|
カテゴリ:カテゴリ未分類
先日いただいたコメントの返信で洗茶(シーチャ)の役割は
今はないと書いてしまった後で、何となく気になって 調べてみました。ネットでも本でも意見はいろいろ分かれて 言われもいろいろがあるみたいですねー。 要約すると主に2つに分かれました。 ・茶葉を洗う 不衛生な製造過程、保管などでついたホコリを落とす 発酵させたお茶の雑菌を落とす ・美味しさを引き出す 眠っている茶葉を起こす (二煎目?が出やすくなる) 熱いお湯をサッとかけて苦味、雑味を落とす 後発酵度をさせる黒茶(プーアール茶)などでは、 両方の意味で、洗茶を勧めることが多いようです。 中国茶も発酵をさせない、白茶、緑茶は洗茶の意味が 今は無いと言うことのようです。 あんまり深く考えず、作法や、手順も楽しむことの 一部ととらえると、洗茶はやっても良いし、 いくら手早くしたとしても、美味しさが流れて しまうと思うのでしないというのも自由かなと思いました。 (日本茶(煎茶)の場合、一煎目には普通に入れると、 70%の旨み成分が含まれています。by教科書) 実はウチでも、毎年春と秋に1,2回、手揉みの釜煎り茶を 作っています。藤かおりで作ると、良い香りが立ち一煎目を 捨てるなんてもったいと思ってしまいます。 この話を父に聞いたら、お茶仲間と香港で、初めて中国茶を 入れるのをみたとき、捨てたのを見て一斉に「あー」っと 言ってしまったそうです。笑 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/06/10 11:18:55 PM
コメント(0) | コメントを書く |