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Tough Boy-World of cap_hiro

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2021年04月17日
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カテゴリ:絶対存在論
神の存否-27
 スピノザの「無限」の語彙の意味するところは、物質や精神のみならず人間の象徴を超えたものを意識しているようです。片やの量子宇宙論ですが、量子宇宙論は宇宙誕生直後の宇宙が極々小さかった時代をも扱う宇宙論のことであり、かって古代の印度大陸で発見された「0」より、ユークリッド幾何学で使用された「0」、ニュートン力学における「0」の定義をもってしては、もはや、21世紀の宇宙観測物理学で次々に発見され、発表される現象に立ち行かず、さしものアインシュタインの相対性理論でさえ、矛盾を孕むことになります。とは云え、片や対抗する量子論も相対性理論を超えたかと云えば、完璧性には程遠く新理論を待つことになります。取り分け宇宙の究極の起源や最終段階に来たすと想われる超ブラックホールの世界の物理科学理論の組み立てには連続性を抱え込んだ相対性理論、量子論にも「真説」と証されるものがなく、量子理論の「無限」の概念に、相対性理論を呑み込んだ量子宇宙論の誕生となりました。量子宇宙論の特筆すべきは、過去の思考の無限大や無限小の定義を覆したことにあります。世界には空間的無限小なる「0」は無く、無限大としての「∞」の連続性を否定しています。詰まりは、新たな時間と空間の問題を投げかけます。極小に素粒子はおろか単一因子「空間粒子」なるものを持ち込みます。空間粒子なるものは如何様の世界であれ全てを充たすものであり、無限解像度の有機液晶画面を呼び覚ませます。



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最終更新日  2021年04月17日 06時48分13秒
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2021年04月16日
カテゴリ:絶対存在論
神の存否-26
 スピノザのエチカの第一部「神の定義」の「第六 神とは、絶対に無限なる実有、言いかえればおのおのが永遠・無限の本質を表現する無限に多くの属性から成っている実体、と解する。
 説明 私は「自己の類において無限な」とは言わないで、「絶対に無限な」と言う。なぜなら、単に自己の類においてのみ無限なものについては、我々は無限に多くの属性を否定することができる〈(言いかえれば我々はそのものの本性に属さない無限に多くの属性を考えることができる)〉が、これに反して、絶対に無限なものの本質には、本質を表現し・なんの否定も含まないあらゆるものが属するからである。
 此の「第六:神とは、絶対に無限なる実有」に関して、先ずその「絶対に」の語彙を問えば、通説では、他に比較するものや対立するものがない意で用いられます。即ち、一にして他者がないことを強調する意味合いなのでしょう。スピノザの「無限なる実有」に冠して用いられれている「無限」の意を問えば、古代ギリシァ哲学では、アナクシマンドロス( Anaximandros/紀元前610年頃 - 紀元前546年)により万物の根源としての「無限者(ト・アペイロン)」が主張され、また他の哲学者たちによって一般に世界は無限に近いものであると考えられ、中世では、キリスト教神学において神は無限であるのに対し、宇宙は有限的な完結した世界であるとされていました。しかし時代を経て、中世末期から近世初めにかけて、ニコラウス・グザーヌス、ブルーノ等により再び世界は時間・空間的に無限であるとされています。カントでは、純粋理性の二律背反として世界が時空間的に無限であるか否かが問題とされましたが、ヘーゲルは、悪若しくは否定的)無限と真無限とが区別します。カントルやデデキントからは、集合論の立場から有限集合・無限集合・真無限・仮無限の問題が考察されました。東洋思想に於いても、中国やインドなどでは古くから有限・無限の思想がみられ、老荘思想の荘子では、我が生は有涯にして、知は無涯なりとも表現されています。スピノザの「無限」の語彙は物質や精神のみならず人間の認識や象徴を超えたものと意識しているようです。然し乍ら、後半の真の認識として「直覚知」を持ち出している部分は、日本の西田幾多郎にも影響を与えたところが鑑みられ、スピノザの「無限」は神の属性無しには考えられるものではないということを示します。では、世界の物理化学理論の最先端を行く量子宇宙論は「無限」を如何様に捉えているのでしょうか。


