Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

2018/04/24(火)08:14

「霊魂論」神秘学35

「霊魂論」神秘学35  人間が霊界に参入するのは、何も死後だけのことではない。霊界を「ヘブン(heaven)」や「浄土或いは仏土}とした宗教哲学には、生前において既に霊界に参入と云うよりは霊界其のものの干渉から誕生した人間や霊魂の内奥での「思考・感情・意志」の働きのバランスを究めて霊界其のものを自らの深奥の精神に取り込み覚醒した人物が史上に存在したことは事実である可能性もかなり高いものと想われます。現実的に霊界や天国及び浄土を全く存在否定する者も、信教上には歴史を造る程の力を得ていた人物を部分否定することはありえても、其の現出の存在そのものを否定することは出来得ません。神の支配が完全に行われるところとしての「ヘブン」は人間の心のなかにも既に天国が存在するとする考え方もあり、ナザレのイエスの宣教した天国とは聖書から読み取れば、神の国の福音を解釈すれば、其の実現は既にに現在のうちにあるとするものと解釈する論と、終末的末来にあるとするもの説く論がありますが、何れにしても基礎をなす理念は「生命への畏敬」を基底にしたものであることに注意が肝要です。 哲学・思想 ブログランキングへ

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