Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

2022/11/29(火)06:10

ルドルフ・ジョセフ・ローレンツ・シュタイナー

霊魂論(575)

「神秘学概論」概説 6 人間の本質1~10  2:エーテル体-1 エーテル体の特徴  物質的な肉体は通常の五感で認識できますが、物質体以外のものは目には見えません。人間には目には見えないものが内在しているとシュタイナーは言います。人間の鉱物的なものを生命あるものに維持しているものがあります。抑々(そもそも)が、この力がなければ私たちは死んでしまいます。石は生命は感じられません。エーテル体は生命のないものに命を与えます。それで生命体とも呼ばれます。もしエーテル体がなければ物質体は壊れていきます。エーテル体が離れると物質体の形が変わっていくということを実感します。  エーテル体の特徴としては①形成する力 ②新しい力というのは記憶です。 ③エーテル体は習慣との関係 ④エーテル体は気質との関係 ④ エーテル体は気質との関係があります。 ① 形成する力  エーテル体の特徴としてエーテル体とは形成する力だとシュタイナーは説きます。エーテル体が形姿を維持し、生命を維持するようなエネルギー(エネルギー保存則は熱力学第一法則の力)なのです。シュタイナーはエーテル体を表現するのに建築家(*魂の建築家 Antonio Gaudi/アントニ・ガウディー)といいました。家を建てるときには設計士がいます。設計士はどんな外観にしようかと考える人物像です。エーテル体はその外観にしようというイメージ(*各種の表像)をもって肉体を作り上げていくのです。エーテル体は物質体に浸透しています。心臓から手足、手足から心臓へというエネルギーの流れがあるのです。東洋でいう「気」のようなものだといえます。人間の体の中を流れているエネルギーです。それはただ動いているだけではなく肉体を常に変化・変様させるものです。今の科学でも「体の中に7年前に存在していたものはもう存在しない。7年のサイクルで変わっていく。」と云われる通りです。幼年期の子供のエーテル体はとても活動的です。特に5歳から7歳ごろに重要な変化があります。歯が抜け変わります。これは、父母から遺伝された肉体から自分自身の肉体に作り変える最初の出来事です。歯の生え変わりは、今まで肉体を作ることに懸命だったエーテル体が新しいことを行う準備ができたことを知らせてくれているのです。 哲学・思想ランキング

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