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Tough Boy-World of cap_hiro

2017年06月15日
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カテゴリ:夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/スピノザ29
 スピノザの世界観を見極めるには、ルネサンス時代の新プラトン主義の影響のもとで説かれたイタリア・ルネサンス期の哲学者パドバのアリストテレス主義の代表者ポンポナッツィ(Pomponazzi/1462-1525)、主著「霊魂の不滅について」によって正教会から批判され激しい論争を起こした、人間の霊魂を、存在や思惟(しい)のために物質を必要としない不滅で永遠な純粋知性と、物質を必要としその内に浸って生きる動物との中間に位置づけ、この中間的な知性たる霊魂こそ人間に固有なもので、精神の純粋さと物質の複雑さを兼ね備えた人間の本性を表現しているとみなす。人間は普遍的なものを考えうるという点で、「ある意味で」不死ではあるが、肉体なしに思考することができず、内的に肉体に結び付いているために、「端的に」可死的であるとする。また霊魂を可死とする立場から、死後の賞罰のためよりも、徳のために徳を求めることにより大きな功績を認めます。然し乍ら、不死を完全に否定したわけでもなく、信仰の問題に委ねたポンポナッツィ。更にはブルーノの汎神論がスピノザの世界観を理解する上で参考になります。何故なら、汎神論の最も完全な体系的表現は、スピノザしての哲学であると云われるからです。然し乍ら、汎神論とは世界自然其のものが、絶対存在であり、絶対意思及び絶対意識を持つものとされ、世界を超越した神の存在(神格)を認めないことからスピノザは極悪の無神論者として危険人物の烙印が押されます。スピノザの汎神論は新プラトン主義的な一元論でもあり、後世の無神論や唯物論に強い影響を与えたことを見る通り、無神論の思想的準備の役割を果たしたことは見逃せません。生前のスピノザ自身が神の定義を確立することに尽力したにも関わらず、無神論者のレッテルを貼られ異端視され、批判を浴びていることは、後世の唯物主義である弁証法的唯物主義の典型である唯物史観の影響は見逃せません。スピノザの世界観は神秘主義・汎神論・唯物論に巧みに取り込まれる程の思考倫理の巧みさがあり、著書「エチカ」に於ける論理の進め方は我々「霊魂」を「真」とする者には引き込まれる吸塵力をがあり魅惑的です。
Pomponazzi1

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最終更新日  2017年06月15日 06時28分24秒
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