「時間存在」310
時間の陥穽310 佐藤勝彦は宇宙物理学上の「ゆらぎ」は、素粒子の生成と消滅が繰り返されることにより起きていて、物理的には消すことが出来得ない物理的に可能な限りエネルギーを抜いても状態、素粒子の生成と消滅が繰り返されることにより起きている振動は、消し去ることが物理的に無理だとします。然らずんば、過去に幾世代の宇宙があろうと語学上に定義される本来的な「無」はなく、宇宙は生成と消滅を「ゆらぎ」を通して循環することになります。「ゆらぎ」が何れ程の経緯を経るのかは想像に難くないとは云えませんが、其の経緯を突然パッと宇宙が生れた「トンネル効果」で突然パッと宇宙が生れたと考える物理学者がいます。タフツ大学の宇宙学研究所の所長を務めるソ連ウクライナのハルキウ出身で25にわたり現代宇宙論の分野で活動する理論物理学者アレキサンダー・ビレンキン(Alexander Vilenkin/1949年5月13日 - )であり150以上の多彩な論文を執筆している人物です。哲学・思想ランキング