30405911 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2016年01月11日
XML
カテゴリ:夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/第一原因(三百二十九)
 一般に人間は第一原因を「神」と捉え認識する場合、第一原因が自由意志を持っていると考えます。即ち、第一原因以外の存在すべてを、第一原因が「神的存在」が持っている自由意志にしたがって創造したものと考察します。此の前提に立ち位置を持つと、第一原因以外にも自由意志を持っている存在があることを安易に容認してしまいます。其の根拠は、第一原因以外のすべての存在が、第一原因が持っている目的のための手段として汎ゆるものを創造したとすることから起因します。此の立ち場の思考は、「あらゆる事象の生起は、 それに先立つ時点においてあらかじめ決定されている」 という命題の「決定論」(determinism)を否定し、事象の生起が自由意志を持つ存在によって 左右される場合を想定しています。其れ故に、人間存在を含めて宇宙における事象の生起が、必ずしも其れに先立つ時点で予め決定されているわけではないこととになり、第一原因である「神」が宇宙の事象に介入すること、神の目的を宇宙が達成する上で障害となる事象が「発生」した場合、 第一原因たる神は、その障害を修復するために宇宙の事象に介入し、宇宙の目的にとって障害となる事象の「発生が予測」される場合においても、 第一原因たる神が、 その障害を未然に防ぐために宇宙の事象に介入します。人間は神が意志様態の延長たる人間意識の深層にある理性の基底に眠る霊魂との繋がりを求める思考として、「神の擬人化」が発生し「初めに言葉ありき」の「旧約」を受け入れます。然し乍ら、「神の言語」とは外感覚的聴覚器官では捉えきれない霊魂への語りかけであり、其れを聴き理解する人間がいたとしても、凡そ他の人間には発声として聞き、或いは解する言語ではないでしょう。此処に宗教上の神の言語を解する「通詞」である「預言者」が出現することは衆知の事実です。但し、それら全てを擬物と決めつけるのは問題が有ります。外感覚的器官が捕らえたものだけを現実的環境世界とする物質主義者は、科学理論では認められた「無」の「存在」することも否定する傾向があるからです。「絶対存在としての世界の有」にしても「神の創造の世界」にしても、「無」の創造も其の範疇、「理法」の中に根拠は人間が「深層の霊魂及び科学理論」の合一を成したときには「真相」が顕われるでしょう。
cap-hiroのプロフィール
determinism1

哲学・思想 ブログランキングへ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2016年01月11日 09時45分18秒
コメント(0) | コメントを書く


PR

プロフィール

cap-hiro

cap-hiro

サイド自由欄

カテゴリ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

バックナンバー

楽天カード

フリーページ


© Rakuten Group, Inc.