焼き家族で食べた。中身はニラと豚肉のミンチだけの味なし。形はとりあえず“ぎょうざ風”だった。今まで食べた餃子の中で一番美味しかったのは間違いなくこの日のもの。心もからだも美味しい餃子で満たされうれしさ一杯のぎょうざ記念日