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最終更新日  2021年04月16日 06時10分04秒
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2021年04月15日
カテゴリ:絶対存在論
神の存否-25
 スピノザのエチカの第一部「神の定義」の「第五:様態とは、実体の変状、すなわち他のもののうちに在り且つ他のものによって考えられるもの、と解する。」としますが、此の「様態」なるものをスピノザは何の様にその語彙を捉えているのでしょう。通俗的には事物の在り方についての諸規定を意味する。然し乍ら、このような諸規定のうちでもその事物にとって不可欠な基本的性質(本質)が属性とよばれるのに対し、様態はその事物にとって付帯的、偶有的であるような諸性質、諸規定を意味するのが一般です。スピノザは、属性を人間に知らしめているいるのは実体の本質であり、唯一の実体である「神の属性は思惟と延長」であると解きますが、此の厳格な区分はスピノザ独自と言ってもよく、夫々の思想家により多少なりとも異なります。「属性と様態」は本質と偶有性とも言い換えても不都合はないように見えますが、実のところは、其の区分は其れ程には朗らかではありませえん。此等の言語の解釈、語彙・定義付けは古代ギリシァのアリストテレスにまで遡り、その解釈は中世、近世の哲学でもさまざまに議論されている問題です。例えば、デカルトでは精神と物体が実体とされ、思惟(しい)と延長がおのおのの属性と看做されるとともに、情意・判断・欲求が精神の様態として、将又、位置・形・運動が物体の様態として考えられています。スピノザでは神が唯一の実体であり、思惟と延長がその属性であり、それらの変容したもの、すなわち個々の人の心や個々の物体が様態とされていることに注意が肝要です。此れを、先端物理科学の量子重力理論に置き換えて思考すると、スピノザの神が唯一の実体とは、宇宙を基本構成する唯一単体の究極極小の情報因子である「空間粒子」の統合体とも解釈できます。「空間粒子」其のものに情報因子があり、其の変容が世界を構成していると解きます。世界は量子コンピューターのマトリックスに近似しているのかも知れません。



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最終更新日  2021年04月15日 06時10分05秒
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2021年04月14日
カテゴリ:絶対存在論
神の存否-24
 スピノザのエチカの第一部「神の定義」の「第四:属性とは、知性が実体についてその本質を構成していると知覚するもの、と解する。」としますが、此の属性とは、一般哲学的には存在者の本質的で恒常的な特性をいうとあります。アリストテレスは属性が実体と不可分であるとし、スコラ哲学では全知全能などが神の内的属性とされました。此等の語彙を継承してデカルトは実体内在性の点で属性を様態や性質と区別し、恒常変化せぬ神には属性しか考えられないとし、精神と物質の属性として思惟と延長をあげています。スピノザは、属性で人間に知らしめているいるのは実体の本質であり、唯一の実体である神の属性は思惟と延長であると解きます。即ち、人間の知性がそれそのもの自身のうちに在り且つそれ自身によって考えられるもの、言いかえればその概念を形成するものに他のものの概念を必要としない実体を知性がその本質を構成していると知覚するものだというのです。先端物理学から云えば「量子重力理論」の「空間粒子」に当て嵌めて考察すれば、宇宙は全てが単一の空間粒子に埋め尽くされているのであり、「類い」としての属性なるものはその属性であり、且つ、真実実相としての実体の表現であり、実体が持つ変態の様相に過ぎないことになります。



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最終更新日  2021年04月14日 06時10分04秒
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2021年04月13日
カテゴリ:絶対存在論
神の存否-23
 スピノザのエチカの第一部「神の定義」の「第三:実体とは、それ自身のうちに在りかつそれ自身によって考えられるもの、言いかえればその概念を形成するものに他のものの概念を必要としないもの、と解する。」は、一般的には哲学用語では実体( substance)は、古代ギリシアから使われている古典的な哲学用語として基本的には「真に実在するもの」を意味します。伝統的なヨーロッパの存在観においては、独立自存する「実体」なるものが先ずあって、実体どうしの間に、第二次的に関係が成立するものと考えられてきた。これに対して、関係こそが第一次的な存在であり、所謂通説の実体は「関係の結節」ともいうべきものにすぎないと考える立場が、仏教の大乗の縁起観などに古くから存在します。然しながら、実体そのものに対しては不可知論的立場から、実体としての物体そのもののうちに実在する第一性質である延長、形態、運動など(primary qualities)と、物体によって我々人間の心の内部に生ぜしめられる第二性質である色、音、味、香など(secondary qualities色)を区別するのに実体を用いたのに対し、特に、イギリス・スコットランド・エディンバラ出身の哲学者で経験論の立場を徹底するデイヴィッド・ヒューム(David Hume/1711年4月26日 - 1776年)などは、経験に与えられることのない実体の想定を否認し、従いて、実体を想定してのみ意味をもつ第一性質、第二性質の区別をも否定したと同様の立場から、実体とは、それ自身のうちに在りかつそれ自身によって考えられる、即ち、因果を超越したものと見做します。量子宇宙論では「空間粒子」なるものが、宇宙を究極に細分したものは只々一種類の宇宙を充たすもの、謂わば、情報シナプスから構成されていると捉えられ得るとします。さすれば、スピノザの言う実体は「真には神に在り、実在するものは空間粒子からなる情報因子」だとも憶えます。



