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カテゴリ:Life in London
イギリスと聞いて、人からまず最初に必ず言われるワースト3はといえば、
1.天気が悪い 2.食事がまずい 3.人が冷たい の3点がありますが、これはどれも一概にそうとは言えないと私は思います。 というのは、私が今年の4月(まだ冬並みの気温の頃)に3泊4日の旅行で 訪れただけだからかもしれませんが、透き通るように青い空の天気の良い日もあったし、 グルメな彼が連れて行ってくれたレストランはどこもパーフェクトで、 量もけっこうあるのに全部たいらげてしまうほど美味しかったし、 心の優しいイギリス産まれのイギリス人も何人か知っているので、 上記の3点が必ずしも当てはまるとは言えないと感じました。 特に3番は、ニューヨークやロンドン、東京などの都会ではどこも同じで 人が冷たいと思われがちですが、私自身、東京に長く住んでいた時に、 心の優しい先輩や上司や友達にたくさん出会えたし、ニューヨーク産まれの ニューヨーク育ちで心優しい人も知っているし、人が冷たいと感じたことはなかったです。 多少はいたかもしれませんが、出会わない=気にしないことでもありますね。 田舎にだって数こそ少ないけれど粗悪な人はいるんだし、視野が狭いとか 保守的などの短所が備わっているので、海外と日本、都会と田舎、 両方の良い面だけを吸収していけたらいいなと思います。 海外では特に、こういった柔軟な考え方が出来ないと、まず生活はできないと感じます。 日本よりサービスが劣るとか、電化製品の質が悪いとか、生活水準がどうのこうのって、 たまに、ネガティブな面を見て否定的に捉える人がいますが、違って当たり前! 良い面・悪い面があるのは日本も同じ!日本だって客観視すればボロがいーっぱい!(爆) そもそも、パーフェクトな国なんてあり得ないと思うし、一度しかない人生を、 いつもネガティブに考えていたら、時間も体力ももったいない! と私は思うので、物事をなるべくポジティブに捉えるようにしています。 NZでも文句ばかり言う人を見て、何しに来たんだろう?と不思議になったものです。 もちろん、身の回りに何か悪いことが起こったら、厳粛に受け止める潔さも必要ですが… かくいう私も、実際に海外に出る前は、だいぶネガティブ人間でした(^-^;) しかし、いったん海外に出て(住んで)みると、これまで考えていた要素が全て嘘のように 取り払われて、いつの間にか自分も人々に混じって柔軟な考えに切り替わっていました。 「郷に入っては郷に従え」これが出来ないと、海外には住めないな~と感じます。 海外通は当然皆そうしていますが、日本の常識は”捨て去って”行かないと、 楽しめないままで終わってしまうかもしれないので、物事をおおらかに受け止める 柔軟さはいつでも持っていたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年12月27日 11時08分31秒
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