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美生活を提案するオードリーのブログ

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2006.12.09
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カテゴリ:カテゴリ未分類
皆さま、こんにちは!オードリーです♪

またまた、ご無沙汰してしまいました。

このところ、終日外出することが多くて「あんまり無理しないでおこう」

と思っているうちに日にちがたち、「今日こそは!」と思っていた矢先、

今度は体調を崩してしまいました(泣)。

体力を過信しないで、身体をいたわることが大事ですね。

年末の忙しい時期、皆さんも、お身体を大事にされてくださいね。



さて。久々のブログのお話は、先日観てきたミュージカルについてです。

音楽といえば、小さい頃からもっぱらクラシック派だった私。

小学生の頃に、クラスメイトに「オペラが大好き!」って言ったら

奇異の目で見られた経験も(苦笑)。。。

そんな私にとって、最も縁遠いジャンルの音楽のひとつだったのが、ロック。

もっと若い頃は「ヘンな衣装を着てステージの上でシャウトしてるだけ」って

かな~り、偏見の目で見ていました。



ですが、いつの頃からか、ロックには、うるさい、派手といった「殻」

の奥に、とても繊細でこわれてしまいそうな感受性が潜んでいることに

気づくようになりました。そうかといって、ロック好きになるには

いたらなかったのですが(笑)。。。



そんな私が先日訪れたのは、なんと。ロックミュージカル「We Will Rock You!」.

ものすごく話題になっていることは、知っていましたが、どんな内容なのかも

よく知らず、ご招待いただいたのがご縁で、足を運んでみたのでした。

感想は。。。

圧巻!!!!

伝説的なロックグループ、Queenの楽曲を、ひとつのストーリー仕立てにして

随所にちりばめた、ロック、またロックのオンパレード。最初、大音響で

会場がゆれるかと思ったときにはどうしようかと思いましたが(笑)

次第に、その曲の中にこめられた思いに引き寄せられて。。。

感動につぐ感動でした。



行き場を失ったように感じて悶々とする若者たち。

それでも、人生を輝かせたくて、必死で壁に立ち向かう若者たち。

心の中にあるやさしい思い、愛、夢の数々。それを素直に表現

できなくて、でも何かのカタチで表現せずにはいられない若者たち。

そんな彼らの思いが、ある時は激しく、あるときはせつない音楽に

乗って押し寄せてきて、不覚にも、涙が出てしまいました。。。

ロックって、うるさいだけじゃない。ヘンな格好をして暴れている(?)

だけじゃない。改めて、そう思えました。

いえ、むしろ、ロックにしかない、ロックにしか表現できない

悲しみや、純粋な思いがあるのだと、理屈でなく、身体で感じました。



そして、思ったのです。

人は、繊細であればあるほど、やさしければやさしいほど、

傷つきやすいのだと。一見、コワい人やふてくされている人は、

ホンネはとても繊細で、愛に飢えているのかもしれない、と。。。

何かのきっかけで傷ついた心を守るために、一段、また一段と、

殻をまとって、本当の自分を隠すしかなかった人たちが、この世には

たくさんいる。その殻の奥には、やさしさと、愛が潜んでいることを

いつも心のどこかで覚えておこう。改めて、そう思いました。



厚く、堅い殻をまとっている人に出会ったとき。

自分に、ちょっとだけ心のゆとりがあるならば、まずは、自分から

心を開いてみよう。笑顔のひとつでも、さりげない言葉のひとつでもいい。

相手がそれを受け取るか、受け取らないかは、相手にまかせて。

自分が、できることをちょっとだけしてみることで、心の中に

ある、繊細さや美しさを思い出してもらうきっかけになれば、

本当に嬉しいことですね。

そんなことを感じさせてくれた、ミュージカルでした。

「We Will Rock You!」、オススメです♪








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Last updated  2006.12.09 16:39:35
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