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最終更新日  2021年04月13日 06時10分04秒
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2021年04月12日
カテゴリ:絶対存在論
神の存否-22
 スピノザのエチカの第一部「神の定義」の「第二:同じ本性の他のものによって限定されうるものは、自己の類において有限であると言われる。例えばある物体は、我々が常により大なる他の物体を考えるがゆえに、有限であると言われる。同様にある思想は他の思想によって限定される。これに反して物体が思想によって限定されたり思想が物体によって限定されたりすることはない。」とは何を意味するのでしょう。「同じ本性の他のものによって限定されうるものは、自己の類において有限であると言われる。」を「量子重力理論」の「空間粒子」に当て嵌めて考察すれば、宇宙は全てが単一の空間粒子に埋め尽くされているのであり、「類い」なるものは、真実実相の表現であり、実体が持つ変態の様相に過ぎないことになります。「同様にある思想は他の思想によって限定される。」との著述は、「空間粒子」を全ての情報が其処から導き出される情報因子として捉えれば、其処から導き出される情報は、「空間粒子」の持つ根源的情報の粋を脱することは不可能であり、全ては宇宙を統べる情報因子であるデジタルな「空間粒子」の可能性にかかります。此のことから、現代IT科学の最先端を走る量子コンピューターは、次なる人類の進化を担っているかも知れません。



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最終更新日  2021年04月12日 06時03分06秒
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2021年04月11日
カテゴリ:絶対存在論
神の存否-21
 スピノザのエチカの第一部「神の定義」の「第一:自己原因とは、その本質が存在を含むもの、あるいはその本性が存在するとしか考えられえないもの、と解する。」を読み解けば、自己原因とは生じるものでもなければ滅するものでもない「恒常有」を意味し、其の本質としての存在には永遠が基本的に備わります。此れを量子宇宙論の超超ミクロの世界単位「空間そのものが量子(空間粒子)」であるとするのを組み込めば、世界は唯一つのものから成り立ち、其処から生まれ生成されていると思われるものは「空間そのものが量子」の見せる技であり、「空間そのものが量子」なるものは、永遠が基本的に備わる神の情報であり、神の身体を具現した形態だとも云えましょう。其れ故、空間粒子の最小単位は可能ならば更なる空間なるものの縮小を引き起こすかも知れないにしても無くなる筈はなく、世界を飲み込む超ブラックホールの最終章は「ゼロ」更には「虚」にはなり得ません。スピノザの第一定義する自己原因は生まれること無く滅することのない「恒常有」だからです。宇宙の最終章は「量子重力理論」を鑑みれば、宇宙を充たすものに「無としての零」は無いことからして、神なる宇宙は必ず再起動します。ところが豈図らんや、物理科学全般には物の消滅と生成を説くのが全般です。然し乍ら、量子理論を鑑みれば世界が情報因子としての「空間粒子」なるものを一にして成り立たせているのならば、一見しては、宇宙の其の果ての終末と再起動は、人間の眠りなるものを表象させるかも知れません。私的には此れを「神の呼吸」と表現します。



