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カテゴリ:暮らし
この日記を読んでる人は、
ほとんど私のお友達だからもう知ってるとは思います。 もうすぐ私は離婚します。 原因は、主人の「病気」です。 母子家庭で育った私は、 それだけは避けたかった。 私はどんなに頑張っても主人にはかなわない。 だから、何も罪もない子供達に申し訳ないです。 主人も子供の事を考えるとかなり悩んだそうですが。 「病気」の原因は、転勤でのプレッシャー、 過度のストレスと慢性的な睡眠不足。 それでも、彼は原因は私にあると信じて疑いません。 先生は、この症状になる人は吐け口が自分より弱い立場、 特に奥さんに当たるケースがほとんどだと言います。 主人もそうでした。 1年も前の喧嘩の事やら次々に私のあらを探しては攻撃。 過去の事、自分の事、 訳の分からない事を言い、 何から何まで全てが原因だと。 ひどい時は自分の親にも原因があると言っていました。 それでも、自分は「病気じゃない自信がある」と強く言い、 病院を拒みました。 なんとか病院に連れて行き、診てもらうと、 「彼はとても真面目で努力家だが、 うまく自分をコントロールできない。 ストレスの発散ができてないのと、 質の良い睡眠がもうだいぶできてないようだね。 自分が楽になるのは離婚しかない、1人になりたいと 思い込んでいる。 なんとか元の職場に戻るまで持ちこたえて、 肩の力を抜いて、睡眠(時間ではなく質のよいもの)が きちんと取れれば、必ず治ります。 奥さん、家族が一番大変でしょうが、頑張って下さい」 と、言われました。 それからは毎日地獄のようでした。 私も子供達も主人の顔色を伺い、ビクビクして暮らす毎日。 でも、なんとか精神安定剤と睡眠薬を飲んでくれたので 少しは落ち着く事もありました。 お酒は絶対にダメだと言われていましたが、 仕事上、飲み会が多く、その度に体が疲れ荒れました。 私に当たって何か言った数日は少し落ち着くのです。 子供ももう、主人に寄り付かなくなっていたし、 主人の方も子供も避けていました。 札幌にいる間はどうにも治らない。 元の職場に戻っても1度は2度ドンとひどくなるけど、 その後は薄皮を剥くように少しずつ良くなる。 先生の言葉を信じて家族で帰ってきたのです。 しかし、私の方も札幌で体調を崩し、薬を飲む事に。 子供が心配で見てあげたい、 動かなければまた主人に言われる、 そう思っても体が言う事を聞きません。 そんな私を見てまた主人はイライラする。 子供達の様子も変りました。 長男は一生懸命お兄ちゃんを演じ、明るく振舞ってましたが、 学校では泣いていたと。 理由を聞いても「分からない」としか言わないと。 次男は、ぐすり、すぐ泣き、甘え、私の傍から離れません。 主人の従姉が「学校は楽しい?」と聞くと、 それまで楽しそうに遊んでいたのに急に黙り、 涙を浮かべていたと言うのです。 寝る時はなるべく子供達と一緒に布団に入るのですが、 2人ともべったりくっついて離れません。 不安なのでしょう。 長男は不器用だし、3年生だし、 次男のようには甘えられないのでしょう。 帰ってきても状況はますます悪くなるばかり。 そして、主人は薬を飲むのをやめ、 またお酒を飲みだし、とうとう誰の言う事も 聞かなくなってしまったのです。 子供達は何も聞いてきませんが、 長男はきっと気付いていると思います。 私が具合が悪く寝ていると、 2人で「お母さんを元気にしてあげる」と、 長男は絵本を読み、次男は学校でならってきた 歌を歌ってくれました。 弱い母親で申し訳ない、 この子達を守るのはもう私しかいないんだ、 今はまだ家にいられるから、 子供達との時間を大切にしようと 心から思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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