Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

2018/04/23(月)06:56

「霊魂論」神秘学34

「霊魂論」神秘学34  シュタイナーは言う、十分に充足した精神環境、精神の深奥、即ち、受肉者と共用する達するまでの霊魂の内奥での「思考・感情・意志」の働きのバランスが霊界に参入する際に出来得る限り自己の霊魂共有者とのバランスは勿論のこと、自らの心の声に耳を傾けて、「思考・感情・意志」の働きをバランスよく発達させていなければならない。然らずんば、霊界の門口には焼却の試練が待ち構えます。極めて稀な意図して霊界に生前参入する人物は別として、通常の現実生活一般を送る人間が自然な「結合」が、如何程、外れることになるのかは確かです。肉体の崩壊は、いやがおうにも、肉体の崩壊の後の一時期、天秤に掛けられるのはのは、精神に理性を持つ人間の特有の特性であり天賦のものなのです。とはいえ、何れにしても霊界に参入するときには「思考・感情・意志」の働きをバランスよく発達させていなければならないという条件は些(いささ)か現実生活で明日の未来を踏まえて努力してきた人間にも条件は厳しいと言わざるを得ません。稀に、たとえ劫火で滅却されようと恐れをなさない人物を知りますが、彼は恐れを通り越して諦観に覆われているからに過ぎません。死を恐れるのは、ゴキブリの反射行動を紐解けば生命系に共通する本能です。ここに、人間理性の基(もとい)である霊性が浮上します。 哲学・思想 ブログランキングへ

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