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笑門来福

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cappucci1873

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2005/07/21
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カテゴリ:カテゴリ未分類
■ お茶の栽培 ■

さて、今言ったゴールデンウィークと言えば...良く昔から聞く
お茶の日思い出しませんか?

-ちょっと待つor前の人に聞く-

そうですね。八十八夜です。立春から数えて八十八夜、今年は5月2日でした。
八十八夜は節分や土用などのなかまで、季節の変化の目安として昔から言われる
日です。

予備:雑節のひとつ、二十四節気以外の季節変化の目安、節分・入梅・半夏生・
   二百十日・土用・彼岸


お茶は年に何回採れるか知っていますか?

-ちょっと待つor前の人に聞く-

お茶を摘むことを摘採とも言いますが、一般的に春から夏にかけて3回、一番茶、
2番茶、3番茶と3回が普通です。
あとは、秋から冬にかけて1回、冬秋番茶と言いますが採ることがあります。
春の一番茶で良いお茶を作る為に、3番茶、冬秋番茶を採らないとか、
最近はやりのカテキン成分を多く含むお茶を作るために、3番茶や冬秋番茶に力を
入れるなど、お茶農家ごとに作り方は変わってきます。

楽しみ方もそれぞれ違い、一般的に上等とされるのは、一番茶のミル芽を製茶した
お茶で、先程の八十八夜の頃のお茶です。
やっぱり、秋冬に養分を貯めて、その力を使って出る芽は力強くおいしいお茶が
出来ます。ゆっくりおいしいお茶を飲みたいときは一番茶がオススメです。

食事の時など、さっぱりしたお茶が飲みたいときは2,3番茶が良いと思います。

また、メチル化カテキンでアレルギーに効くと有名になった「べにふうき」は
冬秋番茶が一番成分が載ります。


お茶は日本全国で飲まれていますが、どんなところで育つかご存じですが?
元々、亜熱帯性の植物ですのであまり寒いところでは育ちません。
年の平均気温が15℃くらいで、雨量が1,300mm以上が目安になります。
日本でもあまり北に行くと育ちにくく、茨城-新潟を結んだ線の南が
目安になります。

お茶畑に扇風機のでっかいのがついているのよく見かけませんか?
新芽は霜で凍って、いきなり日が当たると焼けて真っ赤になってしまいます。
放射冷却で冷え込む日には、地上5~6m辺りに5,6℃気温の高い層が
出来るので、その暖かい風を当てて霜が降りるのを防ぎます。
その為の扇風機です。

予備:静岡だと春先に遅霜注意報とか聞きませんか?
   あれって、お茶の産地だからやるんだと思いますよ。

また、お茶ってどんな品種が栽培されているか知っていますか?

-ちょっと待つ-

一般的には、「やぶきた」と言う品種聞きませんか?
お茶を売っていると「やぶきただから良いお茶だね。」と言われるかたが
いますが、その通りで、日本人の味覚にあった旨みが多く含まれています。
また、気候が日本にあっている為、収穫が安定して多いのも特徴です。
今では、日本の全作付け面積の約80%がやぶきたです。

予備:杉山彦三郎さんが

参考資料※ やぶきた   76.7%
ゆたかみどり 4.4%
さやまかおり 1.8%
かなやみどり 1.6%
おくみどり  1.5%
あさつゆ   0.9%
さえみどり  0.5%
おおいわせ  0.4%

品種によっても育つ条件が違います。寒いところで有れば遅く芽が出て
霜をよける事が出来る品種が良いだろうし、逆に暖かければ、早く収穫
出来る品種を選んだりします。一軒の農家でも、全部いっぺんに収穫期に
なってしまったのでは、良いお茶が採れるのが2,3日になってしまい
製茶出来ないので、品種を変えて対応したりします。

予備:同じ品種は全て挿し木で、今風に言えば同じ遺伝子のクローンです。
   これにより安定した性質を受け継ぎます。
   新品種は雄しべと雌しべで交配させて出来た実を植えて作ります。
   実生と言います。これの中から選抜し、良い性質を持ったものを
   品種登録し、育成、挿し木で増やしていきます。


実際のお茶畑の写真をいくつか持ってきました。

これはうちの育てるパターンなのですが、
挿し木をして1,2年苗を使います。これを畑に植え、3,4年で
幼木園になります。ボサボサの木で伸ばして2,3年おき、その後、
かまぼこ型の畝に仕上げます。少なくとも普通の茶園になるまで
5,6年かかり、もし、交配からはじめると10年という時間は
すぐにたってしまいます。
お茶の畝が出来てから約25~30年で勢いが落ち始めるので、
この頃に植え替えを行います。





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Last updated  2005/07/21 11:43:45 PM
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