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車で15分位のところに「安達が原」が有ります。
1200年位前に鬼婆が住んでいたと言う所です。 鬼婆のお墓と言われる「黒塚」、住んでいたと言われる「岩屋」、鬼婆を退治した僧・祐慶が開いたとされる「観世寺」が有ります。 その前に「もんぜん食堂」が有ります。古い汚い食堂です。 土臭い素朴な味の「うどん」が懐かしい趣があり時々食べに行っていました。 何時もは「安達が原の鬼婆」伝説の地なんだと深く考える事も無く「岩屋」「黒塚」を眺めてうどんに舌鼓を打っていました。 最近、親殺し、子殺しのニュースを聞くたびに「安達が原の鬼婆」の話が頭をよぎるようになりました。 京で待つ姫の難病を治す為に、旅の妊婦を襲い、腹を出刃包丁で切り開き念願の赤子の生き肝を手に入れたが、なんと息絶えた妊婦が我が子と解り発狂して鬼婆となってしまう。 能や歌舞伎で何百年も演じられていると言う事は、日本社会では『子殺し』がいかに異常なことであるかを物語っております。 親殺し、子殺しのニュースが流れる異常な社会はお断りです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.01.11 23:56:03
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