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最終更新日  2021年04月11日 06時10分04秒
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2021年04月10日
カテゴリ:絶対存在論
神の存否-20
 先ず最初に「量子重力理論」を、スピノザに当て嵌めて検討するには、スピノザの神の定義が如何なるものかを見なければなりません。スピノザの神についての定義は八つに分かたれて挙げられています。
 一 自己原因とは、その本質が存在を含むもの、あるいはその本性が存在するとしか考えられえないもの、と解する。
 二 同じ本性の他のものによって限定されうるものは自己の類において有限であると言われる。例えばある物体は、我々が常により大なる他の物体を考えるがゆえに、有限であると言われる。同様にある思想は他の思想によって限定される。これに反して物体が思想によって限定されたり思想が物体によって限定されたりすることはない。
 三 実体とは、それ自身のうちに在りかつそれ自身によって考えられるもの、言いかえればその概念を形成するものに他のものの概念を必要としないもの、と解する。
 四 属性とは、知性が実体についてその本質を構成していると知覚するもの、と解する。
 五 様態とは、実体の変状、すなわち他のもののうちに在りかつ他のものによって考えられるもの、と解する。
 六 神とは、絶対に無限なる実有、言いかえればおのおのが永遠・無限の本質を表現する無限に多くの属性から成っている実体、と解する。
 説明 私は「自己の類において無限な」とは言わないで、「絶対に無限な」と言う。なぜなら、単に自己の類においてのみ無限なものについては、我々は無限に多くの属性を否定することができる〈(言いかえれば我々はそのものの本性に属さない無限に多くの属性を考えることができる)〉が、これに反して、絶対に無限なものの本質には、本質を表現し・なんの否定も含まないあらゆるものが属するからである。
 七 自己の本性の必然性のみによって存在し・自己自身のみによって行動に決定されるものは自由であると言われる。これに反してある一定の様式において存在し・作用するように他から決定されるものは必然的である、あるいはむしろ強制されると言われる。
 八 永遠性とは、存在が永遠なるものの定義のみから必然的に出てくると考えられる限り、存在そのもののことと解する。
 説明 なぜなら、このような存在は、ものの本質と同様に永遠の真理と考えられ、そしてそのゆえに持続や時間によっては説明されないからである、たとえその持続を始めも終わりもないものと考えようとも、とあります。


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最終更新日  2021年04月11日 12時00分04秒
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2021年04月08日
カテゴリ:絶対存在論
神の存否-19
 量子重力理論や超弦理論の登場からやや時間を経て、かっての私の頭脳を悩ませた愛読書であるスピノザ著「エチカ」が思考に再浮上します。特に量子重力理論によれば、宇宙をマクロからミクロの世界に突き詰めていけば、最後は空間構造の極小そのものが重力場となる。言い換えれば、空間構造そのものが一種の力場「重力場」に充たされているということ、宇宙には「何も無い空間」なるものは存在しないこと。此れが、根本的に「神の存在」を予感させます。即ち、あなたを形作る身体には、「何も無い空間」なるものは存在しないから、其れ自身の形態が保たれているわけです。此のことから、量子重力理論をスピノザ著「エチカ」の第一部「神の定義」に当てはめて考察すれば、スピノザの云う神存在の正否が見えてくるかも知れないと思い付き、スピノザ著「エチカ」の第一部「神の定義」に「量子重力理論」を当て嵌めて、宇宙をマクロからミクロの世界に突き詰めていけば、最後は空間構造の極小そのものが重力場となる、そのものの質、「宇宙」や「神」其のものの真相及び真否、乃至は、存否が伺えないものかと期待して、スピノザ著「エチカ」の第一部「神の定義」を量子重力理論に検めて読み込んでいきます。



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最終更新日  2021年04月08日 06時10分04秒
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2021年04月07日
カテゴリ:絶対存在論
神の存否-18
 量子重力理論や超弦理論の宇宙構成の在り方は我々ニュートン力学に馴染んだものには異質に映ります、然し乍ら、最新の宇宙科学理論は物理科学技術を駆使して人間の眼には隠された世界の謎を解き明かそうとしています。先ずは、ニュートン力学が示す一次元・二次元・三次元の世界、更には我々人間が属し体験していると認識する四次元空間は地球の下等生物の次元感覚よりは人間の次元認識は高等とするものの其の実態は、人間身体及び感覚器官は宇宙構成から見れば未発達としか想えません。特に、量子重力理論の「空間そのものが量子(粒子)」であるとの考察は宇宙空間そのものが量子に充たされていること、最小単位は唯一絶対の量子、無限に刻めれどゼロにはならない、強いて名付ければ超極限小の「空間粒子」なるものに宇宙は充たされていることになります。逆説的に云えば、粒子に満たされない真の空間、将に何も無い「虚空」ともいえるものは無い、即ち、今まで我々が思考していた、何も無い「真空」は人間の創造した「虚空」に過ぎないと云うことです。「空間・重力・時間」は一体である」との説明はよく見聞きしますが、空間と重力は認識可能にしても、変化を前提にする時間は理性を勝ち得た人間特有の概念を表象するものであり、世界の側には「空間・重力・時間」の区別は存在しないのかも知れません。端的に云えば宇宙は何が知らの情報の生成した結実なのかも知れないと思わせます。世界は量子情報を齎す単一の空間粒子の海に充たされ、我々は其の情報を実体として受け取っているのかも知れません。



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最終更新日  2021年04月07日 06時10分05秒
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