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Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2019年01月29日
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カテゴリ:夢有無有
「霊魂論」エチカ詳解96
 其れまでの宗教改革や宗教戦争が影響した「神」の定義や語彙の捉え方の変遷の第二は、宗教改革や宗教戦争が影響した相対的認識論における神の捉え方です。人間意識が環境を問わず或る種の絶対的権威を誰彼に教わらず認識するかの問題です。取り分けニーチェは人間意識が捉えない「神」は事実上存在せず、人間精神が創出したものになります。相対論の立ち位置に立てば人間が「神」を認識しないならば「神存在」は無く、「神」は「人間存在」を認識の共通基盤を持つことにより基盤が成り立ち、虚無主義の扉が開けて待ち受けます。カトリシズム(Catholicism)によれば、人類の前で崩壊すること相見(あいまみ)えます。但し、それは表面的体裁としてであって。日常的経験・科学的探求・,神秘的観想・神的啓示等々。いかなる経路方法を通じて到達されたものであろうと、およそすべての真理にたいしてみずからを根元的に開こうとする態度を核心とするところの思想であり、一言で表すとすれば「超越の思想」です。「神の死」を自明の前提とする「内在主義」唯物論・観念論・進化論・自然主義の諸形態までをも含めてて「超越の思想」が人間を最高の存在へたかめるのにたいして,カトリシズムは人間が「創られしもの」「神の型取り」であることの自覚から出発し,そこに人間の卑小と偉大,悲惨と栄光を読みとる。万物は神を離れては虚無であるが,全宇宙のなかで人間だけがそのことを自覚する能力をもち,この能力が人間を超越者たる神との合一にいたるまでや止むことのない求へと駆り立てるとします。何故に、スピノザがカトリシズムから危険視されたかは、他の無神論は無視すれば済むものの、スピノザの思考はカトリシズムの「神存在」其のものを脅かすと教会識者が捉えたのです。



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最終更新日  2019年01月29日 06時12分56秒
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