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Tough Boy-World of cap_hiro

2021年03月20日
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カテゴリ:絶対存在論
神の存否-3
 世界大百科事典第2版の「絶対者(the Absolute)」の解説にはシェリングとヘーゲルを登場させています。フリードリヒ・ヴィルヘルム・ヨーゼフ・フォン・シェリング(Friedrich Wilhelm Joseph von Schelling/1775年1月27日 - 1854年8月20日)は、ドイツの哲学者であり、フィヒテやヘーゲルなどとともにドイツ観念論を代表する哲学者のひとりですが、彼は神の存在様態について、神は人間の存在根拠に他ならない。神のうちには、神の部分であって神そのものではない「神のうちの自然」があり、神自身と対立している。自らを隠し閉ざそうとする神のうちの自然は、自らを現そうとする神自身にとっての「根底」(Grund) であって、生まれ出ようとする憧憬と隠れようとする力との二つの方向性が神のうちに相争う。神は、自身のうちなるこの対立を自ら克服し、愛をもってこれを覆う。かくして神とその被造物は顕れ出る。そして被造物の頂点である人間のなかに、この目もくらむ対立は自由の可能性として再び現れてくるのである。ここでシェリングは、彼がそれまで積極的に肯定してこなかった神の人格性を強く主張しているます。また、いまやシェリングにとって、必然性と自由の対立は、同一期においてそうであったように、たんに絶対者において、したがって本質においては無差別である観念的対立とはいわれていない。実在するもののうちにたしかに対立はあって、その対立を可能にする場とそのありよう、さらにはそのような対立を超えるものの可能性が、いまや問題とされてくるのであるとします。絶対存在に人格を超えた神格性を与えたところが特徴です。



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最終更新日  2021年03月23日 12時34分35秒
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